先日、香港・マカオ・そして深圳に
単身旅行してきた。
なぜ中国への旅行を選んだのか?
[歴史]
香港は、かつて世界で最も自由な市場だった。
限られた土地の特性だが、人口は密集し、
中国本土との窓口を一手に担い、
資本は世界中から流れ込んだ。
1997年中国に返還されてからも
金融都市としての位置づけはアジアNo1だ。
一方、深圳はまったく逆だ。
1980年代初頭、深圳はわずか3万人の漁村だった。
鄧小平が経済特区に指定してから、
わずか40年でこの街は人口1,800万人の
巨大都市へと変貌した。
TencentやHuawei、BYD、DJIなど
世界的企業の本社があり、一大製造拠点だ。
そしてマカオ。
16世紀、ポルトガル人が築いた
東洋最古のヨーロッパ植民都市。
1999年に中国へ返還されるまで、
442年間にわたり異文化が
交錯し続ける場所となった。
いまではラスベガスを超える
世界的なカジノの街に成長した。
この3つの都市は隣接しており、
広州の他9都市を含めて
粤港澳大湾区
(Guangdong-Hong Kong-Macao Greater Bay Area)」
-えつこうおうだいわんく-
という経済圏を形勢している。
(GDP350兆円の巨大経済圏)
この3大都市圏に
2040年の日本を考えるヒントがある。
それを間近で観るのが目的だ。
<香港はこんなところ🔍>
香港は2047年まで一国二制度が維持される。
西側諸国の一員だったので、
GoogleなどのGAFAM系アプリや
VISA・マスターもそのまま使える。
ahamoもそのまま設定なしで使えた😄
香港島には中環(セントラル)を中心とした
巨大な高層ビルがあり、
代表的な金融機関は【HSBC】だ。
【HSBC】
* 香港最大・最重要の銀行
* 1865年に香港で創業
* 世界中にネットワークを持つグローバル銀行
👉 香港ドル紙幣の発行銀行の一つ
その他、
【Bank of China (Hong Kong)】
* 中国系の巨大銀行
* 香港ドル紙幣の発行銀行の一つ
* 中国本土とのビジネスに強い
👉 中国経済との結びつきが非常に強い
香港の強みは
世界と中国をつなぐ金融ハブであること。
中国との“唯一無二の窓口”だ。
また税制の優位性で
* キャピタルゲイン税:基本なし
* 配当税:低い or なし
* 法人税:低税率
👉富裕層が多く住む街
地政学上はアジアの中心に位置し、
港湾・航空のハブでもあり、
ライバルはシンガポールだ。
⭐︎実際歩いてみて⭐︎
九龍半島と香港島を電車や船で密接につなげ、
たくさんのヒトが行き来している。
ローカル物販・飲食店・多様な中国料理が
世界の観光客を惹きつける。
住宅費は半端ない。
平地がほぼなく土地に限りがあるので、
供給数がかなり少ない。
(賃貸40〜60万/月。30平米でも1億超はざら)
なので、香港居住者の約45%のヒトは
公営住宅に住む。
但し、こちらも入居には厳しい条件がある。
* 所得制限・資産制限あり・香港居住資格
👉これは東京の住宅問題の参考になる
富裕層以外にも、そこで働くヒトは
近くに住む必要があるからだ。
香港の強みは
オバチャンが活躍していること
・飲食店や販売店
・パブリックエリアの清掃
どこをみてもオバチャンが活躍している
👉オバちゃんが人的資本の底力だ。
九龍半島側の商業地域
ネイザンロードは
世界中のブランドが並び、華やかだが、
一歩外れるとビルはボロボロで、
ビルから飛び出したエアコン室外機の
結露水がポタポタ歩道に落ちている。
ただ、治安は良く、
夜中でも女性1人でも結構歩いている。
パトカーもほとんど見かけなかった
日本のように、
四季折々の自然を感じる場所が
近くにないので、買い物/食が
人々の生活の楽しみの中心のようだ。
豪華なショッピングモールが
あちこちにある。
有名なビクトリアパークの夜景は
香港の繁栄を幻想的に映し出す。
しかし、昼間に街を歩くと
ごちゃごちゃ感/いろんな匂いが立ち込める。
都市はあちこち老朽化しているが
香港にはヒトが集まりつづけ、
オバちゃんが元気に働き、
活気が生まれ続けている。
住宅価格が高くても、
街に巧みに適応している香港市民
いまは不動産不況と言われる
中国本土だか、14億人の潜在力は健在だ。
香港はまだまだ発展する。
東京が本気で金融国際都市を目指すなら
香港・シンガポールと
互角に戦える税制を整備しないと
アジアの金融中心は香港・シンガポール
が今後も繁栄するだろう。🧐
次回は中国本土"深圳"を紹介

























