最近、ドン・キホーテ創業者の
安田隆氏の最新本📕”運”を読んだ。
失われた30年の日本の中で、
なぜドンキは34期増収増益を達成できたか?
筆者はドンキの躍進を
運によるところが大きいと結論づける。🤔
運といっても、
ゲン担ぎは一切否定している。
創業時の資金を麻雀🀄️で稼いだ筆者は
相当に勝負強いそうだが、、
◇勝負事などの短期の”ツキ”
→コントロール不可能
◇中長期的な”運”
→十二分にコントロール可能
と分析する。
個々に与えられる運に大差はなく、
その使い方で人生の結果が大きく違ってくる。
不運の時は下手に悪あがきせず、
幸運がやってきたら、追い風にして
一気に上昇気流に乗るのが
運の必勝パターンだと言う。🤩
運の感受性を研ぎ澄まし、
”見(けん)”と”攻め”の見極める。
意欲的でチャレンジフルな人生を送るほど、
トライ(挑戦)が多くなり、比例して
エラー(失敗)の数も多くなるが、
失敗は大したことではなく、
再挑戦を繰り返すことが重要だ。🤨
ドンキ躍進は”集団運”の強さにあるという。
強い個運を持っていた創業者は
ある段階で我欲/自我を消し、
部下たちに権限委譲した。
創業者としては、苦渋の決断だったが、
それが社員を情熱の渦に巻き込み、
爆発的な上昇気流となり、会社も飛躍した。
(WBC侍JAPAN⚾️も
大谷/ダルビッシュの2人の強烈な個運が、
全体を鼓舞するチカラの渦を作り出し、
世界一につながった)
また集団運にはこうも警笛もならす。
ある程度まで行き着くと
集団運は自家発電的に逆回転する。
経済成長期は集団運のチカラ💪で
爆発的成長した日本社会だが
失われた30年に入ると、
マスコミの負の報道も相まって
社会全体が運を落とすような
ことばかりを実践してしまった。😩
未来に希望を持つ”楽観論者”の方が
運に恵まれる。
何度失敗しても、
チャレンジするヒトや会社が増えれば
日本は飛躍すると著者は断言する。
この本は、以前読んだ”運の最大化”に
たくさん共通するところがある。
(研ぎ澄まし/チャレンジ/立ち直り)
自宅にいることが多く、
ながらスマホ📱やNetflix🎞️ばかりの
ヒトは行動量が少ないので、
幸運をつかむことは難しい。
多少の不快や失敗を恐れず、
トライ数を増やすヒトに幸運はやってくる。