旅の終盤、2040年の日本を想った。
労働力が8割に減り、
インフラの維持が困難になる未来。
深圳のような「デジタル実装」と、
香港のような「多層的な共生」を、
日本の「モラル(美意識)」を
繋ぎ合わせることができるだろうか?
香港の喧騒、深圳の光、マカオの静寂。
深圳ではEVタクシーが静かに走り、
キャッシュレスという概念すら
過去のものになりつつある。
これを単なる「技術の進歩」と
片付けるのは、本質を見誤る。
深圳の街並みが語っていたのは、
「不完全なまま走り出し、走りながら修正する」
という思想だ。
日本の社会は、
100%の安全と合意を求めるあまり、
実装のスピードを落としている。
”制度という名のブレーキ”だ。
2040年、人口減少が極まる「8分社会」において、
依然として「完璧な合意」を
待ち続ける余裕があるのだろうか。
私たちは、もっと「越境」しなければならない。
それは国境を越えることだけを意味しない。
自分の中にある「常識」という名の境界線を越え、
未知の「実装」を恐れずに受け入れることだ。
大切なファクターは技術進歩だけでなく、
個人が都市という舞台に
互いの椅子を支え合う「共助」の形だ。
テクノロジーは、そのためのツールに過ぎない。
大切なのは、道具を使いこなす「身体感覚」と、
共生を受け入れる「柔軟性」だ。
自分は嫌中でも親中でもなく、学中だ。
今後もいろんな都市をフラットな視点で
見続けていきたい。🔍
