2025年9月28日日曜日

社会の間伐

 真面目に生きてのに

 いつの間にか立場が

 弱くなってしまったヒトがいる。


 資格を取って

 スキルで自分価値を上げろと言われても

「貧すれば鈍する」で

 負のループにハマッてしまい

 そこから抜け出すには

 労働時間を増やすしかないという

 考え方に至る。


 この気持ちは

 テレビに出ているで有識者や政治家には

 分からないだろう。


 スキルを身に着ける余裕すらないのだ。


 彼らの声は小さく、

 貧困マインドから、簡単に抜け出せない。 


 そのコドモたちは

 動画やNETFLIXにある

 キラキラした生活は

 遠くの話であり、明日はもっと良くなる

 と希望を抱けず、自分が存在することで

 親の負担になり、

 申し訳ないという気持ちが強い。


 政治の役割は困っているヒトにとって、

 より重要だ。


 明日はもっと良くなると

 希望を感じされる指導者が待ち望まれる。


 社会問題は山のようにあり、 

 目先の対応も必要だが、 

 失われた30年は人手あまりや

 派遣による置き換えで

 安い人件費で全体雇用を守り、

 全体が沈下した30年を振り返ると

 社会も間伐のような

 手入れをする必要がある。


 森林の木々すべてに

 日光をあびせるのは無理なので

 伸びる良質な木を育成するには

 間伐が不可欠だ。



2025年9月21日日曜日

もののあわれ

 

仏教の洞察によると

ヒトが苦しみを感じるのは

つらい体験や、手に入らない経験を

渇望しているときだけではない。


物事がうまく進んでうれしいときでさえ、

その状態を失うまいと

苦痛になることがある。


自然と触れ合う午後

赤ちゃんと過ごす時期

その瞬間をしっかり味わおうと

頑張りすぎたり、

この時間を後に残そうと

写真を撮るのに忙しく

楽しみ余裕を失いがちにある。


今日はあるべき1日を過ごせたけど

しっかり過ごさなくとは

喜びのチャンスが

苦痛とストレスの種に変わってしまう。


未来に向けて溜め込もうとする

気持ちが目の前の体験を

なにか別のものにする


過ぎ去る時間を、つかんで離すまい

時間を冷凍保存したい。


しかし、

どんなにしがみついても

体験を永続させることは出来ない。


茶道では

移ろいよく時のはかなさは

体験の価値を損なうのではなく、

生み出すと考える


うつろいゆくはかなさへの哀愁を

しみじみと感じることも大切である。


吉野弘さんの「祝婚歌」はそれに通じる。


二人が睦まじくいるためには

愚かであるほうがいい

立派すぎないほうがいい

立派すぎることは

長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが

ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても

非難できる資格が自分にあったかどうか

あとで

疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい

立派でありたいとか

正しくありたいとかいう

無理な緊張には

色目を使わず

ゆったり ゆたかに

光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら

生きていることのなつかしさに

ふと 胸が熱くなる

そんな日があってもいい

そして

なぜ胸が熱くなるのか

黙っていても

二人にはわかるのであってほしい

 



 

2025年9月13日土曜日

調子が悪い時

 

 メンタル不調の時は悩ましい。


 前向きだったり、

 好奇心旺盛にもなれないし、

 モノゴトの整理もうまくできない。


 家でじっとしていたいが、

 メンタルは改善するわけでもなく、

 ほったらかしの問題が

 大きくなることに

 メンタルをさらに悪くするだけだろう。


 メンタル不調から遠ざかるのに

 有効なのは”運動”だ。

 

 副腎からコルチゾールという

 ストレスホルモンが発生するが、

 偏桃体での反応が過剰になる。


 ストレスが次のストレスを生む

 負のスパイラルになる。


 重いストレスが長く続くと

 海馬が減少し、

 言葉がうまく出てこなかったり、

 記憶がしにくくなる。


 定期的に有酸素運動を続けると

 コルチゾールの分泌量が

 わずかしか上がらなくなる。


 心拍数があがる持久系トレーニング

 で海馬も大きくなる。


 運動には

 抗うつ剤と同じ効果がある。


 運動習慣を3週間続けてみると良い。



[モラリスト的運動法]

 スーパー銭湯併設のジムで

 1時間程度ウォーキングをする。


 落ち着いた音楽を聴きながら

 ウィーキングマシンで

 iPadを使っての読みやすい読書が

 相性が良さそうだ。

 

<神去村なあなあ日常日記>

 横浜でなんとなく生きていた

 20歳の若者が

 三重県の山間の村で

 林業に就職する物語

  

 ウォーキングしながら

 すいすい読める。


<過去ブログ>

運動2.0





 

2025年8月31日日曜日

猛暑と運動

 

 お盆は過ぎたが、猛暑はもはや

 ニューノーマルになりつつある。


 ニュースも40度を超えないと

 大きく報道しなくなった。


 残暑が長く続く中、

 熱中症について、もういちど

 おさらいをしておく必要がある。

 

 熱中症が重度になると

 内臓や脳にも影響を脅かす。 

 

<熱中症による合併症>

 重度になると

 骨格を支える横紋筋が溶けて壊死し、

 血中に流れて腎機能障害に及ぶことがある。

 一度なると、その後の通常の社会生活が

 できなくなる恐れもある。

 

 応急処置としては

 カラダの深部体温を冷やすことが大切だ。

(動脈部の冷却/冷たい点滴)


 猛暑はカラダ以外にも

 メンタル不調への影響もある。

 うつ病だ。


 アンジャッシュ・ハンセンの

 本<運動脳>を見返すと

 運動習慣の大切さを説く。


 ------------------------------------------

 カラダを動かすのは

 どんなことでも有効であり、

 その一歩一歩が脳にとって価値がある。


 機能的に優れた脳は

 しっかり脳の中で連携された脳であり、

 運動すればその連携を強化できる。

 

 有酸素運動を週2、3回

 最低20分。朝にすると効果的で

 3週間以上続けると良い。


 運動には抗うつ剤と同じ効果がある。

 ------------------------------------------

 

 自分は身近なところで、

 スーパー銭湯に併設している

 ジムでウォーキングをする。








 

 ショッピングセンターで見かける

 カーブスで運動習慣するのも効果的で

 中年の女性の健康増進に役立っている。


 コドモの授業に体育があるのも大切だ。


 心身を健全に保つためには

 ・良い睡眠

 ・良い友人

 ・良い運動習慣

 これが大切と言われている。


 運動習慣を大切にしながら

 残りの夏を乗り切りたい。

  



 





<過去ブログ>

運動2.0

たくさん歩く


 

2025年8月25日月曜日

推し活社会

  

 ブームとなっている【推し活🪇】


 これは日本の社会問題の解決への

 大きな一助となるスゴイ存在に

 進化(アップデート)するかもしれない。😏


 <推し活>

 ・アイドル🥳

 ・地元の個人店🍶

 ・地元出身のアスリート🎖️








 応援/貢献というキーワードは

 日本人の気質にとってなじみやすい。


 逆にテーマが大きすぎると

 自分の目に見えないので

 個人レベルでは定着しにくい。😮‍💨


 <大きなテーマ>

 ・気候変動

 ・第三国への支援 

 ・ユニセフなどの団体への寄付


 大きなテーマだと

 厚意や寄付などの支援が

 全体の中に溶けてしまい、

 貢献の実感が伴わない。


 そういった日本人の気質を理解すれば

 日本で推し活支援が広がる

 糸口が見えてくる。


 <身近なテーマ>

 ①こども食堂🍽️

  ⇒地域のコドモたちへの推し活

 ②地域減災🏘️

  ⇒地域の防災強化への推し活

  (延焼/決壊を抑止する取り組みなど) 

 ③地域のヒト交流活発化🧓🏼👵

  ⇒地域住民同士の推し活

  (孤独防止や病気予防)


 例えば、【推し活社会】の試みとして

 学校の委員会のように

 選挙権をもつヒトは

 少なくても1つの団体に所属して

 活動すること。🤨(複数も可)


 取り組みをしたヒトには、

 自治体から税金控除や

 公休での活動参加を認めるなど、

 行政が後押しして、

 地域コミュニティでの

 支援の輪を拡げていけば、

 より助け合い社会に

 近づくのではないか?


 ふるさと納税が、

 純粋な支援よりも

 ほぼ返礼品目的であることのように、

 推し活社会活動もただの節税狙いや、

 社会性のないヒトとの調和など

 いろいろ問題は出てくると思うが、

 座して何もしないよりは行動した方が良い。


 いろいろなカタチで

 広義の推し活が増えること

 よりよい社会への第一歩になると思う。











 

2025年8月17日日曜日

徒然なる夏の一日


夏期連休は仙台に単身帰省🚄した。


お墓参り🪦をメインに

実家の片付けや家電の更新など

高齢の両親の生活をアシストした。🧹


友人達との話題は

投資/別居・離婚/介護/早期退職など

ちょっと現実的。🤨

20代とは違う問題をそれぞれ抱えるが

みな就職氷河期世代だから

レジリエンス(耐性)は強い。


帰省中、太平洋戦争の番組📺をいくつか観た。


<戦後80年>

この節目に”戦争体験”を考えてみる。


過酷な原風景を持っているヒトは

なにが違うのか?


強烈な体験は生き方に強く影響を与える。


 1️⃣:生きていくチカラが強い。

 2️⃣:日常のありがたみを感じられる。 

 3️⃣:使命感をもって困難を克服できる。


自分が死の淵まで追いやられた体験は

あまりに非日常で”生きる”に

強烈なインパクトを与える。


では戦争を経験していない

我々は彼らに比べ、生命力が弱いのか?


そうとは言い切れないが、

衣食住が足りている現代で、

「君たちは幸せだ」と言われても

ピンとこないし、 比べようがないから、

ありがたみを感じるのは難しい。😕


ただヒトの生存本能は変わらないから、

同じような状況に陥ったら、戦後世代も

生命力や強靭性を発揮すると思う。🧐


後世への伝達方法は

3Dゴーグルやテーマパークにある

体験型の映像技術は著しく発達したのだから、

疑似体験できる施設をつくり、

学校教育でも取り入れる。

そんな手法もあるのではないか?🤔


話は変わるが、、

最近のニュースでは

アメリカ大統領🇺🇸の動向ばかりを伝えている。


毎日それを追う必要があるだろうか?


ニュースに没頭していれば

市民としての責務を果たしている

気分になるかもしれないが、

たくさん観ても

世の中はちっとも良くならない😮‍💨


スマホ📱画面をスクロールしても、

不安や無力感は減らないし、

むしろ実際に行動に移す時間を

食いつぶしている。


知ることも必要だが

それを行動につなげることが大切だ

(↑このテーマは別の機会にアップロード)


<☆仙台見どころ☆>

[せんだいメディアテーク]

仙台市中心部にある公益施設

地下2階/地上7階建

(図書館/映像施設)

設計:伊藤豊雄

柱や梁がなく、チューブと呼ばれる

構造体13本で建物を支える。

外壁は主にガラス仕様

薄い床やチューブの剛性を実現する為

気仙沼の造船で培われた

高度な溶接技術が活用されている。

(唯一無二なのでオススメ😉)

















今回は徒然なるままに

思ったことを書いてみた。



2025年8月10日日曜日

西芳寺


京都の苔寺”西芳寺”は

嵐山の先、松尾大社近くに位置する。


73系統:苔寺/すずむし寺行きのバスに乗り、

京都駅から約50分。








スティーブ・ジョブズ📱は

禅と瞑想に深い関心を持ち、

西芳寺を幾度と訪れ、苔庭で静かに過ごした。


先日友人と行ってきた。

受付をした後、まずは本堂で写経をたしなむ


広々としたお堂での写経は

不思議なほど、ココロ落ち着く作法だ。

(自分のペースでなぞりながら書く)


自分は畳にあぐらで、写経に臨んだが、

イスに座って写経する外国人👨‍🦱の方もいる。


続いて庭園を散策。

7月末で雨の少ない時期だが

木々と苔が一体化した庭園をゆっくり廻った。






















あー水辺の苔が活き活きとしている。

きっと梅雨時期は素晴らしいのだろう。


大粒な苔からポピュラーな苔まで 

独特の表層は日向や日影でも見え方が違う。


佇まいというか、苔で覆われた庭園は

しずかな禅の世界を感じることができる。


夏の京都、当日は37度まで上がったが

木々に囲まれた境内は

穏やかな光が差し込み、幾分過ごしやすい。


そんな西芳寺にも

地球温暖化の暗い影を指す。

猛暑で苔の生育環境は

年々厳しくなっている。😞


自然が作り出すものは

いつまでもあると限らない。

見に行けるうちに行くべし 。😌


写経が良かったので、

般若心経のテキストを購入。


すぐ飽きるかと思ったが、継続している。

ココロが落ち着く新たな習慣なり🤨







<過去ブログ>

京都散策(五月編)

大阪/京都小旅行

秋のTOKYO

大阪旅行

 


2025年8月2日土曜日

死から距離感


小林武史さんの本📕

ヒトはなぜ幸せになれないか

を読んで、

”納得”と思える記述があった。


豊かな物質に囲まれ、

スマホなど便利ツールは増えて

働き方改革など社会制度は進化してるのに

なぜ幸福感が高まらないのか?


本書によれば

動物には”生存欲求”がある。

言い換えると

(本能的に)死にたくない欲求”。

幸せとは”死からの距離が保てている状態”

と記載されてる。


自分なりの解釈とすると、、

かつて狩猟民族だった時代、

飢餓/孤立/病/戦/自然災害など

死に直結する危険が身近にあった。

それを連想させる状態に陥ると

脳は不安を感じ、

”気分的に不幸”😞とプログラムされた。


逆に、仲間と協力する行為や

共感を示すことは

延命に繋がったため、

”気分的に幸せ”☺️となった。

未来にその状況があるというのは

先々に楽しみがある=将来への安心

として幸福感につながった。


<現代のネガティブ>

・貧困⇒飢餓

・増税/インフレ⇒ゆるやかな飢餓 

・仲間外れ/承認欲求⇒集団からの孤立

・必要以上の裕福⇒強奪される危険

・AIの台頭⇒自分の存在不要となる危険

・結婚しない/少子化⇒家族を養えない危険

・スマホ動画三昧⇒孤立

・不摂生な生活⇒病


<現代のポジティブ>

・友人とのお茶/飲み会⇒連帯感/共感

・推し活⇒孤立回避

・安定収入⇒衣食住確保

・新NISA⇒将来の飢餓回避

・運動⇒健康/うつ病の予防


現代で幸せな人は

「衣食住が足りていて

 友人・家族など親しい隣人がいて、

 他人に必要とされている人」

逆に不幸な人は

「貧困で不安を感じている人

 しゃべる相手がおらず、孤立している人

 社会で必要とされない人」


 現代で特筆すべきは、

「他人からうらやむような豪華な生活を

 していても幸せではない人がいる。」

「資産があっても、孤立してれば不幸。

 仮に若くしてFIREを達成しても

 社会的な役割がない人は不幸」

 である。


ちなみに80歳以上の高齢者は

超越的老人志向で

やり尽くした感があり、

・これ以上頑張らなくても良い

・これまでの感謝の気持ち

で幸福感の高いひとが多い。


「じゃーどうすればいいのさ!」だが

おそらく”本能的に死にたくない” 

が定常的に満たされることはない。


バロメーターをできるだけ良い方向に

向かわせるように努力する。


メンタルに寄与するのは以下

〇家族/友人との交流

 (集団意識/共感=孤立回避)

〇社会的な役割(仕事/地域)

 (必要とされる人材=集団での生存) 

〇友人(または他者)との共感/貢献

 (必要とされる人材=集団での生存)

〇健康的な習慣(=運動/食事制限)

 (病気/うつ病回避)

〇自分の価値を高める努力

 (必要とされる人材 =飢餓回避)

〇孤立しない。

 (他人との協力=集団での生存)

〇裕福であっても裕福なふるまいをしない。

 (妬みの防止=強奪からの回避)

〇気候変動

 (環境負荷の低いモノを選択=貢献)


ちなみに結婚💒は、

本能的なプログラムではないが、

”パートナーとの協力”という面で

孤立回避に近い。

未婚が増えているのは

おひとり様の社会環境が整い、

”孤立していない”の考え方とも言える。


生殖は本能的であるが、

個人の生存本能から見れば、

守るべき弱い存在は負担が増えるので、

自分の生存本能とは相反する。

 

現代はネガティブ情報が多く、

未来の不透明感が強く、

「家族を養えない危険を感じるから、

 結婚しても子供をもたない。」

これも生存本能の選択と言える。


未婚・少子化は

将来の生存に関する心理的安全性が

損なわれている側面が大きい。

結婚や育児支援をするならば、

心理的安全性を確保する

セーフティネットを

公的に整備する必要がある。🤔








<過去ブログ>

物語(ストーリー)

なにをすればいいのサ?

個の社会

ミエナイチカラ

共感の限界

 

2025年7月27日日曜日

読んで良かったゼ本[2025その3]

 

 最近良かった本を紹介! 

 



世界秩序が変わるとき[斎藤ジン著]

  

 新自由主義の終焉と日本の復活

 日本が失われた30年となったのは

 カジノオーナーとも言えるアメリカの

 意向があった。世界のパワーバランスは

 再び変わり、日本は3度目の大転換

 で復活に向かう


☆ワシントン在住30年の著者が

 日本の大復活を唱える。希望が持てる本

 ワシントンの米政権とウォール街に

 知人が多く、発言力もある著者の視点は

 信ぴょう性が高い。














 ②スマホ時代の哲学[谷川嘉浩]

 

  スマホ時代の哲学のキーワードは常時接続

  ”つながっていても独りぼっち”

  常時接続は不安や孤独に向き合う

  ことを妨げている。

  ”僕は正しく傷つくべきだった”

 

 ☆注意の分散に抵抗せよ。

 「孤立ではなく、孤独を持て」

  はなかぬか良いメッセージ☆

  少しずつ退屈や不安に慣れること。

  私たちの生はつねに"即興"である。

  が印象的な見解だ。










 ③なぜヒトだけが幸せになれないか

  今こそヒトの幸せとは何かを

  考えるべきである。

  幸せは死からの距離が保ててる状態。

  飢餓・孤独・病気を連想する

  影響こそが不幸せな気分にさせる。

 ☆小林武彦教授の最新刊。

  この考え方は深掘りすると

  いろいろ世の中の見方が広がる。

  シリーズの3冊とも良書📕










 ④夢と金[西野亮廣]

  夢か金かではなく、

  お金が尽きれば夢は尽きる。

  プレミアムとラグジュアリーの違い

  お金は上手に使ってくれるヒトの

  もとに集まる。

  顧客とファンの違いを認識すべき。


 ☆キングコング西野さんの本書は

  なかなか目からウロコな見方あり。

  新鮮な情報を与えてもらった。











多動脳[アンディッシュ・ハンセン]

 ADHDは広いグレーゾーン。

 だれでも大小なりに傾向がある。

 ADHDにイチバン良い薬は

 クリエイティブに取り組むこと

 運動も良い習慣。

☆脳はこまめに報酬をほしがる

 性質を理解すること。








 

情報過多の現代ℹ️

本やNHKの良質な情報に触れて

自分のバイアスを取り払う。


そうすることにより、

「そのNET情報ホントかなー?🤨」

と自分なりの道徳的かつ正常な

判断に磨きをかけ続けることができる。


★過去の良かったぜランキング★

読んで良かったゼ本[2025その2]

読んで良かったゼ本[2025その1]

読んで良かったゼ!ランキング2024

読んで良かったゼ!ランキング2023

読んで良かったゼ!ランキング2022

読んで良かったゼ!ランキング2021

読んで良かったゼ!ランキング2020

読んで良かったゼ!ランキング2019

読んで良かったぜ!ランキング2018

 

2025年7月20日日曜日

見方を変える🔍

 

 富の格差も社会問題のひとつだが

 格差がなくなる社会は

 目指すべき良い世界だろうか?








 ちょっと見方を変えてみよう。


 例えば、飛行機✈️

 東京ーニューヨークの国際便で

 ボーイング733は244席

<JALの場合>

 エコノミー(147席):22万円

 プレミアム(40席):39万円

 ビジネス(48席):64万円

 ファーストクラス(8席):188万円

 全部売れると9564万円だ。


★JAL国際便のクラス構成








 この9564万円が

 航空会社の必要経費とすると、

 全部エコノミーにした場合、

 351席確保できるが、

 同じ売り上げを確保するには

 エコノミー(全席)は

 1座席あたり27万円(↑5万円)となる


 花火大会🎆やコンサート🎹でも

 同じことが言える。


 SSシート💺など

 プレミアムな料金を払っているヒトが

 いるからこそ、一般(エコノミー)料金は

 抑えた低価格で提供できている。

 そう考えると

 彼らへの優先的な案内や充実した

 特別なサービスも納得できる。😌


 世の中には富裕層がいるから

 成り立っている部分もあるのだ。


 しかし、選挙になると実際は以下だ。

 飛行機乗客を有権者とした場合、

 どの席でも1票は1票であるため

 エコノミーの不満解消が

 最優先課題になってしまう。🫤


 ポピュリズム政治家は

 ファーストクラス(わずか8席)のヒトを

 狙い撃ちして

「君たちはファーストクラスの人々

 に搾取されてきた。盗まれてきた。

 だから席が狭いんだ!」と

 エコノミー席の人々を扇動する。👨🏻‍🦳 


 不満うずむくエコノミー席の人々には

 心地よいメッセージに聞こえるだろう。


 ファーストクラスをなくしても

 航空運賃は下がらないし、座席も広くならず、

 むしろ運賃が上がるという将来は

 見えていない。


 そんなポピュリズムには耳を貸さずに、、

 自分がどういった努力をしたら

  プレミアム⇒ビジネス⇒ファースト

  とアップグレード💺できるか?

 ・時間単価を高く売るためには

  何が足りてないか?を考え、

  改善の努力をした方が良い。

 個人レベルで突き詰めるしかないと思う。


 話は変わるが、

 商売する上で、大事な教えがある😃


 高所得層(ビジネスクラス以上)の

 人々向けに、

 付加価値をつけて、高級品を売れば、

 大きく儲けられるという発想は、

 安直だし、もはや時代遅れである。


 例えば、機内販売で

「当機では高級品をそろえてます。」と

 ビジネスクラス以上のヒトに販売しても

 ほぼ買ってくれない。😔

(買うのは新興成金💲くらい、、)


 なぜなら、

 彼らはすでにモノを持っている。

 販売側の安易な戦略を見透かすと、

 そっぽを向く。🙂‍↔️


 ココロをつかむストーリーとは

 以下のようなものだ。

「盛岡の障害者アート:ヘラルボニーが

 ”個性を異彩”としてイタリアミラノで

 発信した製品と同じシリーズの限定品です」


「海中で過剰繁殖していたスカスカウニを

 漁師から買い取り、海藻を含んだ栄養で

 陸上養殖して、身がぎっしりにした

 瓶詰めのウニ商品を開発しました。

 企業利益と社会貢献を両立している

 日本ではまだ少ないゼブラ企業の

 新商品となります。」 

 

 こういった意味(ストーリー)や

 体験を求める。

 上記のようなメッセージ性が伝われば、

 価格が2~5倍💰の値段でも

 売上は伸びるだろう。


 繰り返しになるが、

 政治家が迎合するのは

 大票田であるエコノミ―向けの政策である。


 それが悪いとは言わないが、

 政府はこの30年、エコノミー全体を

 底上げするようなことを常に言ってきたが、

 果たしてエコノミーは幸せになっただろうか?

 いままでうまくいかなかったのに

 これから実現可能だろうか?


 むしろ、政府に頼ることはヤメて

 まずは自分はどの席にいるのか?を把握し、

 そこからのアップグレード(現状からの脱却)

 を目指す。


 〇カネのためだけでなく、

  良いものに触れるため、経験するために

  アップブレード💺志向をもつ。

 〇生活の質は公的支援などアテにせず

  自分の努力で改善していくのが

  唯一の手段である。



 こういったリアリズムの感覚を持つことが
 大切と考える。🤔



2025年7月13日日曜日

向き合うべき課題


 社会問題を知る手段として

 NHKスペシャルは良質な情報源だ。


 NHKスペシャルは

 さまざまなテーマを取り上げている。

 -------------------------------------------

 〇世界の森林火災

 〇除染土ー14年目の真実

 〇東京インフラ大改造

 〇食料安全保障

 〇法医学の現状

 〇医療限界社会 

   -------------------------------------------

 社会問題の原因は

 自然災害や人的リソースの不足

 世界情勢などさまざまだ。


 解決の道筋はどれも難しそうだが、

 関心を示し、正確に把握することが大切だ。


 最近、NHKオンデマンド

 過去放送分を視聴している。

 

 共通して思うことは

 今の暮らしは

 綱渡りのバランスで

 ぎりぎり維持されているナーと感じる。


 道路陥没など、

 インパクトが強い出来事に

 一気に注目が集まるが、

 そのスポットライトの周りは

 暗闇になり、

 ほかの問題は放置されてしまう。


 個人の資産形成などに

 関心は向きやすいが

 社会問題の知識をつけることは

 自分の生きがいや役割に

 つながる一端になりうる。 


<過去ブログ>

防災の新常識

未来は明るいけど刹那的

メリトクラシー




2025年7月6日日曜日

個人のレジリエンス


 一部で騒がれていた

 7月5日は大禍なく過ぎ去った😮‍💨


 参院選が始まったが

 今のところ

 日本ではトランプ政権のような

 プロパガンダ勢力が選挙を

 座巻することはなさそうだ。🤔


 極端な二極化にならない国民性は

 温厚な気質で好ましいが

 副作用もある。


 90年代以降の失われた30年は

 ゆっくり全体で進む(衰退)

 ことを選択した。😔

 

 ゼロ金利政策などで

 ゾンビ企業は淘汰されずに、

 他国に比べ、生産性は向上できず、

 賃金もずっと停滞という

 全体沈下の道を歩んだ。

 

 今回の選挙でも、

「物価高騰でインフレ基調だし、

 負担は、将来世代に先送りして

 バラまき政策や消費税減税しようと、

 今の痛みを緩和する政策」

 が軸になりそうだ。🫤


 日本は高齢者が多く、

 その上、彼らの投票率が高いため

 未来に主軸を置いた痛みが強い政策は

 まず選択されない。


 この傾向は年代別人口構成が

 変わらない限り、ブレないだろう。


 となると、、

 現役世代が個人レベルで考えるべきは

 公的支援や国民年金はアテにせず、

 個人を要塞化🕋するしかない。


 新NISAで資産を形成する

 だけでなく、定常的に

 お金が入ってくる仕組み(フレーム)

 を考えた方が良い。


 具体的には

①「不労所得の構築」

 →株式配当や不動産所得など

  インカムゲインをつくる


③「個人年金の構築」

 →後期高齢者になれば人的資本が

  減るため、補う金融資本として、

  変額年金や養老保険などが挙げられる

  例 プルデンシャルのドル建

    「リタイアメントインカム」

    →簡単に言えば、死亡保障がついてて

     10年積立すると

     25年後に確実に141%が返金される


 上記の

 インカムやキャッシュフローの考え方は

 ロバートキヨサキ氏の往年の名著

「金持ち父さん・貧乏父さん」に

 記述されている内容だ。

(↑一度は読んでほしい本📕)



 また、個人の要塞化は

 以下のような未来を避けるためでもある⬇️


 将来、

 年金のみをインカムとした生活を送り、

 苦しい生活を強いられた時

 いまをなんとかしてくれ!

 と、虚実を掲げるポピュリズム政権を

 自分が熱烈に応援したりすることだ。🤩


 避けるべき未来が見えてるなら、

 いまから対策が打った方が良い。

 

 言いたかったのは

 選挙🗳️結果がどうあろうと、

「個人のレジリエンスの強化」

 これが大事❗️ということである。🤨




2025年6月29日日曜日

クラックから光は注ぐ


 今週はマクロ視点🌏

 

 自由経済を掲げる

 アメリカ主導の資本主義が

 長い人類史でたどり着いた”解”だと

 最近まで皆考えていた。

 

 ・ソビエト連邦の解体

 ・中国の市場開放


 この70年はもっとも歴史上、

 戦争🪖でヒトが死なない

 時代であった。

 多くの問題を抱えながらも

 その観点ではうまくいっていた


 新自由主義は

 ・実力があればのし上れる

 ・機会はだれでも平等

 というメリトクラシー(能力主義)

 を掲げられ、多くのヒトの

 衣食住が満たされた

 グローバル化の中で

 チャンス⭐️は誰にでもある

 豊かな時代到来と

 旗🚩が掲げられた。

 

 しかし、実際には格差が広がり、

 豊かになったのは

 ごくわずかなエリート層や

 資本家だけで、

 その波に乗れなかった9割が

 自分らは搾取されていると扇動され、

 トランプ政権のような

 ポピュリズム政治を生み出した。


 ネガティヴな報道が多いが

 それが大多数の民衆の求めであれば、

 悲観的に捉える必要はない。 


 新自由主義は

 制度に限界を迎え、ついに終焉。

 次のステージに移行するだけだ。

 

 さてさて、

 ポスト新自由主義は

 どんな世界🌍になるのだろう?

 

 ・給付金バラマキのような政策

 ・にっくき富裕層に対して、富裕税を!

 ・票に結びつかない課題は放置

  →社会福祉の低下

  

 現状に対して、

 不満が爆発した人々にとって

 あまり暮らしやすい社会では

 ないかもしれない。

 

 ゲームチェンジを語る施政者は

 その結末(ハッピーエンド)までに

 導くことはほとんどない。

(途中で非業の死を遂げると

 英雄に格上げされる場合はある)


 大衆は熱しやすく、冷めやすい 。

 

 民衆は失望すると

 選挙でオセロのごとく入れ替わる。


 今をなんとかしてくれ!


 彼らが熱狂的に、応援するのは

 止めないが、こうも思う↓


 誰かに運命を委ねるよりも

 自分が努力して、価値や

 時間単価を上げるべきではないか?

 

 その発想自体がメリトクラシー側の

 視点かもしれないが、

 どんな時代になっても

 光の指す方向に自分で考え、

 自分の足で進むしかない。🤔


「すべてのものにクラック(ひび)が

 入り、そこから光が差し込む。


〈過去ブログ〉

全てがディールになる日

困難な未来は不可避?

 
 
 

2025年6月22日日曜日

10年後のおはなし


-2035年🏙️-


👱🏻‍♂️「額面の年収はみんな1000万超えるのに

  豊かさは実感できないよね。」


🧔🏻‍♂️「うん。慢性的な人手不足で

  賃金は高いけど、物価はさらに高いヨネ」


👱🏻‍♂️「大都市は家賃高いし

  特に東京🗼はハイパーインフレで

  家賃払うと他にお金を回す余裕がなくなる」


🧔🏻‍♂️「都心の不動産がこんなに上がるなら

  10年前に不動産を買っておけば

  良かったナー」


👱🏻‍♂️「10年前はトランプ関税やら

  AIとか騒いでいたけど、

  インフレ連動資産に

  切り替えたヒトが

  勝ちスジだったよね。」


🧔🏻‍♂️「郊外や地方都市は

  ラストベルトの街みたいに

  錆びれてきて、

  病院とか機能してないし、

  交通機関も限られてる。

  インフラが故障しても

  長期間修理されない場合も多い 

  高齢者も都心志向が強いネ」


👱🏻‍♂️「10年前に戻ったら何する?」


🧔🏻‍♂️「都心に不動産を買っておくカナー

  あと金(ゴールド)と仮想通貨を買う。

  ここ10年で

  国は国防費にお金を回して

  公的サービスを維持できず、

  結局、個人は自己責任・自己負担が

  より顕著になったから

  資産を増やして自分を要塞化して

  いくしかないとみんな思ってるヨネ」



上記はモラリストが描く

10年後の未来🤖である



では、そんな未来に

どう備えたらよいか???


NISAや金(ゴールド💰)/仮想通貨

も有望だが、オススメは不動産だ


資産を持ってないヒトでも

社会的な信用があれば

レバレッジを効かせて

大きな資産を持つことができる


不動産を購入する際、

銀行から借り入れをするが、

勤続年数が長いサラリーマンや

公務員や医師🧑‍⚕️は与信が高く、

借り入れ条件が良い


モラリストのポジションとして

2年前から不動産比率を高めてきた


大阪/京都/名古屋

それぞれの都市で

将来も魅力的と思う駅チカ物件を

いくつか保有している。

⭐️大阪・京都への小旅行は

 だいたい物件下見を兼ねている


最近、東京や大阪では

マンション賃料が上昇しており、

立地の良い不動産は

インフレ対策になりうるナーと

感じている


オーナーになると

確定申告や固定資産税など

手続きはあるが

管理自体は委託しているので

サラリーマンの片手間でも

難しいことはない。



10年後は誰にも分からない😌


ただ確かなこともある


世の中の変化は今以上に早く

じっとしていると

ジリ貧になるということだ。😮‍💨


まずは

今後10年に向けた自分なりのポジションを

考えることから始めることをオススメしたい🤔


<参考サイト>

なぜいまサラリーマンが不動産投資なのか

サラリーマン大家とは

サラリーマンが不動産投資で節税


<過去ブログ>

ポジションの変更

不動産の魅力





2025年6月15日日曜日

チャンスあり❗️


社会には常に課題があり、

あるべき姿と現状の差に

ビジネスチャンス⭐️がある。


社会問題はメシのタネで、

AIが普及しても

ヒトの仕事はなくならない。


社会課題の解決にイノベーションで

取り組む番組は前向きで好ましい。


以下の番組はチェック✅している

クローズアップ現代

ガイアの夜明け

カンブリア宮殿

いまからサイエンス

ブレイクスルー

 ~不屈なる開拓者~


<↓最近印象深かった特集↓>

★海洋関連★

<海藻ビジネス>

 ⇒シーベジタブル

<ウニの養殖>

 ⇒ウニノミクス

<海流変更に伴う魚>

 ⇒フーディソン

<魚の安定供給>

 ⇒さかなドリーム


★医療関連★

ニューロン新生の活性化

 ⇒理化学研究所:影山センター長

体内ナノマシンDDS

 ⇒東京科学大学:西山教授

アディポネクチン

 ⇒虎ノ門病院:門脇氏

がんの転移再発防止

 ⇒東京医科歯科大学:中山栄誉教授


ネガティヴニュースが

目につきやすいが

世の中良くなっていることも

たくさんあるナーと気づかされる


衣食住が足りて

やるべきことが見つからない

というヒト😮‍💨もいるが、

人生を賭して取り組むに値する

社会的使命はたくさんある。


ただ、これからの社会課題の解決は

実行した場合の副作用(環境負荷)に

ついて考える必要がある。🤔


医療の発達で、長寿が見込まれる将来、

これからの社会で活き活きできるヒトは

他人軸での評価は気にせず、

自分に意味あるものを

情熱を持って取り組める

好奇心が旺盛なタイプ

である。


気候変動/少子化/南海トラフなど、

ネガティブ情報を悲観的に捉えずに、

その事実を社会課題として、

自分が貢献したい課題について

取り組むようなマインドが大切だ。😃


〈過去ブログ〉

好奇心

正しく恐れる

一つの正解がない時代

僕たちの範囲を広げる

未来は明るい










2025年6月8日日曜日

謙虚な姿勢で

 

職場が3月🌸から変わり、

3か月過ぎてようやく慣れてきた。


部下が7人に増え、

組織上、どう立ち回って

良いものかを考えてたが、🤔

迷った時こそ、

200冊を超える読書記録が役にたつ💪


たくさん読んできた本の中で

「リーダーの仮面🎭」をメインとした

識学を参考にしている


・リーダーの役割はルールを決めること

・モチベーションという概念は不要

・リーダーの役割は部下を成長させること

・褒めすぎることはしない。


<識学の参考書籍>

リーダーの仮面

数値化の鬼

とにかく仕組化


組織全体のカラーまでは

変えられないが

自分のスタンスは定まっている。


もう一つ

個人としての心構えは

”謙虚な管理職”を目指している。


役職はただの役割であって、

偉いとかの貴賤はない。


最近読んだジル・チャンの最新刊

謙虚な人の戦略帳」では、


謙虚なヒトの思考パターンでは

「いままでの成功は

運が良かったなどの外的要因に

求めることが多いと説く。

自分を過小評価する傾向にある。」


あーなるほど。

自分の中でも

「客観的な評価と主観が合わないナー」

と、、

周りから期待されていると言われても

ちっとも嬉しくない。😮‍💨


まー仕事の幅が広がり、

自分の成長につながるなら

悪くはないとも考えている。



ただ、

以前の職場よりも仕事量が増え、

本📕を読む時間が

減ってしまっている。🥹


良い本に出会うことは

自分のなかで意味あることだから

本は買い続けている。

(多少詰んどく気味、、📗📘📕)



<過去ブログ>

識学の概念

シン・中間層

1つの正解がない時代<特別編>

読書の効用<特別編>



2025年6月1日日曜日

不毛な時間


 現代は溢れる情報で

 お腹いっぱいになる。

 

 これからの時代は

 やることとやらなくて良いことを

 選別する”目利き力”が求めれる。


 不毛な時間を減らすことも有効だ。


「ダラダラ見続けるながらスマホ時間」

 

 これを減らしたいと思うなら、

 他にすべき行動や習慣をもってないと

 ”やめる(断食)”だけでは長続きしない。


 つまり、

【どうなったら最高なのか?】

 ”自分がこうありたい”

 といった理想を持つ必要がある。


 結果的な”ながらスマホ”は、

 時間を無駄にしたと後悔するが、

 明確に”オフの時間”として

 「なにもしない!」とか決めたほうが

 後悔は少なく、

 パフォーマンスや想像力を保ちやすい


 働き方改革や、時短家電などで

 自分時間が増える中、

 不毛な時間を減らし、

 自分に”意味ある習慣”につなげる

 ことは、重要な個人への問いだ。


 過去と他人は変えられないが、

 自分と未来は変えられる。



<最近読んだ本>

 
<過去ブログ>

 
 












2025年5月25日日曜日

京都散策(五月編)


先日、京都⛩️に行ってきた。

本格的暑くなる前に

友人と散策しようと

今回は嵐山エリア☆


①鈴虫寺(華厳寺)

秋の虫である鈴虫を年中飼育しており、

いつでも鈴虫の音色が聞けることで

有名な嵐山にあるお寺

住職さんの為になる良い説法も聞け、

外国人も少ない落ち着いた

雰囲気を満喫した。









②竹林の小径 

嵐山まで来たので、竹林を散策。

日差しを竹が柔らかく遮り、

手入れのされた竹林と

竹🎋で作られた柵は美しい。








③天龍寺🕋

足利尊氏を開基。

後醍醐天皇の菩提 でもある。

有名な庭園は嵐山を借景に風光明媚

京都屈指の臨済宗の禅刹。






その後、

京福電鉄(路面電車)で

四条大宮まで戻り

錦市場周辺を散策&食べ歩き 。







夜ゴハンは「焼き野菜 五十家」 

以前、テレビ特集を観て

ココで食べるのを楽しみしていた。


京野菜🥬の味を活かした料理。

野菜の良さを出す素朴なメニュー

季節を変えてまた楽しみたい。














京都⛩️は身近な非日常散策。

次は龍安寺と西芳寺に行きたい。

 

2025年5月17日土曜日

物語(ストーリー)

 

前回、

日本には聖典がないと書いたが

自国を統制する不可欠な要素に

物語(ストーリー)がある。🤔


集団を統制するには

ストーリーが不可欠だ。


・キリスト教の福音⛪️

・独裁国家では指導者の武勇伝⚔️


トランプ大統領の

"Make America Great Again"も

ストーリーの一種だ。


日本でも戦前、”一億総玉砕”など、

天皇を中心としたストーリーが

国民全員に浸透していた。


戦後も高度経済成長期、

”日本列島改造論”など、

いまより良くなるというストーリーが

国民の結束力を高めた。


いまも日本ではストーリーが

語られないわけではないが、

国民大多数が信じるストーリーは

見当たらない。


ハラリ氏のNEXUS 情報の人類史 によると

以前は、新聞📰・ラジオ📻など限られた

媒体が中心で中央からの発信が主だった。

それ以外の発信媒体にチカラもなく、

SNSのような効果的な

伝達方法もなかった。


ストーリーが浸透しやすかったのは

情報伝達の手段が

統制されていたからだ。


現代ではストーリーを浸透させることは

できないだろうか???


浸透しにくいが全くないとは言い切れない。


例えば、国難といえる

有事(戦争🪖・大規模災害)の際、

素晴らしいストーリーならば

浸透するはずだ。


大規模な集団を維持するには

共同主観的現実が不可欠である。


国家にも個人にも、

ストーリーが欠かせない。




2025年5月9日金曜日

何をすればいいのサ?


GW前半は実家(仙台)帰省した。

(今回は✈️で単身帰省)


<友人との会話>

過労死防止を国が掲げて、

我々のようなサラリーマンも

若い頃に比べて、休みが増えた。

しかし増えた時間で

”じゃーなにをすればいいのサ?”

は教えてくれない。


ふむ🤔

この疑問は共感できる。


家族と大切な時間を

過ごすべきなどと言われているが、

人間関係の距離感はそれぞれだ。

家族で過ごすことだけが

最適解とは言い切れない。


単身赴任のような距離感が

ベストな場合もある。


自分は休日、読書📖や

NHK視聴📺をするのが好きだが、

まんがアプリをダラダラ観ることもある。


ヒトによっては、

”水は低きに流れる”ような

もっと自堕落なもの

例えば、酒🍶やギャンブル🎰。

(行き過ぎたヒトはオンラインカジノ)

が好きなヒトもいるだろう。


不摂生な時間が増えるなら、

仕事をしていた方が、むしろ、

”カラダもメンタルも健康”

と言う人も一定数いる。


個人の生活規律は曖昧なものだ。


中東のコーランや

キリスト教の聖書のような

他国にある聖典は

生活に指針(戒律)を設ける。

・過酷な環境下で生き延びる。

・隣人との争いを避けること

宗教を通して、民族が繁栄するために

節度ある生活を説いている。


一方、日本の仏教/神道は

行動規範よりも、冠婚葬祭での役割

という側面が大きいため、

コーランのような個人の行動規範が

国民全体にあるとは言えない。


その代わり、日本は災害が多いので

村社会単位での規律があり、

”よそ様に迷惑をかけない”といった

独自の風習が浸透している。


しかし、安易なカタチでの

個人主義が蔓延しつつある現状では

先の問い

”じゃーなにをすればよいのサ?”

に対して

宗教的な聖典がない為、

だらだらスマホで

クラゲ🪼のように彷徨ってしまう。


一つの解は

【スマホより運動時間を増やす】

である。

SNSや動画視聴を

ズルズル過ごしても

幸福感が高まらないことを

我々は気づいている。


メンタルに良い影響を与える

運動習慣(ウォーキング等)が

聖典のない日本では大切になってくる。



2025年5月2日金曜日

リアルと常時接続


スマホ時代は何が変わったか?🤔


アテンションエコノミーは

スマホ📱を通じて注意を分散され、

我々は薄いマルチタスクに

慣れてしまった。


何一つ集中していない希薄な状態


これはスマホを使ってないとき、

対面のやり取りの時さえも

希薄になっている。







 

LINEスタンプのような

反射的なコミュニケーションは

やりとりの中身よりも

繋がっていること自体が

大切となっている。


リアクションの単純化は

豊かな表現育成を遠ざけている。


また、常時接続で

失われたものは孤立と孤独だ。


自らの意思で孤立した状態を作り、

”自分自身の対話”は孤独の中で考える。


他者から切り離された

何かに集中している状態だ。


スグにスマホを触るのは

向き合うことを遠ざける。


自分自身との対話は

キラキラ✨したものではなく、

もやもや🥴が残る。

惨めな気持ち😣に

なることもあるだろう。


ただ何かから逃れるように

SNSや反射的コミュニケーションを

し続けても幸福感は高まらない。


結局、逃れられないし、

少しずつでもデジタルデトックスして

向き合う方が良さそうだ。


連休中に、

自分自身との対話をするのに

おススメの最新刊は以下だ。


スマホ時代の哲学









 

2025年4月26日土曜日

赤い目玉のさそり


岩手県にある釜石線は

宮沢賢治のゆかりの地であり、

河童の伝説を伝える

遠野物語[柳田國男]や

いまは花東の大谷翔平の

出身地としても有名である。


宮沢賢治の童謡

「星めぐりの歌」は印象深い

-------------

あかいめだまのさそり

ひろげた鷲のつばさ

あをいめだまの小いぬ

ひかりのへびのとぐろ

オリオンは高くうたひ

つゆとしもとをおとす


アンドロメダのくもは

さかなのくちのかたち

大ぐまのあしをきたに

五つのばしたところ

小熊のひたいのうへは

そらのめぐりのめあて

-------------


NHK BS「新日本風土記」では

地域特有の文化をベースに

お祭りや地域おこしの取り組みは

先祖への敬意も併せ持つ

良き習慣を観た📺


しかし、

混迷する世界情勢(トランプ関税)は

世界の隅々にまで暗い影を落とす。


所得が少ない地方や

福祉の分野などがより割を食う。


もっと地方の生活を守れる

より良い経済システムはないものか

と考えたときに

成田祐輔氏の最新刊

22世紀の資本主義」は参考になる。


お金からの脱却を説き、

・お金という尺度を無くすという発想

・個人ごとに価格が異なる世界では、

 定価という概念がなくなり、

 取引が完全に個別化

・経済とはデータの変換

 (アートークン)


全てを置き換えることは難しいが、

一部が切り替わることはあり得るし、

地方は親和性が高いのではないか?

とも思った。


地方は衰退。都会はキラキラ☆

そういった画一的な発想から

脱却するきっかけに

なりうるかもしれない。


↓過去ブログ↓

休む<特別編>

勝ち負け<特別編>

退屈する<特別編>

考え直す<特別編>



2025年4月21日月曜日

強者と退屈の倫理学


アメリカが仕掛けた関税戦争に

勝者は見当たらず、同調する経済学者や

金融アナリストも見当たらない。


むしろ

極端な判断をする大統領に

再考を促したりしない政権組織の方が、

より深刻な問題に思える。


①自国の多くの子供・若者達が

 未来に希望を感じられる。

②途上国の若者が

 明日はもっと暮らし向きが良くなる。

 と夢みることができる。


上記に寄与しない政策は

すべて失策と切り捨てても良い。


今後、アメリカ依存を減らし、

リバランスへの動きは

一段と強まるだろう。


我々個人は、

"情報に幸せを搾取されすぎている"

と気づくべきだ。


いまや世界の多くのヒトが

生存に関する最低限が満たされ、

衣食住も足りて、

時間的・金銭的な余裕が生まれた。


それは長年人類が夢に見てきた

理想郷であるはずだった。


しかし、

生存に必要な使命がなくなると、

ヒトは”退屈”という副産物に

苦しむようになる。


その結果、

生産者が都合の良いように

広告やその他手段によって

巧妙に用意でされた

退屈しのぎを“消費”するようになる。

ex:オンラインカジノ

  モデルチェンジしたクルマ


それらは自ら望んでいたものではなく、

加工された良さげな情報で、

「なんか欲しい、、やってみたい、、」と

外部から作られた欲なのに

自らの意思だと錯覚してしまう。

(=知らなければ必要なかった)


SNSで見るような

キラキラした毎日を夢みるのは

退屈から逃れたいからである。


本質的には

自分が惨めになることから

逃れたいのである。


今自分を取り巻く情報は

本当に

自分の幸福に寄与しているのか

一歩引いて考えてみる。

これが原点になる。


その為には

デジタルデトックスして

自分が何をしたら喜びや

満足するかを自分の特性を理解し、

内省することが大切だ。


4/20のNHKスペシャル

オンラインカジノ”人間操作”の正体

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の

NEXUS 情報の人類史

いずれも情報への警笛を鳴らす。



巧妙に作られた悪い情報は
「大衆のアヘン」である。












 

2025年4月15日火曜日

読んで良かったゼ本[2025その2]



最近良かった本を紹介!


シン読解力 [新井紀子著]


大切なのは教科書を

”正確に読み解くチカラ”

教科書の書かれ方には、

ある種の型があり、

その型を意識させる方が

教育効果が高い。


☆新井さんの提唱するRST

 (リーディングスキルテキスト)

 の分析は説得力がある。

 このシン読解力をどれだけ

 強化できるかがカギになる

 教育に携わるものなら

 読んでほしい良書だ。










人生の経営戦略[山口周著]


膨大にある時間的資源を

適切に配分することで

3つのウェルビーイングに転換させる

・人的資本(スキル)

・社会資本(信用・友人・家族)

・金融資本(財産)


経営思想のように、個人の人生に

常に軌道修正し、

良質な失敗経験を取り入れる。


☆山口さんの最新本。

 柔軟に変化する組織経営思想を

 人生設計にうまく落とし込み、

 自分でも学びが多かった。

 若いヒトに読んでもらいたい。











両利きの経営

[チャールズ・A・オライリー著]

[マイケル・l・タッシュマン著]


なぜ大企業でのイノベーションは

難しいか。(サクセストラップ)

大きな成功事業が小さな事業を

つぶしてしまう。

変化できないリーダーおよび組織

1970年代、圧倒的なシェアを

持っていたシアーズは衰退し、

Amazonは革新を続けている。

深化と探求をベースとした

両利きの経営の必要性を説く。


☆有名で読みたいと思っていた本

 これは名著というべき良書である。

 両利きの発想を持っている

 経営者はごく一部だが、

 読むべき一冊といえる。











世界の一流は休日なにをしているか

[越川慎司著]


日本人の78.5%は"疲れている”と回答

一方、世界のエグゼクティブは

休日こそ主役であり、平日は

大事な休日のためにある。

<3つの改革>

(1)心身を休める時間を増やす

(2)生み出された時間で

 新たな事業に着手する

(3)未来に備えて勉強の時間を作る


☆ランキング上位の本

 アクティブで”動”の休日によって

 心身リフレッシュは納得










シン・日本の経営

[ウリケ・シェーデ著]


 日本は30年間ゆっくり

 進むことを選んだ。

 ただそれを停滞とは言えない。

 いまでも経済複雑性ランキング

 日本は世界首位で

 希少で他の追随を許さない

 製品を作っている。


☆米大学の教授で親日家の著者の

 視点から見た日本経済の分析。

 ”ThinkDiffrent”というべき

 興味深い視点である。










メモ📝している読書記録は

200冊を超えた。_φ(・_・

本📕は良質な情報を与えてくれる

大切な情報源だ。


★過去の良かったぜランキング★

読んで良かったゼ本[2025その1]

読んで良かったゼ!ランキング2024

読んで良かったゼ!ランキング2023

読んで良かったゼ!ランキング2022

読んで良かったゼ!ランキング2021

読んで良かったゼ!ランキング2020

読んで良かったゼ!ランキング2019

読んで良かったぜ!ランキング2018