1978年生まれのphaさんの
最新の著作に共感ができる。
著者は大学卒業後、仕事を数年で辞め、
定職に就かず、家族を持たず、
シェアハウスの運営などをして
自由を謳歌してきた。
今、40代半ばを過ぎて、
やたら疲れてしまったらしい。。。
・若い頃とのイチバンの違いは
”年下の人間が世界に増えたこと”
いままでのように振る舞うことが
できにくくなった。
・「もうだめだ」は若いことから口癖だった
けど、40代からは「だめ」がだんだん
洒落にならなくなってきた。
・自分と現実の間には見えない薄皮が
1枚挟まっていて、すべてが
フィクションのように思えていた。
世界全体を外側から眺めるような
ところが自分にあって、
死が近づいたら、人生って嘘みたい
だよなぁという感じで
意識がだんだんぼんやりして
なんとなく死ぬかもしれない。
と思っていた。
・読書📖/散歩🚶♀️/旅行✈️は
創作活動に役に立つと思っていたが
クリエイティビティが去ってしまうと
残ったのは単なる”孤独”だった。
・一人でいる時間がやたらと寂しくてたまらない。
共感できる部分がたくさんある本だ。🤔
NHKで先日放送された”中年の心の危機”
40ー50代では、
体力の低下や更年期などの身体的変化に、
キャリアや子育てが一段落するなどの
社会的変化が重なることで陥るのが
”ミッドライフクライシス”という。
就職氷河期で非正規雇用など
社会要因もあるらしい。
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・自分がいままで何もなしとげていない。
・今までしてきたことがすべて失敗で、
自分を責める毎日
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共感して、話ができるヒトが周りに
いることが大切だ。
phaさんの著作は悩ましい中年の
気持ちを言語化してくれたと、
いま話題になっている。