今年、書籍📚やドキュメンタリー📺から
印象に残ったフレーズを抜粋🧐
①「欲望の資本主義2024
ニッポンのカイシャと生産性の謎」[NHK]
<シン中間層の台頭>
・現場感覚を持ち、労働の喜びを知る
新たな専門職が必要だ。
会社というピラミッドの中での正解を
追い求める中間管理職ではなく、
仕事の本質を考え抜き、
社会に新たな価値を提供する
新たな専門職が必要である。
②「8がけ社会」 [朝日新聞取材班]
8がけ社会とは、
いまの労働量やサービスが
未来も続くという延長線上ではなく、
新たな価値観や発想のもとに
描き出す未来を考えることだ。
③「ヒューマンエイジ 人間の時代 第1集
人新世 地球を飲み込む欲望」
[NHKスペシャル]
人間には他の動物と違って、課題解決欲がある
技術的課題が解決するとさらに欲望が高まり。
もっともっとと際限がなくなる。
地形を変えてしまうほどの大型重機の出現も
課題解決欲がもたらした結果と言える。
④「ヒューマンエイジ 人間の時代 第2集
戦争 なぜ殺し合うのか」
[NHKスペシャル]
人類は仲間と協力して困難を克服して発展した。
しかし、オキシトシンは
守りべきものとそうでないもの
2項対立の思考になりやすい。
(例:西側/東側。イスラム教/それ以外)
⑤「だから私たちは組織を変え続ける」
[斎藤 徹]
<グーグルの生産性改革プロジェクト>
→最も高い成果を生む組織は
”集団的知性”の存在である。
だれがチームのメンバーであるかよりも
チームがどのように協力したかである。
(1)均等な発言機会
(2)社会的感受性の高さ
⑥「幸せになる勇気」[アドルフ・アドラー]
教育とは自立をサポートすること
自分で考えて正しい選択をするための
サポートをすることが教育である。
相手を尊敬することから始める。
共同体感覚になるためには
他人の関心ごとに関心を寄せること。
賞罰は自立の妨げになる。
⑦「運」 [安田 隆]
運は超中期的には十分にコントロール可能で
運の感受性を研ぎ澄ますことが大切である。
解を求めるということは
ある種の快楽に身をゆだねる行為
曖昧さを許容する謙虚さが大切である。
⑧MEGAQUAKE 巨大地震 “軟弱地盤” 新たな脅威
[NHKスペシャル]
能登半島地震では複数の活断層が連動し、
30秒以上の揺れが続き、
多くの建物が倒壊に至った。
さらに軟弱地盤の上に建つ建物は
揺れが数倍増幅され、
杭基礎の堅牢とみられていた建物でも
横倒しで倒壊に至った。
都市部で
能登半島地震と同じような地震が起きた場合、
現行の耐震基準では
このような想定/対策はできていない。
⑨熱波襲来 〜いのち・暮らしの危機〜
[NHKスペシャル]
日本周辺の海洋温度は高くなっており、
黒潮の蛇行は今年北海道まで到達した。
この海洋熱波が
猛暑や大型台風の大きな要因とされる。
海流は空気と違って、簡単には戻りづらい。
来年以降も亜熱帯のような
猛暑が続く可能性が高い。
⑩「西洋の敗北」 [エマニュエル・トッド]
ネオリベラルな極西洋
(アメリカ・フランス・イギリス)
は国内の内部疾患で、すでに崩壊している
これらの国の本質的な特徴は
・キリスト教(プロテスタンティズム)の退行
・教育面/産業面/道徳面の崩壊
に帰結している。
但し、これらの国の崩壊は自壊的で
ロシアの勝利を意味するものではない。
日本は西洋の一部ではなく、
”ネオリベラル西洋”と”その他世界”との
仲介役としての役割を考えるべきである。
VUCAと呼ばれる世の中だが、
ほぼ確実にやってくる
"確かな未来の要素"もある。
それは備えることが可能性だ。
人間の本質的な性質を理解し、
悪いニュースに影響されすぎて
思考停止に陥らないように
楽観的に考えることも大切だ。
今年イチバン刺さった言葉は
【利は人の喜びの陰にあり】
料亭うかいの創業者“ 鵜飼貞男”さんの
言葉である。😌