富の格差も社会問題のひとつだが
格差がなくなる社会は
目指すべき良い世界だろうか?
ちょっと見方を変えてみよう。
例えば、飛行機✈️
東京ーニューヨークの国際便で
ボーイング733は244席
<JALの場合>
エコノミー(147席):22万円
プレミアム(40席):39万円
ビジネス(48席):64万円
ファーストクラス(8席):188万円
全部売れると9564万円だ。
★JAL国際便のクラス構成 |
この9564万円が
航空会社の必要経費とすると、
全部エコノミーにした場合、
351席確保できるが、
同じ売り上げを確保するには
エコノミー(全席)は
1座席あたり27万円(↑5万円)となる
花火大会🎆やコンサート🎹でも
同じことが言える。
SSシート💺など
プレミアムな料金を払っているヒトが
いるからこそ、一般(エコノミー)料金は
抑えた低価格で提供できている。
そう考えると
彼らへの優先的な案内や充実した
特別なサービスも納得できる。😌
世の中には富裕層がいるから
成り立っている部分もあるのだ。
しかし、選挙になると実際は以下だ。
飛行機乗客を有権者とした場合、
どの席でも1票は1票であるため
エコノミーの不満解消が
最優先課題になってしまう。🫤
ポピュリズム政治家は
ファーストクラス(わずか8席)のヒトを
狙い撃ちして
「君たちはファーストクラスの人々
に搾取されてきた。盗まれてきた。
だから席が狭いんだ!」と
エコノミー席の人々を扇動する。👨🏻🦳
不満うずむくエコノミー席の人々には
心地よいメッセージに聞こえるだろう。
ファーストクラスをなくしても
航空運賃は下がらないし、座席も広くならず、
むしろ運賃が上がるという将来は
見えていない。
そんなポピュリズムには耳を貸さずに、、
・自分がどういった努力をしたら
プレミアム⇒ビジネス⇒ファースト
とアップグレード💺できるか?
・時間単価を高く売るためには
何が足りてないか?を考え、
改善の努力をした方が良い。
個人レベルで突き詰めるしかないと思う。
話は変わるが、
商売する上で、大事な教えがある😃
高所得層(ビジネスクラス以上)の
人々向けに、
付加価値をつけて、高級品を売れば、
大きく儲けられるという発想は、
安直だし、もはや時代遅れである。
例えば、機内販売で
「当機では高級品をそろえてます。」と
ビジネスクラス以上のヒトに販売しても
ほぼ買ってくれない。😔
(買うのは新興成金💲くらい、、)
なぜなら、
彼らはすでにモノを持っている。
販売側の安易な戦略を見透かすと、
そっぽを向く。🙂↔️
ココロをつかむストーリーとは
以下のようなものだ。
「盛岡の障害者アート:ヘラルボニーが
”個性を異彩”としてイタリアミラノで
発信した製品と同じシリーズの限定品です」
「海中で過剰繁殖していたスカスカウニを
漁師から買い取り、海藻を含んだ栄養で
陸上養殖して、身がぎっしりにした
瓶詰めのウニ商品を開発しました。
企業利益と社会貢献を両立している
日本ではまだ少ないゼブラ企業の
新商品となります。」
こういった意味(ストーリー)や
体験を求める。
上記のようなメッセージ性が伝われば、
価格が2~5倍💰の値段でも
売上は伸びるだろう。
繰り返しになるが、
政治家が迎合するのは
大票田であるエコノミ―向けの政策である。
それが悪いとは言わないが、
政府はこの30年、エコノミー全体を
底上げするようなことを常に言ってきたが、
果たしてエコノミーは幸せになっただろうか?
いままでうまくいかなかったのに
これから実現可能だろうか?
むしろ、政府に頼ることはヤメて
まずは自分はどの席にいるのか?を把握し、
そこからのアップグレード(現状からの脱却)
を目指す。
〇カネのためだけでなく、
良いものに触れるため、経験するために
アップブレード💺志向をもつ。
〇生活の質は公的支援などアテにせず
自分の努力で改善していくのが
唯一の手段である。