2022年11月9日水曜日

社会性の有無<特別編>

   

 普段は社会性の高い人に囲まれて、

 仕事や生活しているので、

 比較的快適に暮らしているが、

 社会性の高い人しか認めない

 世の中では、社会の閉塞感は

 ますます顕著になるだろう。

 

 僕らは多様性の中で生きている。

 

 自分に社会性があるのは

 たまたまの幸運で、その資質を得たのは、

 自分の手柄ではなく、

 生まれた際に、偶発的に備わったもので、

 成長する過程で、

 学ぶチャンスに恵まれたとも言える。


 有する者はその幸運に感謝しつつ、

 人一倍、他者への理解と

 共感を示すことが大切だ。


 現実は、社会性が備わっている人

 の割合の方が少ないと思う。

 

 我々が仕事や休日の商業施設で出会う人は

 社会性のある一部の人達で、

 社会的な困窮者は、想像以上に多く、

 公的なサービスを必要としている人は

 たくさんいる。


 自分は一生懸命働いて、納税しており、

 助けが必要な人の分まで

 面倒を見るのは理解できない。

 という意見や、

 物価高騰などで、自分の生活に余裕が

 ない。など、

 昨今はますます他者への理解を

 失いがちになるだろう。


 だが、

 多様性の社会で、

 幸運にも社会性を有することが

 できた者は社会的に立場が弱い人

 への理解を忘れていけないと思う。