2011年9月4日日曜日

”足る”を知るべし

先日、賢い友人と飲んでいた時の話。

「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよく、

 満足な愚者より不満足なソクラテスであるべきだ。」

という難しい話が引き合いに出た。

彼はこうも言った。

「モラリスト、”時”という字を考えてみろ。

 人間みんな、日に日に寺が近づいているわけだ。

 金持ちでも貧乏人でもいずれは死んで、坊さんの世話になる。

 金持ちだからって、”うな重10人前”を一度に食べられる訳でもない。

 今の日本では、生きるに大差はそれほどない。

 つまり、人間、あまり貪欲にガツガツ欲張ったり、

 がめつくなっちゃいかんのだ。

 人間は”足る”ということを知るべきだ。
 
 ただ、人間、満足してしまったらダメだ。

 発展がない。 

 それが満足した豚であるより、不満足な人間であれ。ということだ。」



”へぇ~ さすが頭のいい人は考えることが違うなー”と関心してしまった。



そんな話を聞くこと2時間。

今日は”為になった”と思い、

居酒屋を出てところで、友人が一言。

「ちょっと小腹がすいたな、モラリスト、ラーメンいこうか?」と、、


え~~~~~~~!!

”足るを知る”じゃなかったんデスカ???