先日観たNHKスペシャルはスゴかった。
動物の”不老長寿”に結びつく遺伝子が解明されてきたそうだ。
遺伝子の名は”サーチュイン遺伝子”
この遺伝子の働きがON状態になれば、長生きが出来、
しかも若々しく生活ができるそうだ。
サーチェイン遺伝子は人間・動物はだれでも持っていて、
サルやマウスを使った研究の結果、
食事が制限された場合に限り、その遺伝子が”ON”状態になるそうだ。
(生命の祖先が、飢餓を乗り越えてきたことが由縁らしい。)
テレビでは、同じ老齢のサルでも、
食事制限をずっとしてきたサルの方が、圧倒的に若かった。
昔から日本で言われる”腹八分目”には
ちゃんと道理が合ったわけだ、、
しかしこんな飽食の世の中。
その遺伝子を見つけただけでは”お金”に結びつかない、、
現在、世界中の製薬メーカーは
食事制限しなくても、サーチェイン遺伝子をON状態できる
薬やサプリメントの開発にしのぎを削っているそうだ。
その開発競争も実を結び、
最近、ブドウなどに含まれる”レスベラトロール”という成分が
サーチュイン遺伝子を”ON”にする効果があると分かってきた。
既に”レスベラトロール”のサプリメントは、
日本でも発売され始めている。
(そのまま”レスベラトロール”などという名前)
食事制限をしないで好きなように生きて、
その上、”不老長寿”を手に入れようとは
人間の欲求は尽きませんナー
最後に番組では警告もしていた。
”不老長寿”の実現はいろいろな問題を引き起こす。
・裕福層だけ、長寿になれるという”格差”
・年金などの社会問題
等々
ナルホド~。
ただ、この遺伝子はスゴい可能性を秘めているのは
間違いなさそうです。