2021年7月4日日曜日

この本良かったゼ!002

最近読んだ中で印象深い本を紹介。

①「人新世の「資本論」」斎藤幸平

この本はスゴい。。。
「破滅への道は善意で敷き詰められている。」


地球の資源は、有限。

→ エントロピーは、増大する一方。

→ 資本主義は、エントロピー増大の、

 過激な「加速装置」。

→ 資本主義は、エントロピーの

 過激な増大を、弱者(外部)への転嫁

 によって隠蔽するシステム。

人類が「延命」を望むのであれば、

 資本主義を捨てるしかない。


内容は小難しいが、良く考察されていて、
中身が濃い一冊だった。
(著者を最近よくTVで見るようになった)
★スゴイ本だ













②「1%の努力」 ひよゆき

有名な「ひろゆき氏」の本。
世の中は不公平であふれているが、
変えられる部分に注力すべきだ。
スケジュールをキツキツにしないで、
常に片手は空けておくことで、
大きなチャンスを
つかむことができると書かれている。
(なるほどなるほど)

また、2ちゃんねるの管理人として、
過去自分に向けられた批判的な論調への、
しなやかな切り返しもしている。

読みやすく、2時間程度で一気に読んでしまった。
独特な世界観は一読に値する本だ。
★良い本です













③「知の旅は終わらない」 立花隆

今年4月に亡くなった立花隆さんの本。
5月に面白そうだと本屋で手に取った。

青春時代や死生観など、
いままでの振り返り。
知の遍歴を辿った書と言える。

有名な田中角栄研究〉
昨今の角栄リバイバルブームには
冷ややかで否定的に書いてあった。。。

記憶力の良さに感心!
★良い本です。








今回はメジャーな本の紹介デシタ!