「ブランド品は人々の協調幻想」と
書いてあった本があったが、
“ふさわしい”という言葉も
それに似ている。🤔
〇その地位にふさわしい身なりをする。
〇ウチの格にふさわしい相手じゃないと
結婚させない。
“ふさわしい”は、事実というよりも
個人の主観や世間的な常識と言える。
いわゆる世間体だ。😮💨
世間体の基本要素は
この“ふさわしい”の協調幻想だ。
日本には昔から
“世間体”が深く根付いている
〇江戸時代に切腹して家の名誉を守る。
〇日本各地にあるムラ社会での慣習。
なので、
世間体に等しい“ふさわしい”という
考え方をあからさまに否定することは
コミュニティから
弾き飛ばされてしまう危険性をはらむ。
周りからの目を気にして
生きている人ほど、
自分の意見に同意を求めてくる。
嫌悪感まで持つ必要はないが、
バイアスにまみれることなく、
自分なりの価値観を持つことが大切だ。
🤨
“ふさわしい”に同調を求められた時は
「あーそうかもねー😗」程度に共感する
ことは処世術として必要だ。
ただ自分の考えを強く主張する必要はなく、
同意を求める必要もない。
承認欲求もまた自分を
苦しめることになる。
“ふさわしい”や“世間体”を
ひとつひとつ外していけば、
より視野の広い自分に近づけるはずだ。