2025年11月15日土曜日

読んで良かったゼ!ランキング2025


今年読んで良かった本を📕紹介!









☆今年読んだ中からオススメ10冊


52ヘルツのクジラたち

 他のクジラに届かない声を持つ

 “世界で最も孤独なクジラ”

 主人公・貴瑚は、

 家族に搾取され続けた過去を持ち、

 逃げるように海辺の町へ移り住む。

 そこで言葉を話せず心を閉ざした少年と出会い、

 孤独と痛みを抱えた二人は、

 少しずつ心を通わせながら、

 互いの存在を支えに再生への道を歩み始める。


 ☆誰にも届かないクジラの声を出していたのは

  実は主人公。自分に似た彼に出逢って、

  成長していく姿は希望と共に、

  少し胸が締め付けられる物語   










シン読解力

 国語の成績や読書量とは異なる

「教科書を正確に読み解く力」の

 重要性を説く本。

 著者はAI研究と全国調査を通じて、

 多くの人が論理的な文章を正しく

 理解できていない現実を示し、

 読解力が学力や人生の選択に直結すると主張。

 この力は訓練で伸ばせるとされ、

 AI時代にこそ必要な基盤能力と

 位置づける


☆新井さんの提唱するRST

 (リーディングスキルテキスト)

 の分析は説得力がある。

 このシン読解力をどれだけ

 強化できるかがカギになる

 教育に携わるヒトなら

 読んでほしい良書。










敗者のゲーム

 投資の世界をテニスに例えて

 「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」

 に分け、個人投資家は後者に属すると説く。

 勝つためには技術よりも「ミスを減らす」

 ことが重要。長期・分散・低コストの

 インデックス投資こそが

 最適な戦略だとする一冊


☆著名トレーダーが影響を受けた本に

 必ず上げる名著。

 個人投資家は期間投資家には

 勝てないからこそ、長期視野が

 大切だとされる。










羊と鋼の森

 静かな山村に暮らす青年が偶然耳にしたピアノ

 の調律音に心を奪われ、調律師を志す物語。

 音と真摯に向き合いながら、少しずつ自分の

 道を見出していく物語。

 音の世界に深く分け入り、

 静かな森のような世界。

 繊細で温かな青春小説


☆この本は美しい旋律のようだ。

 調律師の仕事という世界を垣間見えた。

 ぜひ読むべき一冊










世界秩序が変わるとき

 米中対立や新自由主義の限界を背景に、

 世界のルールが再編される転換期を

 描いた一冊。著者は、日本がアメリカの

 戦略的パートナーとして再び重要な役割を

 担うと予測し、地政学的優位性と

 国内投資の再開によって、

 日本経済が数十年に一度の好機を

 迎えていると論じている


☆ワシントン在住30年の著者が

 日本の大復活を唱える。

 ワシントンの米政権とウォール街に

 知人が多く、発言力もある著者の

 アメリカ側からの視点は

 説得力がある。











人生の経営戦略 

 経営戦略の知見を人生に応用し、

「自分の人生を自分で設計・運営する」

 ことを提案する一冊。

 限られた時間資本をどう使うか、

 時間資本の配分、長期視点でのキャリア設計、

 AI時代における強みの活かし方人的

 持続的な幸福を目指す思考法が語られている


☆山口さんの最新本

 柔軟に変化する組織経営思想を

 人生設計にうまく落とし込み、

 自分でも学びが多かった。

 若いヒトに読んでもらいたい。










社会は、静かにあなたを呪う

 知らぬ間に多くのヒトが常識のように

 主張し、私たちの考えに影響を及ぼす

 ことを筆者は”呪い”と呼ぶ

 (1)日本は今後少子化で、貧しくなっていく

 (2)日本の生産性は低い

 (3)将来は少ない若者が多くの高齢者を支え、

 社会保険料は上がる

 呪いは自分の軸を見失わせ、心の自由を奪う。

 科学的な検証を通じて、

 社会のノイズから距離を置き、自分らしく

 生きるための使用法を提案

 

☆成長とは”工夫”の総和。

 大切なのはどの物語を選ぶか。

 バイアスだらけの常識に一石を投じる良書。










神去なあなあ日記

 都会育ちの青年が三重県の山奥

 神去村で林業に従事しながら

 成長していく青春物語。

 最初は戸惑いながらも、

 自然の厳しさや村人の温かさに触れ、

 「なあなあ(まあまあ、なんとかなる)」

 というおおらかな精神に癒されていく。


☆ユーモラスで元気がもらえる。

 林業に対する造詣が深く、

 温かく描かれている。 

 田舎暮らしの魅力が詰まった一冊。










夢とカネ

「夢を叶えるにはお金が不可欠」と

 説く一冊。夢とお金は対立するものではなく、

 むしろ両立が必要。

 夢を実現するには設計図と資金が必要であり、

 商品やサービスといった「機能」ではなく

 「意味」を売ることで価値を高める。

 お金の知識と戦略が、夢の持続力を

 支えると語られている。


☆キングコング西野さんの本書は

 なかなか目からウロコな見方あり。

 新鮮な情報を与えてもらった。










⑩新貧乏は金持ち

 格差社会を逆転するための

「雇われない生き方」を提案。

 現代のサラリーマンは税金や社会保険料

 によって“合法的に搾取”されており、

 安定は幻想になりつつある。著者は

 その打開策として「マイクロ法人」の

 活用を推奨。個人と法人の法的人格を

 使い分けることで、税制や社会制度を

 最適化し、自由な働き方を提案。

☆ある程度は知識があったが、

 この指南書の法人設立は具体的。

 サザエさんのフグタ家を法人化

 の例は分かりやすい😆



<その他読んだ本>

〇手段からの解放

〇世界の一流は休日なにをしてるか

〇22世紀の資本主義

〇不毛な時間をゼロにする

〇シン日本の経営

〇多動脳

〇成瀬は天下を取りに行く

〇億までの人。億からの人

〇評論家の父から息子への手紙

〇なぜ人だけが幸せになれないか

〇両利きの経営

〇謙虚な人の戦略帳

〇静かな人の戦略書

〇NEXUS-情報の人類史-

〇時間・自己・瞑想

〇四毒抜きのススメ

〇ごみ収集の知られざる世界

〇考えるという感覚・思考の意味

〇半うつ

〇本心

〇不完全主義

〇善良と傲慢

〇今すぐ不動産業を開業しよう

〇ザ・ロイヤルファミリー

〇2035年最高の働き方

〇定年後の日本人は世界一の楽園を生きる

〇HIDDEN POTENTIAL

〇スマホ時代の哲学

〇コンビニ店員

〇君の友達

〇土の育て方

〇お金の不安という幻想

〇想いをつなぐハイウェイ幸せジャンクション

〇忙しいのに退化する人たち

〇盤上の向日葵


☆クルマ通勤になり、本を読む時間が

 減ってしまったが、読書習慣は継続☆



★過去の良かったランキング★

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