2011年1月14日金曜日

(後編)一攫千金を夢見て、、

休日、大須の古美術商の店。

古美術専門店の若いご主人は、
電卓を持って戻ってきた。


店:「お待たせしましたー。」

モ:「どんな感じですか?」

店:「うーん。値段はつくんですが、万博や東京五輪は
   発行枚数が多いので、希少性は少ないです。」

モ:「ちなみにどんなのが高いんですか?」

店:「そーですね、、長野五輪で、協賛企業に配ったメダルは
   枚数が限られている為、プレミアがつきます。」

モ:「あぁ、、長野五輪はないですね。」

店:「あと、コレクターは新品同様の保存状態であると値段が上がります。」

モ:「うーん。そうですか、、うちのは大した良品じゃないし、希少性もないですね、、
   じゃー鑑定額を教えてください。」

モラリストは内心ドキドキして、電卓を覗いた。

その鑑定結果は、、


ジャーン!7万7000円。

おー!!
期待以上じゃないですか。

店:「お売りになりますか?」

モ:「いや、また改めます。」

大体の評価額が分かったので、
時間があるときに、他の店も当たってみる事にしました。
(悪くなるものでもないんで、、)


目指せ!10万円。