2026年夏、危機は顕在化する。
この物語を創造してみる。
ープロローグ-
34km。
最も海峡が狭いホルムズ海峡の幅だ。
ここを世界の2割の原油タンカーが往来し、
アメリカとイランによる
実質的な閉鎖が世界を不安定にさせた。
中東危機における世界の揺れ方は、
それぞれの国がもつ富と備蓄と
交渉力によって大きく異なる。
日本はいまのところ 備蓄もあり、
社会不安は落ち着いているが、
2026年7月以降も続いた場合、
より深刻な状況になることが見えてきた。🔍
第1章-アジアの亀裂-
中東原油の依存度が高いアジアでは
原油枯渇が現実の危機として迫っている。
一部の国では休校やエネルギー制限を
既に実施している。
・肥料を含む化学製品の高騰
・農作物の収穫期にガソリン不足により機械停止
・農業用水を送るポンプの停止
今年の収穫・来年の作付けは
厳しい状況となる。
深刻な食料危機に迎え、
国際市場で原油やナフサ高騰は
アメリカ・イスラエルへの心理的な憎悪と
札束でかっさらう先進国への不満で
世界の亀裂はより大きくなる。
理不尽な仕打ちを受けた国は
将来、テロ組織の温床となる。
第2章-国内生産現場の疲弊-
<医療>
日本ではナフサ不足が医療用品に
打撃を与える。使い捨ての注射器や
点滴バック・防護服が不足し、
政府は限られたナフサ由来を優先的に
医療関連に回すが、不要不急の治療は
見合わせることを求められる。
<建設>
全国の工務店がルーフィング・断熱材
塩ビ管が入手できず、屋根工事や
仕上げ工事が止まり、未完成のまま
夏を迎える。
資材高騰による実行予算の悪化
工事遅延による入金時期の後ずれが
同時進行し、事業継続困難な
中小工務店が多数発生する。
第3章-消えゆく当たり前の暮らし-
消費行動にも変容が現れる。
スーパーの棚から商品の一部が消える。
・ペットボトル用品は30%以上値上げ
・詰め替え商品の推奨
・備蓄も兼ねて大容量商品の拡大
・スーパーでも包装用ビニールの
一部は新聞紙となる。
紙おむつも品薄となり、
SNSではゴミ袋が品薄と騒がれる。
フードコートでは容器持ち込み50円引き
など展開される。
スタグフレーションの状況で
衣食住に絡むコストは5~10%上昇し、
35度を超える酷暑の中、
消費は冷え込む。
第4章-世界のナフサ争奪戦-
国際的な資源買い付け競争は
これまにないほど激化する。
資金力のある国が
外貨準備高にモノを言わせて、
弱い国を押しのけて、
原油・ナフサを買い付ける。
第5章-中国支持の台頭-
原油・ナフサを国際市場で
買い負ける中東アフリカ諸国に
中国は手を差し伸べる。
ロシア産原油を武器に、
苦境に立たされる貧しい国に
資源外交を繰り広げ、
一帯一路計画が再び動き出す。
この危機自体がアメリカ・イスラエルという
西側諸国が仕掛けた戦争が引き金なので、
なにもしなくても、地滑り的に
中国支持が高まる。
第6章-熱狂なき株高-
中東緊迫による経済の減速は免れない。
建設/食品では原材料不足により、
生産調整を余儀なくされる。
”本意ではない売上減”が各社高まる。
ただ受注残は積みあがるので、
株価は不思議ななど、下がらない。
経済減速でもAI半導体を中心に
株価維持され、緩やかに上昇を続ける。
第7章-緩やかな中東依存からの脱却-
悪いことばかりではない。
中東の原油・ナフサに依存している
地政学リスクからの脱却には
オイル由来を紙や段ボールに置き換える
技術開発やEV普及の促進効果もある。
短期的にはコストの代償を払うが
環境負荷を減らす流れは
長期的にはプラスとなる。
第8章-世界はより多軸に-
最近は中国🇨🇳の方が政策がまともと思える。
地政学的に合理的な判断を下しているからだ。
誰が国家主席でも、いまの施策を
突き進めると理解できる。
他方、アメリカは内憂疾患が酷すぎて
もはやメンヘラジャイアンの様相だ。
というわけで、
GW前半に中国🇨🇳 (香港・深圳)を
単身旅行してくる
朝貢時代のように、礼節をもって
隣人と接すれば、メディアが言うほど
悪い国ではないとこの目で確かめたい。
