2026年9月26日土曜日

ハカタのミライ― 福岡旅行編 ―【特別編】

 

シルバーウィークを利用して、

福岡・長崎・太宰府・柳川を旅行してきた。


香港・深圳を訪れたときと同じように、

単なる観光ではなく、

「この街は、

 これからどう発展していくのだろう?」

という視点で、街を歩いてみた。


まずは福岡の街を歩いてみて

感じたことを、少し整理してみたい。






九州の「中心」


福岡市は、2026年時点で人口約167万人。

街を歩いてみると、

人口が増えている都市らしい活気を感じる。


福岡市は4つの区に人口が集中しており、

周辺市町村も多い。

九州の北の玄関口として、

都市機能が集積している。


「九州の中心都市」という言葉だけではなく、

実際に歩いてみても、

人・店・交通が一つの場所に

集まっていることがよく分かる。

★JR博多駅







★天神地区






圧倒的「利便性」


福岡の大きな強みの一つが交通だ。

圧倒的に近い福岡空港。

博多港ターミナルそして博多駅。

空港から都心へのアクセスが抜群によく、

船舶は韓国釜山からの定期運行便。

そして博多駅は新幹線・在来線・私鉄と

交通網が充実している。


アジアからの観光客がとても多い。

福岡は、”九州の中心”であるが、

”アジアから日本へ入ってくる玄関口”

でもある。


この二つの役割を持っていることは、

福岡の大きな強みだ。


都市の「強み」


福岡で感じたのは、

東京や大阪とは

少し違う都市の成長の仕方をしていることだ。


東京・大阪から距離がある一方で、

九州の中では福岡への人の流れが強い。

九州の他県から福岡へ出てくる人も多い。

進学や就職を考えたときに、

「福岡に行く」という

選択肢が若い世代の中で存在感を持っている。


これは都市にとって非常に大きい。

・人が集まれば、店ができる。

・店ができれば、さらに人が集まる。

・仕事が生まれれば、また人が集まる。


こうした好循環を感じた。


★繁栄の中州







「食」の街


そして、福岡といえば食だ。

今回の旅行でも、食のレベルの高さを感じた。

・とんこつラーメン

・鶏料理

・海鮮

 そして、

 その他にもご当地の食べ物がたくさんある。


観光地を訪れるだけではなく、

「食べに行く」こと自体が

福岡を訪れる理由になる。


★ShinShinラーメン






★明太レタス巻(八兵衛)







★水炊き料理










★鯖のごま味噌あえ(八兵衛)







街を歩いて感じた「若さ」


もう一つ印象に残ったのが、

街を歩いている人の若さだった。

・若い人が多い

・ショップにも若い人が多い

・街全体に活気がある


一方で、観光地としては東京や京都ほど

「観光客だらけ」という感じはしなかった。

そこも福岡の面白いところだと思う。

観光都市でありながら、

普通に人が暮らしている都市でもある。


★大名地区でのイベント







★中州屋台の賑わい






★キャナルシティ






糸島という「自然資源」


福岡のもう一つの魅力は、

都市のすぐ近くに自然があることだ。

車で約40分ほど走れば糸島に行くことができる。


今回、糸島を訪れたが、

海や自然の中で過ごすことができる。

マリンスポーツなども楽しめる。

大都市でありながら、

少し移動すれば自然に触れられる。

この距離感は、福岡で暮らす魅力の一つだ。


★桜井二見ケ浦(糸島)






★JA糸島産直市場







街を歩いて気づいたこと


アジアからの訪日客の影響は感じる。

ブランドショップには外国人観光客も多い。

そして、キャナルシティ博多も

今なお多くの外国人で賑わっていた。


ただ、観光客だけに依存しているというより、

地元の人、九州各地から来る人、

国内観光客、アジアからの観光客。

いろいろな人が混ざっている。


この「人の多様性」が

福岡の強さなのかもしれない。


もうひとつ

若いヒトはカップルよりも

友人同士で歩くヒトが多いと思った。


超再開発「天神ビッグバン」


そして、福岡の未来を

考えるうえで気になったのが、

現在進んでいる大規模な街づくりだ。


今回、天神周辺を歩いてみると、

街そのものが

変わろうとしていることを感じた。

天神ビッグバンで天神地区では

大規模な再開発が進んでいる。

そして博多駅周辺でも

「博多コネクティッド」という

再開発が今後進められる計画だ。


もはや福岡は、「今、人が多い街」

というだけではない。


街そのものを作り替えようとしている。

2030年代に入っても、

こうした街の変化は

続いていくのではないかと感じた。


★天神ビックバンの中心エリア






★天神はいまも再開発中







「支店経済」の次へ


福岡はこれまで、

九州における大企業の支店経済の

中心として発展してきた。

しかし、

これからは少し違う形になるのではないか。


今回、感じた福岡の可能性は、

① 九州各県からの人の流入

 九州の他県から、

 進学・就職・買い物・観光などで

 人が福岡に集まる。

② アジアからの人の流入

 韓国や中国など、

 アジアとの近さを生かして

 外国人観光客が入ってくる。


 この二つの「人の流れ」を持っていることは、

 支店経済ではなく、自力で磁力をもつ

 都市として変貌をしていく。



人・モノ・カネが集まる街


香港でも感じたが、

都市が成長するためには、

人が必要だ。

人が集まれば、

モノが動く。

モノが動けば、

お金も動く。


そして、お金が動けば、

金融や新しいビジネスも生まれる。


ハカタのミライ


日本全体では、これから人口減少が進んでいく。

・九州の中心

・アジアへの玄関口

・若い人が集まる街

・食の街

・自然にも近い街

 そして、これからも続く都市開発。


今回、実際に福岡を歩いてみて、

東京・大阪に次ぐ、

10年後に発展する都市の筆頭と感じた。


「ハカタのミライ」は、

まだまだ面白くなりそうだ。


<旅行記 過去ブログ>