2026年4月25日土曜日

ナフサのディストピア


2026年夏、危機は顕在化する。

この物語を創造してみる。


ープロローグ-

34km。

最も海峡が狭いホルムズ海峡の幅だ。


ここを世界の2割の原油タンカーが往来し、

アメリカとイランによる

実質的な閉鎖が世界を不安定にさせた。


中東危機における世界の揺れ方は、

それぞれの国がもつ富と備蓄と

交渉力によって大きく異なる。


日本はいまのところ 備蓄もあり、

社会不安は落ち着いているが、

2026年7月以降も続いた場合、

より深刻な状況になることが見えてきた。🔍


第1章-アジアの亀裂-


中東原油の依存度が高いアジアでは

原油枯渇が現実の危機として迫っている。


一部の国では休校やエネルギー制限を

既に実施している。


・肥料を含む化学製品の高騰

・農作物の収穫期にガソリン不足により機械停止

・農業用水を送るポンプの停止

今年の収穫・来年の作付けは

厳しい状況となる。


深刻な食料危機に迎え、

国際市場で原油やナフサ高騰は

アメリカ・イスラエルへの心理的な憎悪と

札束でかっさらう先進国への不満で

世界の亀裂はより大きくなる。

理不尽な仕打ちを受けた国は

将来、テロ組織の温床となる。


第2章-国内生産現場の疲弊-


<医療>

日本ではナフサ不足が医療用品に

打撃を与える。使い捨ての注射器や

点滴バック・防護服が不足し、

政府は限られたナフサ由来を優先的に

医療関連に回すが、不要不急の治療は

見合わせることを求められる。


<建設>

全国の工務店がルーフィング・断熱材

塩ビ管が入手できず、屋根工事や

仕上げ工事が止まり、未完成のまま

夏を迎える。

資材高騰による実行予算の悪化

工事遅延による入金時期の後ずれが

同時進行し、事業継続困難な

中小工務店が多数発生する



第3章-消えゆく当たり前の暮らし-


消費行動にも変容が現れる。

スーパーの棚から商品の一部が消える。

 

・ペットボトル用品は30%以上値上げ

・詰め替え商品の推奨

・備蓄も兼ねて大容量商品の拡大

・スーパーでも包装用ビニールの

 一部は新聞紙となる。


紙おむつも品薄となり、

SNSではゴミ袋が品薄と騒がれる。

フードコートでは容器持ち込み50円引き

など展開される。


スタグフレーションの状況で

衣食住に絡むコストは5~10%上昇し、

35度を超える酷暑の中、

消費は冷え込む。


第4章-世界のナフサ争奪戦-


国際的な資源買い付け競争は

これまにないほど激化する。

資金力のある国が

外貨準備高にモノを言わせて、

弱い国を押しのけて、

原油・ナフサを買い付ける。



第5章-中国支持の台頭-


原油・ナフサを国際市場で

買い負ける中東アフリカ諸国に

中国は手を差し伸べる。

ロシア産原油を武器に、

苦境に立たされる貧しい国に

資源外交を繰り広げ、

一帯一路計画が再び動き出す。


この危機自体がアメリカ・イスラエルという

西側諸国が仕掛けた戦争が引き金なので、

なにもしなくても、地滑り的に

中国支持が高まる。


第6章-熱狂なき株高- 


中東緊迫による経済の減速は免れない。

建設/食品では原材料不足により、

生産調整を余儀なくされる。


”本意ではない売上減”が各社高まる。

ただ受注残は積みあがるので、

株価は不思議ななど、下がらない。


経済減速でもAI半導体を中心に

株価維持され、緩やかに上昇を続ける。

 


第7章-緩やかな中東依存からの脱却- 


悪いことばかりではない。

中東の原油・ナフサに依存している

地政学リスクからの脱却には

オイル由来を紙や段ボールに置き換える

技術開発やEV普及の促進効果もある。

短期的にはコストの代償を払うが

環境負荷を減らす流れは

長期的にはプラスとなる。



第8章-世界はより多軸に- 


最近は中国🇨🇳の方が政策がまともと思える。

地政学的に合理的な判断を下しているからだ。

誰が国家主席でも、いまの施策を

突き進めると理解できる。

他方、アメリカは内憂疾患が酷すぎて

もはやメンヘラジャイアンの様相だ。


というわけで、

GW前半に中国🇨🇳 (香港・深圳)を

単身旅行してくる


朝貢時代のように、礼節をもって

隣人と接すれば、メディアが言うほど

悪い国ではないとこの目で確かめたい。