2021年1月6日水曜日

年末年始に読んだ本

年末年始の自宅生活で読んだ本を紹介。

シン・ニッポン★★★★★
 この本はとても良かった。
(今年イチバンになりうる内容だ)

 いまの日本が抱えている問題や、
 世界のトレンドと日本が衰退した背景
 経済・アカデミックなど多岐にわたり
 独自視点で詳しく分析している。
 最後の章にあった「風の街プロジェクト」
 は大いに賛同できるプランだ。

サピエンス全史[上・下]★★★★
 ユヴァル・ノア・ハラリ の代表作。
 中古本が安くなってきたので
 やっと読む機会を得た。

 人類(ホモサピエンス)のことを
 新しい視点も含め、多角的に
 分析している著者の視点がスゴイ。
 狩猟から農耕に移行した農業革命は人類
 を幸せにしたのであろうか、、
 ちょっと難しかったが、読み返したい1冊だ。

流浪の月★★★
 2020本屋大賞を受賞した小説。
 ざっくり言えば幼女誘拐の犯人と
 その幼女(年の差10歳)の話だが、
 ほんとうのわたしの居場所を探していた主人公
 と世間の事件の捉え方の苦悩を描いている。
 内容は面白かった。

黒武御神火御殿★★★
 宮部みゆきの時代小説。
 宮部みゆきの時代モノ(江戸)は読みやすく、
 人情もがあり、深みがある。
 この本も期待通り良かった。

騎士団長殺し★★★
 村上春樹の本。
 こちらも以前からチェックしていたが、
 中古本が安価になってきたので購入。
 
 一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、
 小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす
 36歳の孤独な画家。
 ぐいぐい引き込まれて、3日で読んでしまった。

今回は特に、
シン・ニホンは印象深い一冊でした。

★読んだ本