2020年5月19日火曜日

家庭学習の難しさ

コドモたちは自宅で過ごし、5月初旬の登校日に、
宿題がたくさん出たので、それをこなしている。

自宅学習で、授業の補完ができるだろうか?

以下の問題が思いつく
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①学習内容のフォロー
 →先生が不在なので、分からない問題をどう解決するか?

②学習ペースを自分で決められるか?
 →授業と違って、学習/休憩/遊び(ゲーム)などの
  時間の使い方は家庭に委ねられている。

③学習意欲を損なわずに、継続できるか?
 →学校では、休み時間は校庭で遊んだり、
  友達としゃべったりと、適度に刺激がある。
  家庭での気分転換やストレス発散はどうすべきか?
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学校側は課題を与えて、
授業再開の登校日に、課題提出の指示を出しているが、
それだけでは、言葉足らずと言える。

親は教育免許を持っているわけではないので、
どのように学習させたら良いかは大半が素人だ。

家庭学習に関して、親はプラスαの役割が求められる。

プラスαとは、
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①学習内容のサポート
②進捗のマネジメント
③気分転換やストレス発散など心身の健全化
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親だって、大変だ。
外出制限・雇用の不安・収入減収・テレワークの導入など、
自分のことで目いっぱいで、
コドモの家庭学習に関われる人ばかりではないだろう。

家庭学習により関わることは、さらなる負担を意味する。

ただ、コドモたちが”コロナ世代”と呼ばれて、
躓かないようにするには、
持続可能な「家庭教育」を構築するしかない。

これだけ長い期間、各家庭の裁量に任せていると、
学力格差もでてくる。

家庭学習については、もっともっと真剣に考えるべきと思う。