2025年2月26日水曜日

GO GO欧州【きっかけ編】


 欧州旅行レポート(シリーズ編)

 

 旅行のきっかけは

 会社の永年勤続休暇制度。

 

 勤続年数に応じて、休暇を取得でき、

 今回は最大2WEEK取得できる。

 (権利は使わないと失効してしまう😨)


 3月に勤務地が変わるので。うまく調整すれば

 長く休めそうだゾ、、ということで、

 「よし、遠くへ行こう!」と思い立った。

 

 欧州は移動時間を考えると

 1週間以上休めないと、じっくり観光は難しい。

 

 ということで、

 欧州方面に行こうと方針を決め、

 パリ・ロンドンの”地球の歩き方”を

 買ったのが12月後半だった。

 

 ちなみにモラリストは

 海外に20年近く行っておらず、

 言語能力もぜんぜん高くない。


 ヨーロッパひとり旅は

 ハードルが高く、ちょっと無謀かなー

 最初は近場にして、次に欧州にすべきか、、

 そんな思いもよぎったが、

 いやいや次はいつか分からない。

 自分以外の要因で行けないかもしれない。


 40代になると

 コンフォートゾーンが多くなり、

 チャレンジが少なくなったなーと

 感じていた。

 

 欧州一人旅は新しいチャレンジ!

 好奇心を優先した。😃


 旅行サイトで

 ① 添乗員付でプランが決まっているツアー

 ②交通チケット(飛行機/ユーロスター)

  とホテルのみのフリープラン

 

 ふーむ🫤。

 ちょっと迷ったが、

 チャレンジするなら、自分で行きたい場所に、

 調べて行ってみたいと②を選択。


 まずフレーム(枠組)

【出発日/帰国日、イギリス→フランス移動日】

 をつくって、中身はじっくり考える。


 不慣れな自分によって、

 中身を決める際に役立ったのはベルトラだ。


 JTBの欧州マイバスツアーなど

 現地ツアーに申し込みができる。

 ロンドン名所ウォーキング観光や

 ルーブル美術館ナイトツアーなど、

 チケットを含めた予約ができた。

(日本人スタッフツアーもあり、ありがたい🥹) 


 "地球の歩き方"を参考に

 行きたいところをピックアップ。

 おおまかなスケジュールを決めた。


 ただ"歩き疲れ"や現地での

 偶然の出会いや楽しみを考慮して

 フルフルに予定を詰め込まないのも

 ポイント☆😉

 

 次は【旅行準備編】


 


   




2025年2月24日月曜日

曖昧さを許容する謙虚さ


★ただいま🇬🇧&🇫🇷旅行中✈️★


 いくつか読んだ本に、

 ”曖昧さを許容する資質が必要"と

 いうキーワードがあった


 -ーーーーー<脳の闇>ーーーーーー

 曖昧さを許容する謙虚さ

 これはこれから必要な資質になる。

 

 “知的謙虚さ”というべきものだろうが、

 →解を求めるというヒトは

  ある種、快楽に身を委ねる行為である。

 -ーーーーー-ーーーーー-ーーーーー


 確かにそうだ。

 早く白黒つけたいと思うことはあるが、

 他人と取り組む課題は

 相手がボールを持っている時間を

 許容し、我慢しなくてはいけない。


 例え、自分ならスパっと

 決めるけどなーと思っても

 その思いは伏せて、決まらないことを

 そのまま受け入れる。

 

 待つ間、その問題に囚われても、

 じれったいので、

 自分は他の取り組むべき問題に

 シフトする。(一度課題から離れる)

 

 すると、別の効用があったりする。


 時間をおいてから再度向き合うと

 新たな切り口が出てくることがある。


 ”即断即決”は思慮深い判断を遠ざける。



 安藤広大さんの新著

パーフェクトな意思決定」は

 意思決定に対する考察が深い。


 ◇ほとんどの物事は賛否両論で

  構成されている。

 ◇決めるということは他の選択肢

  を捨てること

 ◇検討や保留の先延ばしにより

  見えないコストは確実に発生

 ◇先延ばしの気持ちよさから脱する

 ◇評価者は外にいる

 ◇大切なのは

  ”結果的に勝利に導く”である


 決定する立場であれば、

 上記のことを念頭に入れた方がいい。

















 

2025年2月18日火曜日

近代社会🏰の礎


 <中世>

 かつて中世の時代

 世界の中心はヨーロッパであった。


 先進的な社会制度や技術が生まれ、

 欧米列強は未知の領域をどんどん開拓⚔️して、

 世界各地を植民地化した。


 フランスのルイ14世時代は

 世界の半分を植民地化し、

 太陽王🤴🏻と呼ばれた。


 イギリス💂🏻は東インド会社を設立し、

 インド/清(中国)を統治し、

 産業革命で世界の工業化の流れを作った。


 キリスト教⛪️は欧米で古くから信仰され

 時に紛争や共和制など多大な影響を与えた。

 

 特にイギリス🇬🇧/フランス🇫🇷は

 世界史の中で、

 欠かせないピース🗺️であり続けた。


 <栄華を極めた建造物>

 大英博物館/バッキンガム宮殿

 シティの金融取引所/ウェストミンスター寺院


 ルーブル美術館/オルセー美術館

 ベルサイユ宮殿/ノートルダム寺院


 これらは一度は見ておきたい

 歴史的な建造物🏛️だ。


 というわけで

 2/17からイギリスとフランスに

 単身旅行をしている。✈️








 

2025年2月15日土曜日

"僕たち"の範囲を拡げる


 幸せホルモンと呼ばれる

 オキシトシンの作用。


 自分たちと”それ以外”で分け、

 自分の仲間達と協力するが、

 それ以外には攻撃的になりやすい。


 家族/宗教/国/人種など

 カテゴリーに属する時点で、

 仲間とそれ以外の線引きを

 してしまうことになる。


 アメリカ大統領が

 各国とディールするのも

 国単位の線引きを強く意識してるからだ。


 では世界🌎はこれからも

 バラバラなのか?

 改善に向かうマインドはないものか?


 一つの解として

 ”僕たち”の範囲を徐々に拡げることが

 挙げられる。


 ①自分

  ↓

 ②家族

  ↓

 ③友達/同僚

  ↓

 ④同世代

  ↓

    ⑤日本

  ↓

 ⑥アジア

  ↓

 ⑦世界全体


 オキシトシンが作用する

 ”僕たち”の範囲を拡げて、地球全体を

 自分の仲間として捉えることができる

 マインドを持てればベストだ。


 例えば、

 気候変動は地球全体の問題であり、

 人類全体が協力して

 抑止に努める必要がある。

 こういった問題には、

 ”地球🌏に住む僕たち”をカテゴリとして

 取り組みことが求められる。


 もちろん簡単なことではない。 


 おそらく内発的な自浄作用は無理だから

 宇宙人が地球全体を攻めてきた時に

 初めて世界は

 一致団結ができるかもしれない。👽


 言い換えると、、

 Gゼロの現代も求められるのは

 【共通な敵を据える】

 ということだ。


 それが"僕たち"の範囲を拡げる

 第一歩になりうる。







 

2025年2月9日日曜日

読んで良かったゼ本[2025その1]

  

 最近良かった本を紹介!


 ①ホワイトカラー消滅[冨山和彦]

 「シン・学問のすすめ」を提唱。

 付加価値労働生産性を高めるために

 日本の一般的なホワイトカラーは

 アドバンスト・エッセンシャルワーカー

 を目指すべき。

☆この本に記載されている指針は

 方向性はほぼほぼ正しい。

 ただ、みんなそこまで

 器用じゃないから、、 

 実践は数百倍難しいと思う。









羊の鋼の森[宮下奈都]

 ピアノ調律師の物語。

 調律という仕事。

 そして音に対する深い洞察。

 物語は美しく展開される。

☆この本は素晴らしい。

 調律への深い理解ができた。

 ぜひ読むべき一冊









手段からの解放[國分功一朗]

 消費社会において”楽しむ”とは

 どういうことだろう。。

 4つの快”快適・美・崇高・善”。

 カントが残した書物から深堀し、

 享受はその人の感性や感覚を育てる。

 ☆國分先生の最新刊

  現代は嗜好品が存在する余地が

  どんどん狭くなっているは納得









④人生の壁[養老猛司]

 養老先生は80代を迎え

「バカの壁」からの集大成として

 諸問題に対していま思うことを

 広く展開。

☆こども時代は大人になるための

 準備期間ではない。早期教育は

 子どもへの圧力を増すだけ。

 社会から不純なものを排除していくと

 いい加減さや緩さを許容しない方向

 に向かう。

 共感できる内容である。









BSテレ東「あの本読みました?」は

良質な番組。

ここから次の本のヒントを

もらうことも多い。

 

2025年2月3日月曜日

個の社会


 日本の”個の尊重”は

 とても安易なカタチで

 落ち着いてしまったナー🤔

 と思うことがある。


 家族や親戚付き合いには煩わさもある。

 しかし、そういったイチバン身近な

 コミュニティを避けると

 どういった影響があるか?


 一例でいうと、、

 地方の女性が都市部を目指すのは、

 地方ならではの親密なコミュニティも

 煩わしさも一因だ。

 

 ・親戚のオジサンが自分の価値観で

  結婚などの話をズカズカしてくる😅

 ・地方で事務職についても

  古風なオジサンとの絡みは煩わしい。😩


 実家をベースにした社会人生活より、

 都市部で、好きなだけ推し活😻を夢見る。


 地方の10代/20代女性が減り、

 子育て世代が減っているのは、

 こういった構図である。


 しかし、

 人類は家族やまわりのヒトと協力して、

 困難を克服し、生き延びてきた。🐒

 ヒトとの交流・関わりを絶やさないために

 昔から以下のような慣習が定着した。


 <地域のお祭り🪅>

  毎年、地域住民が集まって協力して、

  五穀豊穣や神々への感謝を祈念した。

 <法事🕋>

  故人を偲ぶことと、残された親族/知人が

  その後も交流を絶やさないように

  最初は密に、だんだん間隔をあけて集まる。


  また、

 「快適なモノは人間を成長させない。」

 という視点で考察すると、

 煩わしさだけを取り去ったらどうなるか?


 快適なモノ✨で周りを揃えると

 快適ラインのボーダーが上がり、

 許容できるものが狭まる。

 →日常で煩わしい/めんどくさいが増える。


 結局、快適/不快の割合は

 あまり変わらないかもしれない。😮‍💨

 

 スマホの普及/コロナ禍もあり、

 おひとり様社会は急速に進んだ。

  

 デジタル革命は利便性の恩恵の裏で

 ヒトとのリアルの接点の減らし、

 ヒトそのものの成長を妨げる副作用

 をもたらした。

 

 たくさんのヒトと接点を持つことは

 煩わしさや不快な場面も増えるが

 それこそが本人や社会の

 レジリエンスを強くする。🤨


 個の尊重とは、不快や煩わしさを

 削ぎ取って残ったものではない。🙂‍↔️