2022年12月3日土曜日

読んで良かったゼ!ランキング2022

  今年読んで良かった本を10冊紹介!


 ①die with zero(ビル・バーキンズ)

  和訳すると「ゼロで死ね!」になるが

  伝えたいことは

  自分の本当にやりたいことを

  先延ばしせずに今すぐやるべきだ。

  我々は喜びを先送りしすぎている。

  大切なのは、自分が何をすれば

  幸せになるかを知り、

  その経験に惜しまずお金を使うこと。

  FIREのように、将来の準備のために

  若いうちから我慢しすぎることに

  警鐘を鳴らす。

 

  富の最大化ではなく、

  人生の最大化を目指す。


 ☆この本は読みやすく、とても良い指針

  を与えてくれた。 


  







 ②限りある時間の使い方

 (オリバー・バークマン)

  人の一生は4000時間

  生産性オタクの人は”やることリスト”の

  項目を消すことに夢中になるが、

  実際は未来をコントロールはできない。

 「もっと効率的にやれば忙しさから

  逃れられる」という希望をあえて

  すてるべき。と記す。

  あえて「やらない」選択をすること。

  すべてを体験するのは不可能という

  現実を受け入れること。

  時間をうまく使おうという

  強迫観念を捨てる。


 ☆これはなかなかの本。

  2回読み直ししました!









 ③THINK AGAIN

  アダム・グラント, 楠木 建  (監修, 翻訳)

  変化の激しい時代に生きるために、

  貴重な認知スキルとして

 「学びなおす、学びほぐす

 (知識をリセットして学びなおす)能力が必要」

  再考することは、周囲の人から、

  より多くのことを学び、

  後悔のない人生を歩む方法だ。

  信念を進化させる必要性を説く。


 ☆この本も良い内容だった。

  昨今、学び直しと言われる世の中、

  何度も読み返すべき、本といえる。









 ④サイコロジー・オブ・マネー

 (モーガン・ハウセル)

  資産を形成する上での、

  心構えを説く本だが、

  多くの富を手にすることはできても

  その富を継続して持ち続けるができる人。

  できなかった人は、

  なぜできなかったかを記す。

  ゴールポストをどこにするかで

  際限ない自分の欲望を倫理的な

  側面から自制の必要性に気づかせてくれる。

 

 ☆数ある金融実用書の中で、

  ここ数年では、一番良かった良書。









 ⑤仕事の教科書(北野唯我著)

  (1)仕事が遅いと言われないために

  (2)わかりづらいから脱却する文章

  (3)相手から[YES]を引き出す技術

  (4)健康と成長の両立

  自分が実践していることが多かったが、

  時間をかけて獲得したスキルを

 

 ☆非常に分かりやすく、良くまとめた本。

  社会人なら、バイブルにして

  何度でも読みなおしておきたい本だ。

  



 ⑥プロセスエコノミー(尾原 和啓 )

  アウトプット(完成形)と

  同じようにプロセスにも価値がある。

 「役に立つ」は

  勝者の椅子はわずかで、

  グローバルハイスタンダードの競争である。

   例)iPhone、プリウス

  一方、「意味がある」を目指す場合

  そのプロセスを消費者と共有し、

  意味を伝えていくのが重要な役割と説く。

   例)ベスパ、写ルンです

  個人は何を求めて消費をするか?

  自分のアイデンティティーや所属欲求である。


 ☆プロセスを共有したストーリーは

  多くの人の共感を呼ぶ

  未来の参考になる本と言える。









 ⑦マインドセット(キャロル・S・ドゥエック)

  人の能力はあらかじめ決まっているのか?

  「硬直マインドセット」

  と「しなやかなマインドセット」

  プロスポーツ選手や

  著名な経営者を例に出して

  いかにしなやかなマインドセットが

  社会で実用的でうまく活躍できるかを説く。


 ☆最新本ではないが、著名な本だ。

  この本には子供にもオススメした。









 ⑧生物はなぜ死ぬのか?(小林武彦)

  生物学者の視点で語られている

  DNAの構造についてなどは、

  ちょっと難しいが、良書だ。

  我々は神が創造したという

  キリスト教的な発想ではなく、

  多くの可能性の中から

  もっとも環境に適応したから

  生き残ったという科学的な

  発想に共感を覚える。


 ☆死生観については共感力の

  大切さを説く。良い影響を受けた。









運動脳(アンデッシュハンセン)

  カラダを動かすことほど、

  脳に良い影響を及ばすものはない。

  カラダを動かすのであれば、

  どんなことでも有効。

  私たちは多かれ少なかれ

  ADHDを持っている


 ☆運動には抗うつ剤と同じ効果がある。

  この本は運動の効能を

  科学的に説明してくれる。





 ⑩超一流の食事術

 (アイザック・H・ジョーンズ)

  人が体内に取り入れる油について

  ×シュガーバーニング

  〇ファットバーニング

  に分け、

  フォットバーニングにつながる食物

  を取り入れることの大切さを説く。


 ☆これも自分では気づかない

  考え方を与えてくれた。

  



<まとめ>

  昨年程たくさん読書しなかったが、

  今年も良書に出会えた!

  来年も読書を続けていきたい。


<過去ブログ>

読んで良かったゼ!ランキング2021

読んで良かったゼ!ランキング2020

読んで良かったゼ!ランキング2019

読んで良かったぜ!ランキング2018