2025年12月29日月曜日

年末に思うこと

 

 今年も読書やNHK/テレ東から

 良い情報をインプットすることができた。🤓

 








 ChatGPTの利用を本格化し、

 資産形成における戦略や

 55歳以降の生き方など

 イチバンの相談相手となっている。🤖


 最近の本屋さんでは

 NISAやインデックス投資💸など、

 資産形成関連のコーナーが

 ぐっと増えたと感じる。


 自分は資産形成の枠組みを

 だいたい作ったので、

 もうほったらかしにて、

 好奇心を他の分野に割り振りたい。

(それは理想で、現実は違いますネー)


 自分のお金のことばかり考えるのは

 ”我”や”漫”を強くしてしまう。


 今年は部署移動があり、以前より、

 責任ある立場でより忙しかった。

 それなりに頑張って、職責を果たしたが、

 組織の正解と自分の中の正解は

 違うなーと感じている。


 この違和感は

 10年後の自分の生き方に

 影響を与えると思っている。🤔

(新たなセカンドキャリア)


 今年の一番の思い出は欧州旅行🧳


 ロンドンとパリを一人で歩き回り、

 良いモノを見て、知らない文化に触れ、

 新しい発見の喜びを感じることができた。


 これからの新しいモノに

 触れることを大切にしていきたい。


<今年の一枚>

<ロンドン自然史博物館>




<イギリス国立図書館>



 

では来年もよろしく!


2025年12月27日土曜日

経済を人体に例えると、、

 

経済を人体にたとえると、

国民一人ひとりは「一つひとつの細胞」、

”企業はそれぞれの「臓器」”と

考えることができる。


そして、

経済活動とは「血液」とその「血流」だ。


血液が全身を循環するからこそ、

酸素がすみずみに行き渡り、

カラダは生きていける。

毛細血管を通じて、末端の細胞にまで

酸素を届けなければならない。


臓器は、消化や解毒などさまざまな働きを担い、

その分たくさんの酸素を必要とする。


内部留保と投資:脂肪か、筋肉か

臓器に脂肪(=過度な内部留保)が

つきすぎるのは良くない。

しかし、すべてが悪いわけでもない。

<例>

トヨタ:国内外で稼いだ利益を、研究開発に投資

JR東海:新幹線で得た利益を、リニア計画に投資


このように、

将来の成長や安全性に向けた投資であれば、

それは単なる「脂肪」ではなく、

「筋肉」のようなものだ。


一方で、ため込むだけで社会に回らないお金は、

やはり血流を悪くする「脂肪」に近い。


インフレと国の借金を人体で考える

インフレは、ある面では

血管が太くなり、血流が良くなる状態とも言える。


もちろん度を超したインフレは別問題だが、

お金がきちんと循環する方向に

向かうこと自体は、

決して悪いことではない。


では、国の借金1000兆円は何か。

これは、カラダで言えば

大きな動脈瘤のようなものだ。


解消するには、

・思い切って「切除」する(デフォルト)

・全身の血流を良くして、

 相対的に吸収していく

 大きくは、このどちらかしかない。


資本主義経済が本来めざすべき姿は、

細胞一つひとつに酸素が行き渡り、

若返りが起こり、

血管が太く、血流の良い状態だ。


個人のお金の流れも「血流」の一部


個人のお金の使い方には、

衣食住費/教育費/住宅ローン/投資など、

いろいろある。


大事なのは、

IN(収入)とOUT(支出)を

きちんと回しているかどうかだ。


お金を稼いで、使って、また稼いで、

投資して──

この循環そのものが、

カラダ全体=経済全体への貢献になる。


逆に、タンス貯金は

「血液を止める」行為であり、

ため込まれて動かないお金は、脂肪に近い。


「スモールに生きる」だけでは済まない理由

「経済成長なんて目指さなくていい。

自分のペースで、スモールに生きていけばいい」


こうした意見も理解はできる。

ただ、それがカラダ全体に

一斉に広がるとどうなるか。


血流を全身に回すのが難しくなり、

最初に行き届かなくなるのは、

福祉などの社会保障の部分だ。


それよりも、

血流を良くして、つまりしっかり稼ぎ、

税金を多く納めることで、

社会保障にもお金が回るようにする。

そちらのほうが、カラダ全体としては健全だ。


社会全体の方向性として、

緩やかなインフレを維持するのは、

理にかなっている。


経済成長のイメージをアップデートする

経済成長を

「便利で裕福な暮らしをただ追い求めること」

とだけ捉えているなら、

認識をアップデートしたほうがいい。


本来の経済成長とは

同じ生産量を、より少ない人員や資源で、

生み出せるように工夫すること


つまり、

生産性を高めるための工夫そのものだ。


インフレ時代をどう生きるか

経済を人体にたとえてみると、

インフレで物価が上がり、

行先が不透明に見える今の状況も、

少し違って見えてくる。


大事なのは、

恐れて動きを止めることではなく、

自分なりのIN/OUTを増やしていくこと。


・働き方を工夫する。

・学び直しをする。

・お金の使い方と投資の仕方を見直す。


そうやって、

自分という「細胞」の血流を

よくしていくことが、

結果的に、

カラダ全体=社会の血流も良くしていく。


インフレの時代だからこそ、

止まるより、流す。ため込むより、回す。

そんな感覚を持っておくべきだ。



2025年12月20日土曜日

令和の「正解主義」

三宅香帆さんの最新本『考察する若者たち』は
令和の「正解主義」を深堀したテーマだ。
本書では、現代の若者の精神性を「考察」
というキーワードで鮮やかに解剖している。

 1. 「批評」から「考察」へのパラダイムシフト

昭和〜平成には、正解のない解釈を広げて
味わう「批評」が好まれた。
対して令和では、作者の意図や伏線回収など、
唯一の“正解”を当てにいく「考察」へと
重心が移っている。
☆人気本(変な家シリーズ)
 

2. コンテンツ消費に見る「最適化」への渇望

この変化は、以下の文化的変容に顕著に表れている。
個人的な「好き」の消費から、理想的な対象を応援し、
関係性を育てるプロセスへ。
☆ 推し活  


3.ループもの → 転生もの

同じ条件で試行錯誤(努力)する物語から、
初期条件(スペック)そのものを変えて
最適化する物語へ。
「遺伝ガチャ」への諦念と、
それに対する解決策としての転生願望。
☆転生ものドラマ(ブラッシュアップ/転スラ)
 
 

4.自己啓発 → 陰謀論

「努力は報われる」という物語から、
「世界の仕組みは歪んでいる」と
一足飛びに説明してくれる物語へ。
☆ディープステート/上級国民  
5. テクノロジーと社会背景
ググる → ジピる(生成AI)
複数の候補から自分で選ぶ「検索」の負担を嫌い、
AIが提示する
「もっともらしい一つの答え」を求める。
☆チャッピー君/Gemini/Claude

5.ヒエラルキー → 界隈

統一された序列ではなく、
趣味嗜好で分かれた「界隈」ごとの
正解に同調し、安住する。
☆界隈消費(アニメ界隈)
 
【結論】最適化へ抵抗せよ
筆者は、こうした効率化・最適化の波に対し、
あえて「抗う」ことの重要性を説く。
時間がかかったとしても、
他者の正解ではなく
「自分だけの感想」や「やりたいこと」
を手放さないこと。
オリジナルな感情を大切にすることこそが、
現代を生きる処方箋となる。

☆この本は”今”を鋭く解説している。

 正解や居心地の良い居場所を選べる現代は

 見たいようにしか見ない

 視野狭窄になりがちである。 

 オリジナルな感情こそが

 アイデンティティーになりうる。



<過去ブログ>

推し活社会

才能の価値

共感の限界

 

2025年12月13日土曜日

絶対なくならない仕事


生成AIが一気に普及すると、

これまでホワイトカラーが

担ってきたデスクワークは、

大きく置き換わっていくと言われている。


・経理/法律/データ入力

・監視カメラのモニタリング

・病気の画像診断


こうした

「判断パターン(定型)

 がある程度決まっている仕事」

から、順番にAIへ移っていくだろう。


そうなると当然、

「じゃあ、その仕事をしていた人たちは

 何をするのか?」

という不安が出てくる。


今ある仕事の中で、当面なくならないのは

おそらく次のような領域だ。


・一次産業(農業/漁業/林業)

・エッセンシャルワーカー(医療/介護/教育)

・インフラの維持・管理(電気/ガス/水道)


社会を維持していくうえで必須な仕事は、

形は変わっても「ゼロにはならない」。

むしろ人手不足も相まって、

ここに人が流れていく「リバランス」は、

社会全体としては健全な動きだ。


ただし、仕事内容は大きく変わる。

リスキリング(学び直し)は

避けて通れない。


デスクワークにしがみつくか、舵を切るか

AIが本格導入されるギリギリのタイミングまで、

今のデスクワークにしがみつくのか。

それとも、少しでも若いうちに

方向転換しておくのか。


個人的には、後者をおすすめしたい。


50代で「デスクワークだけ」の

経験しかない人材の市場価値は、

これから徐々に微妙になっていくだろう。


「社会課題」はメシのタネ

とはいえ、新しい仕事も必ず生まれてくる。


・ランサムウェア対策

・熊を寄せ付けない里山づくり

・ヒートアイランド対策


こうしたテーマはすべて「社会課題」だ。

社会問課題こそ、メシのタネ になる。


世界全体を見れば、

ヒトがひとつ課題を解決しているあいだにも、

その何百倍もの

新たな課題が次々と生まれている。


そこにヒトのリソースを振り向け、

みんなが生成AIを

自分の拡張ツールとして使いこなせる。

そんなモデルが、次の時代の標準形だ。


ただ、全員がそうなれるわけではない。

おそらく1〜2割にとどまるだろう。


これから求められる「個人の資質」

どの分野でも重宝されるのは、こんな人だ。


・新しい人間関係・協力関係を自分からつくれる

・社会課題の解決をゴールに、行動を起こせる


「いままでと同じやり方で、

 同じものをつくり続ける」は、NGだ。

衰退産業を延命させて守り続けてきた結果が、

いまの日本の長い停滞に

つながっている側面もある。


AIに任せるところは、気持ちよく任せる

AIに任せられるところは、どんどん任せる。

そのぶん、ヒトはもっと工夫して、

社会を良くする仕事 に頭と時間を使う。


「絶対になくならない仕事」とは、

社会課題に向き合い、

他者と協力しながら解決へ動いていく仕事だ。


AIに仕事を奪われるかどうか、ではなく、

AIと一緒に「何を良くしていくのか」。

そろそろ、そこに意識を切り替える

タイミングにきている。




2025年12月6日土曜日

停滞の代償


今年のノーベル経済学賞を受賞した

研究内容は学ぶものが多い。


ひと言でいえば

「イノベーションが長期的な成長をどう生み出し、

 どう止まってしまうのか」

を解き明かした研究に与えられた。


アギオン=ハウィットの成長モデルでは、

・新しい企業・技術が出てくる

・古い企業・技術が市場から退出する

・その「入れ替わり(創造的破壊)」が

 生産性と所得を押し上げる

 というメカニズムが成長のエンジンだ。


日本に落とし込みをすると、、

「失われた30年」では、

ゾンビ企業が業界に居座ることで、

本来伸びるべき健全な企業の投資や雇用が

抑え込まれ、生産性の伸びが低下した

といった構図が、

多くの実証研究で指摘されている。


成長は単なる発明の数ではなく、

「新しい知を積み上げ、

 応用し続けることを良しとする文化」と、

それを支える制度

がそろってはじめて持続的になる


つまり、予算を増やせばOKではなく、

・学問・研究の自由

・異分野・異業種の人材の行き来

・失敗してもやり直せる起業・転職環境

こうした文化・制度面の整備がセットでないと、

カネを投じても成長につながりにくい。


また人口が減る局面ほど、

イノベーションの重要性は増す


「いまは衣食住が満たされているから、

 成長などを求めず、

 人間らしい昔ながらの生活で

 みんなで静かに暮らていこう」

 という発想は、停滞の温床となり、

 人口減少局面での悪手である。


良くも悪くも我々は資本主義経済

の中で生きている。


成長は人々の工夫の総和である。

人口減少時代こそ、環境への配慮をしつつ、

一人あたりの生産性を上げる

イノベーションの成長戦略こそが

唯一の選択肢と言える。


停滞することは減退すると同じことだ。

”失われた30年”で

日本は代償を払いながら大いに学習した。


だれもがスマホを

手放せなくなったように

進化への変化や経済成長を否定せず、

しなやかに対応していくことが

個人として大切である。


月並み言葉だが、大切なのは

「変化を肯定する」ことである。


<関連ブログ>

成長の再定義

社会の間伐

8がけ社会

 



2025年12月5日金曜日

金利と住宅ローン【特別編】

 

今月、金利が0.25%上がる可能性がある。


そう聞くと、

住宅ローンを検討しているヒトの心は、

けっこう揺さぶられるだろう。


「固定で借りたほうが

  トータル得なんじゃないか、、」


「販売価格も高いのにこんな金利で

 つかんで大丈夫か、、」


ニュースと不動産サイトを

行ったり来たりしながら、

心がじわじわ消耗していく。


0.25%という数字は小さく見えて、

35年ローンの世界では

それなりのインパクトになる。


月々の返済はじわっと増えるし、

総返済額で見れば、

それなりの“ため息レベル”の差になる。


ただ、一度深呼吸をしてみよう。


住宅ローンは

「今月と来月の金利」の勝負ではなく、

「これから20~35年、自分がどう生きるか」

の話だ。


もし、金利が上がる要素以外に

・今後の所得の見込み

・子どもの教育費

・転勤や転職の可能性

・親の介護や、自身の健康リスク


こういった“自分の足元の条件”が

ぐらぐらしているなら、

「とりあえず買う」は、

本末転倒になりかねない。

再考の余地がある。


逆に言えば、

・この街に腰を落ち着ける

・多少の金利上昇があっても家計はまわる

・「この家」という気持ちが強い


このあたりが自分の中で

ストンと落ちているなら、

金利はクリティカルな要素ではなく、

あとは情熱や意志の問題だ。


今後も金利は、

こちらの都合とは関係なく変動する。


唯一コントロールできるのは、

「自分にとって意味があるか」

というラインだけだ。


「いま逃したら損をするかもしれない」

という焦りだけが後押しする動機なら

ちょっと引いて検討したほうがいい。



金利は判断材料ではあっても、

“主役”ではない。


主役は、自分と家族の暮らし方だ。

「10年後の自分がこの家をどう振り返るか」

を想像しながら決めるのが、

いちばん後悔の少ないやり方と思える。🤔