TVの報道特集などで、
コロナ禍で、高齢者やシングルマザーの
生活困窮者がクローズアップされている
一方、
お金持ち芸能人やユーチューバーが
高額な買い物を動画で披露する。
「華美な買い物ができる裕福な人は、
困っている人にお金を分け与えればいいのに、、」
この考えが”富の再分配”だ。
しかし、よく考えてみると、
困っている人に必要なのは
継続的に生活できる仕組みの提供だ。
例えば、
「路上生活者にお金を渡す。」
これは一時の助けになるかもしれないが、
トータルでは本人のためにならない。
お金を渡すことにより、その人は働くよりも、
お金をまたもらえることを期待し、
物乞いに成り下がってしまうかもしれない。
(参考:まちぼうけの歌)
その人の未来まで、責任を持つならいいが、
そうでなければ、一時だけお金を渡すのは
本人のタメにならないだろう。
好きな言葉に
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよう。」
というフレーズがある。
こども教育におけるフレーズであるが、
生活困窮の人にも、大切なのは、
魚の提供ではなく、釣り道具や釣り方の支援だ。
支援するなら、その場しのぎではなく、
持続できる生活基盤の構築に向けての支援に
つながればと思う。
また、
継続的に、金銭支援が必要な組織もある。
ユニセフやNPOなどの人道的活動は
営利活動ではないので、継続した金銭支援
なくしては成り立たない。
「こども食堂」も
企業からの寄付食材を寄せられても、
調理する光熱費や食器手配などお金はかかる。
景気が悪くなって、寄付が少なくなり、
活動困難に陥るようでは、
必要とされる時に支援できなくなる。
共感できるNPO活動であれば、
一時的ではなく、継続的な支援が望ましい。
<思い付き提言>
富裕層の預貯金にマイナス金利(0.1%)を導入し、
その金利分は、NPOなどに寄付したら、
金利分と相殺にしたらどうか?
支援が広がり、日本にも寄付の文化が
定着すると思うのだが、、
★その先にあるのは、、 |