2025年6月29日日曜日

クラックから光は注ぐ


 今週はマクロ視点🌏

 

 自由経済を掲げる

 アメリカ主導の資本主義が

 長い人類史でたどり着いた”解”だと

 最近まで皆考えていた。

 

 ・ソビエト連邦の解体

 ・中国の市場開放


 この70年はもっとも歴史上、

 戦争🪖でヒトが死なない

 時代であった。

 多くの問題を抱えながらも

 その観点ではうまくいっていた


 新自由主義は

 ・実力があればのし上れる

 ・機会はだれでも平等

 というメリトクラシー(能力主義)

 を掲げられ、多くのヒトの

 衣食住が満たされた

 グローバル化の中で

 チャンス⭐️は誰にでもある

 豊かな時代到来と

 旗🚩が掲げられた。

 

 しかし、実際には格差が広がり、

 豊かになったのは

 ごくわずかなエリート層や

 資本家だけで、

 その波に乗れなかった9割が

 自分らは搾取されていると扇動され、

 トランプ政権のような

 ポピュリズム政治を生み出した。


 ネガティヴな報道が多いが

 それが大多数の民衆の求めであれば、

 悲観的に捉える必要はない。 


 新自由主義は

 制度に限界を迎え、ついに終焉。

 次のステージに移行するだけだ。

 

 さてさて、

 ポスト新自由主義は

 どんな世界🌍になるのだろう?

 

 ・給付金バラマキのような政策

 ・にっくき富裕層に対して、富裕税を!

 ・票に結びつかない課題は放置

  →社会福祉の低下

  

 現状に対して、

 不満が爆発した人々にとって

 あまり暮らしやすい社会では

 ないかもしれない。

 

 ゲームチェンジを語る施政者は

 その結末(ハッピーエンド)までに

 導くことはほとんどない。

(途中で非業の死を遂げると

 英雄に格上げされる場合はある)


 大衆は熱しやすく、冷めやすい 。

 

 民衆は失望すると

 選挙でオセロのごとく入れ替わる。


 今をなんとかしてくれ!


 彼らが熱狂的に、応援するのは

 止めないが、こうも思う↓


 誰かに運命を委ねるよりも

 自分が努力して、価値や

 時間単価を上げるべきではないか?

 

 その発想自体がメリトクラシー側の

 視点かもしれないが、

 どんな時代になっても

 光の指す方向に自分で考え、

 自分の足で進むしかない。🤔


「すべてのものにクラック(ひび)が

 入り、そこから光が差し込む。


〈過去ブログ〉

全てがディールになる日

困難な未来は不可避?