2025年1月10日金曜日

成長の再定義

 

 NHKの1/1放送の「欲望の資本主義2025」

 は興味深かった。

 

<要旨>

・アメリカ大統領🇺🇸やイーロンマスク氏

 が政権入りすることで、

 世界のすべてがディールになるのか?

・アメリカは関税強化を打ち出ししてるが

 過去の世界恐慌😱では

 各国による関税の応酬(掛け合い)が

 長い不況に陥れた。

・これからは倫理を中心とした

 資本主義の提唱が大切である。

・アメリカ型資本主義以外の

 豊かさの追求の可能性

・世界の新興国で沸き立つ

 人口ボーナス🧔‍♂️によるダイナミズム

 

 上記のような

 示唆に富む内容がたくさんあった。


 最近読んだマルクス・カブリエル氏の最新作📕や

 ノバル・ハラリ氏のインタビュー🗣️を合わせて、

 有識者の最新トレンドを読み解くと、

 「日本が目指すべき成長とは

  アメリカとは異なるのではないか?🤔」

 という考えに至る。

 

 ↓彼らの見解はこうだ↓

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 人間の想像力はITやAIの進歩のため

 だけではなく、社会や人々のために

 使うべきである。

 見たいものようにしか見ない視野狭窄を脱して、

 成長の定義を更新する思想が

 求められている。

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 確かに

 IT/AIを中心としたデジタル資本主義は

 過去の鉄道・自動社産業のような

 幅広い雇用を生むことはなく、

 SNSが若者に与えている負の側面😵‍💫も

 考慮すると、

 人々の幸せに大きく貢献していると言い難い。

 (当事国アメリカではおよそ40%の国民が

  最低限の生活も送れていない。)


 では成長とは何か?


 成長という言葉自体に大して意味はない。


 何を成長と見なし、どう実現すべきか?

 何を価値とし、どんな未来を描くのか?

 これを再定義する必要がある。

 

 それを健全に醸成する土壌とは

  ●競争をゆがめない社会制度

  ●人々が未来を選べる環境

  ●対話を促す社会規範


 このような制度が整っている社会が

 大切で、成長を左右する。



 ソースタイン・ウェブレンの言葉

 「営利だけを追い求める企業の論理は

  人間の持つ根本的な性質と対立する」


 ユニバース25の実験🐀のような未来に

 突き進んでいる世界のトレンドだ。


 上記のウェブレンの言葉を再認識し、

 倫理を中心とした資本主義を目指せば

 日本は違う未来を描くことが

 できるかもしれない。🤔