2024年4月20日土曜日

◇読んでよかったぜ本[2024その2]

最近読んでよかった本の紹介♪😉


(1)温かいテクノロジー[林要著]

 著者はLavotの開発者。🤖

 ロボット開発を通して

 ロボットのあり方や

 人間との関わり方を深く考えた本。

 完璧なロボットではなく、

 ”ポンコツさ”が愛と想像力を育む。

 最終的にはドラえもんのような

 共に成長していけるロボットが理想🤔


☆この本は素晴らしい!🤩

 人間の内面を深く掘り下げた洞察

 今後の社会のありかたや課題に対し、

 かなり鋭い視点で提起している。

 内容は名著に並ぶ示唆がある。

 まさに読むべき一冊だ。








(2)社会はなぜ左と右に分かれるのか?

 [ジョナサン・ハイト著]

 道徳心理学の本。

 2つの認知能力

[思考(乗り手)と直感(像)]では

 まずは直観にアプローチする必要性を説く。

 アメリカでは富の再分配の政策を

 重視しているのは民主党なのに

 なぜ地方や労働者階級の有権者は

 共和党を支持するのか。🫤

   →直観的な関心は道徳的ではなく

  弱者のケア/社会主義的な公平さ

  を本心では望んでいない。

  道徳心とは味覚のようなもので、

  その時の嗜好(関心)によって

  変わる曖昧なものだ。🧐


☆戦争が始まれば、愛国心で

 強権的な政策に多くの支持が

 集めるのもこの本で理解できた。

 だから独裁政治では

 常に敵をつくる必要があると思う。☹️








(3)2040年 教育のミライ

 [磯津正明 著]

 日本の教育における課題

 [省庁間の連携の悪さ/教育予算の低さ/

 日本の学力至上主義]を説き、

 アメリカでの理想的な公立中学

 [ハイテク・ハイ]の紹介や

 イギリスでは[経営・会計・経済]

 を中等教育に取りこんでいる実例を

 紹介している。

 世界の教育の目的地は

 変わっている情勢を解説。😙


☆これからは探求型学習や

 友達とどういう協力をして

 困難を克服したか、、

 これが大切な資質になってくる。

 教育に興味があるヒトに

 オススメの1冊😄








(4)わが投資術[清原達郎]

 ヘッジファンドを運用していた

 清原さんの自叙伝。💹

 最近引退され、会社も清算したそうだ。

[投資手法]

・小型株の割安株を探し出す運用方法

・PER/PBRだけではなく

 ネットキャッシュ比率で良い会社を見極める。


☆失敗も含めた経験談も興味深いが

 ベイジアン的発想や確率の話など

 面白い1冊。😉











(5)我々の死者と未来の他者について

 [大澤真幸著]

 なぜ日本人は気候変動に対する

 意識が低いのだろうか?

 未来の他者に対する考え方が

 希薄だからだ。🫤

 日本は過去の死者に対する思いを

 終戦によって断ち切られてしまった。

 トントカトンという言葉😵‍💫

 アジアへの謝罪の仕方など、、


☆戦後の日本人マインドの洞察は

 慧眼と言えるほど鋭い。

 日本人に足りない未来の世代への

 利他を過去の死者との関わりから

 鋭く分析している。

 後世に伝えるべき内容だ。🤨








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読んでよかったぜ本[2024その1]

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