2024年8月5日月曜日

”運”の科学🔬

  

 最近、ドン・キホーテ創業者の

 安田隆氏の最新本📕””を読んだ。


 失われた30年の日本の中で、

 なぜドンキは34期増収増益を達成できたか?


 






 筆者はドンキの躍進を

 運によるところが大きいと結論づける。🤔


 運といっても、

 ゲン担ぎは一切否定している。


 創業時の資金を麻雀🀄️で稼いだ筆者は

 相当に勝負強いそうだが、、

 

 ◇勝負事などの短期の”ツキ”

  →コントロール不可能

 ◇中長期的な”運”

  →十二分にコントロール可能

 と分析する。

 

 個々に与えられる運に大差はなく、

 その使い方で人生の結果が大きく違ってくる。









 

 不運の時は下手に悪あがきせず、

 幸運がやってきたら、追い風にして

 一気に上昇気流に乗るのが

 運の必勝パターンだと言う。🤩

 

 運の感受性を研ぎ澄まし、

 ”見(けん)”と”攻め”の見極める。

 

 意欲的でチャレンジフルな人生を送るほど、

 トライ(挑戦)が多くなり、比例して

 エラー(失敗)の数も多くなるが、

 失敗は大したことではなく、

 再挑戦を繰り返すことが重要だ。🤨


 






 ドンキ躍進は”集団運”の強さにあるという。

 

 強い個運を持っていた創業者は

 ある段階で我欲/自我を消し、

 部下たちに権限委譲した。


 創業者としては、苦渋の決断だったが、

 それが社員を情熱の渦に巻き込み、

 爆発的な上昇気流となり、会社も飛躍した。

 (WBC侍JAPAN⚾️も

 大谷/ダルビッシュの2人の強烈な個運が、

 全体を鼓舞するチカラの渦を作り出し、

 世界一につながった)

  

 また集団運にはこうも警笛もならす。

 ある程度まで行き着くと

 集団運は自家発電的に逆回転する。


 経済成長期は集団運のチカラ💪で

 爆発的成長した日本社会だが

 失われた30年に入ると、

 マスコミの負の報道も相まって

 社会全体が運を落とすような

 ことばかりを実践してしまった。😩


 未来に希望を持つ”楽観論者”の方が

 運に恵まれる。


 何度失敗しても、

 チャレンジするヒトや会社が増えれば

 日本は飛躍すると著者は断言する。


 この本は、以前読んだ”運の最大化”に

 たくさん共通するところがある。

 (研ぎ澄まし/チャレンジ/立ち直り)

 ☆過去ブログ”運を上げる”


 自宅にいることが多く、

 ながらスマホ📱やNetflix🎞️ばかりの

 ヒトは行動量が少ないので、

 幸運をつかむことは難しい。


 多少の不快や失敗を恐れず、

 トライ数を増やすヒトに幸運はやってくる。