2024年2月5日月曜日

影響の輪/関心の輪


 最近読んだ

だからぼくたちは組織を変えていける

 はタメになった。🧐

 

 けっこうボリュームがあり、

 良い記述がいろいろ満載だが

 その中で印象深かった一部を抜粋。😉


 物事には、

「影響の輪」と「関心の輪」がある。


 影響の輪:自分の影響が及ぶ範囲

 関心の輪:関心のある範囲

 と区別する。


 例えば、民間企業で、

 上層部は売上/利益ばかりを気にしており

 人員不足や若手教育などを

 間接的な問題の解決を考えていない

 そんな組織風土に対して

 嫌気が指したりしたとする。😤


 そんな歪んだ会社組織のピラミッドの中で

 正解を追い求めるのでなく、

 ピラミッドから離れ、

 自分らしい仕事の本質や喜びを

 追及したいと悩んだとする。🙁


 この場合、転職を考えるべきだろうか?

 

 ここで考えるべきは

 「営利追及の会社の姿勢は、

  自分が多大な影響を受けているのか?

  社内のステレオ的な話題など”関心の輪”

  を感受しすぎてないか?」

  と一歩引いて考えるスタンスである。🤔

 

 上記の本ではこう記す。

 「関心の輪に意識を集中しすぎると、

  自分の影響力が及ばないために

  他者を非難することにエネルギーを

  注いでしまい、建設的な発想ができなくなる。

  変えられないことに関心は持つが

  積極的に関与しない。

  組織を変えたいのであれば、

  心理的エネルギーを”影響の輪”に

  集中させること。その上で影響の輪を

  少しずつ拡げていくこと。」

  

 先の例に当てはめると、

 経営層でもない中間管理職の立場なら

 自分の影響範囲だけを集中して考える。 

 いわゆる”影響範囲の個人主義”で良いのだ。🫤


 処世術としては、

 ”関心の輪”との距離感が大切で

 自分の心が感受するような

 捉え方をしない程度に

 関心を向ける方が良い。😗

 


 ただ、、

 以下の場合は、むしろ深掘りした方が良い。

 

 自分にとって

 意味ある仕事の本質や喜びに

 明確に気づいているのに、

 

 ・給与が好条件であること

 ・定年退職時の退職金

 

 など金銭的な要素のみで、

 鎖につながれ、違和感を覚えながら、

 今後何十年も仕事をしていく。


 これは後々後悔する恐れがある。😩

 その違和感は突き詰めた方が良い。


 ↓欲望の資本主義2024より抜粋↓

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 営利だけを求める企業の論理は

 人間が本来持つ性質と根本的に対立する。

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