2021年12月1日水曜日

”幅を狭める”〈特別編〉


・この人とは絶交!今後絶対会わない。

・料理が遅かったあのお店に行かない。


 不快な思いをした気持ちから

 自分の幅を感情的に狭めてしまうことがある。


 こういう制限する友人や場所は

 できるだけ、作らない方がいい。

 

 例えば、人間関係では

 自分の中で制限した人が

 あるグループに入っているだけで、

 そのグループに属する人との交流も

 遠ざけて距離を置いてしまう。


 また、お店やエリアに対する行動制限も、

 将来的に、自分以外の家族や子どもにも

 同調を強いてしまうことになる。


 ”自分の幅”を制限することは、

 相手と自分とどちらが損するだろうか?

 

 圧倒的に、自分側にマイナス要素が多い。

(相手は気づいてすらもいないケースもある。)

 

 将来、同窓会への参加や、

 友人からのススメなどで、つながることもある。


 年齢を重ねると、新しい縁はなかなか拡がらず、

 過去のつながりが、SNSなどで復活することが

 自分なりの財産になりうる。


 なので、自分の未来に制限を与えるような、

 感情的な制約は避けた方が良い。

 

 もうひとつ、幅を狭める悪しき代表格は、

 理系/文系という枠組みだ。

 この枠組みも自分の領域を狭めてしまう。


 ・自分は文系なので数字は苦手。

 ・理系なので、国語力がない。

 

 自分のなかで、壁を作って、

 越えられないと思い込んでいるに過ぎない。


 素養としては、

 できるだけ全方位で学んだ方が良い。


 今年読んだ本の中の最高の1冊。

「RANGE」から学んだものだ。


★幅は余裕があると良い