今年読んで良かった本を10冊紹介!
①die with zero(ビル・バーキンズ)
和訳すると「ゼロで死ね!」になるが
伝えたいことは
自分の本当にやりたいことを
先延ばしせずに今すぐやるべきだ。
我々は喜びを先送りしすぎている。
大切なのは、自分が何をすれば
幸せになるかを知り、
その経験に惜しまずお金を使うこと。
FIREのように、将来の準備のために
若いうちから我慢しすぎることに
警鐘を鳴らす。
富の最大化ではなく、
人生の最大化を目指す。
☆この本は読みやすく、とても良い指針
を与えてくれた。
(オリバー・バークマン)
人の一生は4000時間
生産性オタクの人は”やることリスト”の
項目を消すことに夢中になるが、
実際は未来をコントロールはできない。
「もっと効率的にやれば忙しさから
逃れられる」という希望をあえて
すてるべき。と記す。
あえて「やらない」選択をすること。
すべてを体験するのは不可能という
現実を受け入れること。
時間をうまく使おうという
強迫観念を捨てる。
☆これはなかなかの本。
2回読み直ししました!
アダム・グラント, 楠木 建 (監修, 翻訳)
変化の激しい時代に生きるために、
貴重な認知スキルとして
「学びなおす、学びほぐす
(知識をリセットして学びなおす)能力が必要」
再考することは、周囲の人から、
より多くのことを学び、
後悔のない人生を歩む方法だ。
信念を進化させる必要性を説く。
☆この本も良い内容だった。
昨今、学び直しと言われる世の中、
何度も読み返すべき、本といえる。
(モーガン・ハウセル)
資産を形成する上での、
心構えを説く本だが、
多くの富を手にすることはできても
その富を継続して持ち続けるができる人。
できなかった人は、
なぜできなかったかを記す。
ゴールポストをどこにするかで
際限ない自分の欲望を倫理的な
側面から自制の必要性に気づかせてくれる。
☆数ある金融実用書の中で、
ここ数年では、一番良かった良書。
⑤仕事の教科書(北野唯我著)
(1)仕事が遅いと言われないために
(2)わかりづらいから脱却する文章
(3)相手から[YES]を引き出す技術
(4)健康と成長の両立
自分が実践していることが多かったが、
時間をかけて獲得したスキルを
☆非常に分かりやすく、良くまとめた本。
社会人なら、バイブルにして
何度でも読みなおしておきたい本だ。
⑥プロセスエコノミー(尾原 和啓 )
アウトプット(完成形)と
同じようにプロセスにも価値がある。
「役に立つ」は
勝者の椅子はわずかで、
グローバルハイスタンダードの競争である。
例)iPhone、プリウス
一方、「意味がある」を目指す場合
そのプロセスを消費者と共有し、
意味を伝えていくのが重要な役割と説く。
例)ベスパ、写ルンです
個人は何を求めて消費をするか?
自分のアイデンティティーや所属欲求である。
☆プロセスを共有したストーリーは
多くの人の共感を呼ぶ
未来の参考になる本と言える。
⑦マインドセット(キャロル・S・ドゥエック)
人の能力はあらかじめ決まっているのか?
「硬直マインドセット」
と「しなやかなマインドセット」
プロスポーツ選手や
著名な経営者を例に出して
いかにしなやかなマインドセットが
社会で実用的でうまく活躍できるかを説く。
☆最新本ではないが、著名な本だ。
この本には子供にもオススメした。
⑧生物はなぜ死ぬのか?(小林武彦)
生物学者の視点で語られている
DNAの構造についてなどは、
ちょっと難しいが、良書だ。
我々は神が創造したという
キリスト教的な発想ではなく、
多くの可能性の中から
もっとも環境に適応したから
生き残ったという科学的な
発想に共感を覚える。
☆死生観については共感力の
大切さを説く。良い影響を受けた。
⑨運動脳(アンデッシュハンセン)
カラダを動かすことほど、
脳に良い影響を及ばすものはない。
カラダを動かすのであれば、
どんなことでも有効。
私たちは多かれ少なかれ
ADHDを持っている
☆運動には抗うつ剤と同じ効果がある。
この本は運動の効能を
科学的に説明してくれる。
(アイザック・H・ジョーンズ)
人が体内に取り入れる油について
×シュガーバーニング
〇ファットバーニング
に分け、
フォットバーニングにつながる食物
を取り入れることの大切さを説く。
☆これも自分では気づかない
考え方を与えてくれた。
<まとめ>
昨年程たくさん読書しなかったが、
今年も良書に出会えた!
来年も読書を続けていきたい。
<過去ブログ>