2021年9月26日日曜日

自分時間の拡大<特別編>

世の中は自分時間の拡大に向かっている。

①働き方改革

②時短調理器やお掃除ロボット

③ネットによる買い物時間の短縮

 

昔の人は、生きていくために

食事の用意/自然の脅威からの防御など

自分時間の余裕が少なかった。

 

現代でも、年配の人はモーレツ型で、

労働時間の長時間が当たり前だったので、

今より自分時間は少なかったハズだ。


そして我々は、

定年退職後に手にすると考えられていた

自分時間を早いうちから手にすることになる。


多くの自分時間はなにをもたらすのだろう?

ココロが満たされる過ごし方は

どんな過ごし方か?


<モラリストの場合>

自分は”読書”と”水泳”が軸となっている。


読書はリベラルアーツに類する

素養をもっと高めたいと思っているし、

将来的に英語の本も読めるようになりたい。

 

水泳も運動習慣として定着している。

ブログを通じて情報発信することも好きだ。


さらなる自分時間を手にした場合には

社会貢献に興味がある。


コドモが18歳になったら、

子育ての役割もほぼ終わりで 別の役割を担いたい。 

利他につながる社会貢献ができたらと思っている。


<自分時間と資産運用>

株式売買や投資信託などの資産運用は

自分も実践してはいるが、

これは”利己のココロ”である。

際限はなく、資産が2倍/10倍になっても

おそらくココロは満たされない。

  

自分時間をデイトレーダー的な行為に

費やすことは 脳内のドーパミンでは

パチンコやスロットするのと

同じ感覚であると認識する必要がある。

 

ココロが満たされる自分時間を目指すなら、

別の過ごし方も考えた方が良い。


「LIFE SHIFT-人生100年時代-」より

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際限ない消費に終始する生活を脱却し

情熱をもって何かを生み出す生活に転換すべきだ。

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この言葉をキーワードに自分時間を考えたい。

いままでは、少ない休みだからこそ、

有意義に過ごそうと、

有効な時間の使い方を事前に計画してきた。


この考え方は今後も正しい。

現役世代は”やりたいことをリスト化”などで

ある程度、忙しくしておいた方が良い。

 

自分/家族がより充実した生活が送れるように

将来に向けて計画/実践することが大切だ。

 

<有意義な過ごし方>

・住まい(転居や断捨離)の将来を計画・準備

・SDGs:個人で貢献できることの実践

・1年後/3年後を見据えたカラダ作り

・コドモに良い影響を与える玩具や本

 そして良い接し方の勉強・準備

・コロナ収束後、行きたい国内旅行の計画/立案

・将来、海外旅行に行きたい国の歴史を学ぶ

・海外のニュース番組が見られるように語学勉強 

・多様な料理を、自分のレシピとなるように

 料理の実践

 

ながらスマホの時間が

増加するだけではもったいない。

 

コロナ渦でも充実した経験や体験をする

準備期間になりうる。

 

拡大した自分時間は、

未来への準備や利他の為に使いたい。

★行く道は山あり谷あり

2021年9月20日月曜日

自宅ミニ改装

コロナ渦でおうち時間が増える中、

先日、本棚などを整備した♪


①DVDラック→本棚

 本が増えてきて、リビングに本棚を2つ目追加。

 1つ目同じモノの色違いを注文。

 高さが1800で梁下に収まり、底部は転倒防止仕様。

 中間の板部分も本がパンパンでも歪まず、

 お気に入りだ。

 楽天サイトはコチラ

★本棚








②コドモ部屋タイルカーペット

 コドモ部屋のカーペットを更新。

 以前のものは9年経ち、だいぶくすんでいた。

 新しいカーペットはTOLIの商品。

 4パターンを市松模様に配置。

 端部や柱部分はカッターで切って、

 きれいに敷き詰めた

 楽天サイトはコチラ

★カーペット(メーカーHP抜粋)







③LED照明

 着替え部屋(納戸兼寝床)の照明器具を

 蛍光灯→LED(アイリスオーヤマ製)に変更。

 読書しつつ、バタンキューで電気付けっぱなしで

 寝てしまうこともたまにあるので 

 消し忘れタイマー付きを選んだ。

 消費電力は通常点灯で100W→40W 

 Amazonサイトはコチラ

★LED照明(メーカーHP抜粋)









★タイマー仕様(メーカーHP抜粋)








 <番外編>

④レーザー測定器

 仕事で距離計測することが多いので、

 興味本位で購入した。

 高い天井部分を計測するのに

 思った以上に重宝している。

★レーザー測定(メーカーHP抜粋)








自宅のミニ改装は夏休みに計画していたが、

ズルズルと先延ばしし、やっと作業できた♫

2021年9月14日火曜日

メリトクラシー<特別編>

  メリトクラシーをご存知だろうか?

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 個人の持っている能力によって
 その地位が決まり、能力の高い者が
 統治する社会を指す。
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 すなわち「能力主義」を指す。

 すべての人に、公平な機会(例えば入学試験)を
 与えられた現代は ”公平な競争”があるので
 正常なメリトクラシーの社会と言われるが、
 果たしてそうだろうか?

 例えば、
「成績が優秀であれば、東大に入学できる」
 
 これは一般論では正しい。
 
 しかし、東大合格者の内訳は
 親の年収が高い家庭や
 一部の地域(首都圏の中高一貫校や進学塾)
 からの出身者が圧倒的に多い。
  
 これは本人の能力よりも与えられた環境が
 大きな要因になっていると物語っている。

 ※実際、マイケルサンデル氏の白熱教室で
  出演した東大生の多くが
  「入学できたのは環境のおかげ」と
  語っている。

 能力の高い人は、全国各地に分布的に
 生まれてきているはずなのに
 親が裕福で、首都圏の人だけが
 東大で学ぶチャンスを手にしている。

 これは、日本のメリトクラシーが、
 公平な競争になっていないと言える。
 
 地方の優秀な人が、地域格差で
 学ぶチャンスを逃しているなら、
 本人のみならず、国にとっても損失である。

 地域や家庭の経済状態に関係なく、
 だれでも最高学府で学ぶチャンスを
 与えるべきだ。
 
 そのなかで、スタサプは学力の地域格差を
 是正する一助になりうるのでは
 ないかと思っている。
 
 ”神授業”と言われる良質な学習コンテンツを
 全国どこからでも、月々2,200円程度の負担で
 受けられるのは、学習塾負担を減らすことに
 つながる。
 
 次に、家庭の経済格差だ。
 こちらの方が大きな支障になっている。

 自宅から通える首都圏より、
 地方から下宿での進学は金銭的負担は大きく、
 しかも親の年収は地方在住の方が一般的に低い。

 なので、地方から東京への進学は
 ハードルが相当高いと言える。
 
 格差を減らす対策として、
 ・地方出身者の授業料の減免
 ・地方出身者だけが住める安価なアパートの提供
 ・地方の人向けの優遇した教育ローン
 このくらいフォローは必要だ。
 
 最近は、ユニクロの柳井さんや
 ソフトバンクの孫さんなどの富裕層は、
 進学における教育基金を立ち上げている。
 柳井正財団海外奨学金

 しかし、それだけでは不十分だ。
 富裕層の支援はもっと拡がるべきと思う。

 例えば、自分の縁者への支援や
 同郷の人への支援でも良い。
 富裕層であれば無返済で支援するなど、
 大胆なえこひいきをしても構わない。

 それは未来への社会貢献だ。
 
 いわゆるパパ活のような
 マッチングできる仕組みがあると良い。
(パパ活の目的は社会貢献ではないと思いますが)

 メリトクラシーが
 地域差で機会差別されてはいけない。

★メリトクラシーな社会


2021年9月8日水曜日

有料メルマガ

最近、有料メルマガが面白い。

藤沢数希さんの「週刊金融日記」や
中澤聡さんの「週刊Life is Buatiful」を購読している。

藤沢数希さんは香港在住で、
中澤聡さんはシリコンバレーで活躍する日本人だ。

海外に住んでいる日本人から見た日本や
現地の最新トレンドなどお金を払ってでも、
読む価値がある。
 
特に中澤さんは、一般的なメディアよりも、
相当深いレベルで、シリコンバレーの
トレンドを紹介している。

良質な情報は、一般的なゴシップ記事と違う。

例えば、Yahoo!ニュースで
好みのニュースばかり見ると、
偏った内容ばかり表示される。
(リンク記事は恣意的に扇動されている)

SNSには真偽の疑わしい情報が
たくさん出回っている。

根拠がないワクチンへの否定的情報で、
若い人の接種意欲を押し下げていると聞く。
 
真偽は、個人で判断せざるを得ないが、
①能動的に良質な情報を探し、
 計画的に行動する人
②SNSの風評的な情報を鵜呑みにして
 直観的に行動する人
 
両者には大きな差がある。

後者は、だれかによって都合の良い存在と言える。

スマホで情報を得ることが容易になったからこそ、
良質な情報に触れられるようになりたい。
★情報は海の如し


2021年9月2日木曜日

参加型社会主義<特別編>

2035年の未来を想像してみる。
 
産業革命以来、フロンティアを開拓し、
大量生産・大量消費をしてきた資本主義は
世界的な気候変動により、行き詰まりを迎える。

もはや革新的な成長は期待できず、
先進国を含めて、歴史的な低金利により、
2%を超える経済成長は
どこの国でも難しくなる。

資本主義の終盤まで、
富を増やし続けた富裕層と、
資本の時間的拡大の恩恵を
受けれなかった中間・低所得者層。
階層間の移動は一層難しくなり、
持つ者・持たざる者で格差が広がったままで
次のステージに入る。

快適/便利を追い求める消費生活は、
恐竜型と揶揄される風潮になり、
資源は有限な共有財産<コモン>として、
全体的には緩やかな参加型社会主義に移行する。

<富裕層>
環境意識の高い富裕層はグリーン富裕層となり、
コスト高でも、環境負荷の少ない
エネルギー源を好み、
消費についても、価格優先ではなく、
環境負荷の少ない=カーボンニュートラルの
生産/販売元から購入することを好む。
 
環境負荷の少ない暮らしを
実践することによって
自らの存在に罪悪感を
感じないようにしているが
彼らの頭の中で資本主義は続いていく。

<中間・低所得者層>
必要なものには囲まれており、
消極的な所有欲と、
富裕層との格差に対する嫌悪感がある為
参加型社会主義への抵抗感は少ない。
むしろ、
経済的に弱い立場に置かれる若者を中心に
富の再分配を求める声が高まり、
ベーシックインカムによる
強烈な社会主義への関心は最高に高まる。
(共産党の台頭)

<価値を有する企業>
参加型社会主義でも
以下の企業は価値を有する。
 
(1)社会問題を解決できる会社
 
(2)文化創造を生み出せる会社
 

(1)社会問題を解決できる会社
社会問題の解決は、
環境負荷を低減する技術。
減災対策(治水や防災)が挙げられる。
医療分野では予防医療が有望だ。
食品は、気候変動後も安定的に供給できる
大豆など有望な原料による肉・魚・野菜などの開発。
過疎化した地域に食材を届けるなども
社会問題を解決する事業として有望だ。

これらの社会的な意義のある仕事は
若者の「自分らしい生き方」の道標になりうる。


(2)文化創造を生み出せる会社
大量消費の社会からの転換において 
「個人の幸福感」に寄与する文化や価値を
提供することは今以上に価値を持つ。

古い文化と新しいテクノロジーを融合した
まったく新しい分野が発展する。
 
マーケティングによる戦略的な
価値の創造は薄っぺらい。
 
ルーブル美術館や江戸時代の茶碗など
過去の人々を魅了してきた芸術作品。
すなわり”眼福”と言えるものは、
今以上に価値を持ち、人々の心に訴える
チカラを持つだろう。 

<新たな脅威>
気候変動の影響を最も受けるのは後進国だ。
海面上昇など生活ができなくなる人々は、
難民と化し、資本主義の恩恵を
享受してきた先進国への憎悪の種を生む。 
 
宗教的な過激派とエコロジストが組んで
想像できないような新たな脅威の出現が
懸念される。
これを阻止するには、気候変動対策と
同時に第三国へのフォローが必要だ。
 

この先2035年までの約15年。
気候変動を極力抑えるには、
SDGsのような緩やかな枠組みではなく、
法的な罰則を含めたゲームチェンジが必要だ。
★さらば資本主義