富のマインドセットを説く良書
「サイコロジー・オブ・マネー」では
資産形成の目標を立てるとき、
将来の利回りを見積もるときに
過去の平均より3分の1ほど
低く見積もっておき、
将来に備えて、多めに貯蓄すべし。
すなわち ”誤りの余地を残しておく”ことの
重要性を説いている。
この発想は、他にも通じる。
行動計画を立てるとき、
100%完遂を基準とすると、
1つでもできなかった場合に、不満が大きい。
例えば、
①TDLに行く際、
アトラクションは7つは最低乗るゾ。
②2泊3日の旅行に行った際、
インスタ映えする名所を巡り、
美味しいものも食べて、観光船にも乗るゾ。
しかし、、
①当日TDLでは、修学旅行生がたくさんいて、
どのアトラクションも行列ができ、
5つしか乗れないかもしれない。
②せっかくの旅行でも、
天候が荒れ模様で、天気もどんよりしていて
さらに観光船は欠航しているかもしれない。
誤りの余地を加味するなら
①TDLでは、アトラクションは
5つ乗れれば上出来。7つ乗れればラッキー☆
②旅行では、名所を回り、
美味しいモノが食べれて、
プラスαで、観光船に乗れればラッキー☆
といった発想となる。
不測の事態(余地)を加味した
期待値にすることで、気持ちに余裕ができる。
この発想は
他人に求める期待値/対価で受け取るサービス
にも通じることで、
良い人間関係にもつながるし、
自分がストレスの少ない生活を送れるのだ。
”誤りの余地”は自分の良いマインドセットに
つながる発想だ。