2026年4月11日土曜日

外部環境に左右されない「充足」の作法


前回の記事で、

ガソリンを例に「価格」と「価値」の

違いを考えた。


140円/Lの時も、180円/Lの時も、

クルマを同じ距離を走らせるという

「価値(効用)」は変わらない。


変わったのは、

外部の情勢が決定した「値段」という数字だけだ。


私たちの現代社会は外部環境という

”相場”の世界で生きている。

・物価の上昇

・株式の時価総額

・繁忙期で値段が変わる

 チケットや宿泊料金

 →ダイナミックプライシング

それらに振り回され、

自分の幸福感も外部環境に大きく

依存してしまっている。


他者目線の価値観が強くなると、

「高いモノを身につけたり、所有して

 自分を大きく見せる」

「休日はどこかに出かけて

 SNSでキラキラ生活の投稿」

自分が自ら欲するものではないもので

埋め尽くされてしまう。



①「高燃費な生き方」を模索する

高燃費な生き方とは少ない外部コストで、

最大限の「生の実感(価値)」を

引き出すセンスの領域と言える


例えば、

・丁寧に淹れた一杯のお茶。

・夕暮れ時に、空の色が刻一刻と

 変わるのを眺める数分間

・お気に入りの万年筆で日記を綴る所作


これらにかかる「価格」はそんなに大きくない。

しかし、そこから得られる充足という名の

「価値」は、私たちを高い場所へと

引き上げてくれる。


外部の相場がどれほど高騰しようとも、

自分を満足させる方法を

「自分自身の内側」に持っている人は強い。


② 外部の「価格」に、内なる「価値」を渡さない

ネット証券の評価額に一喜一憂し、

中東情勢のニュースに心を乱す。

それは、自分の心のハンドルを

「外部の価格」に預けてしまっている状態だ。


スキル: 効率的に資産を増やし、流行を追うこと。

センス: どんな環境下でも、平凡な日常に

     価値を見出し、機嫌よく生きること。



ガソリンの値段は、

自分ではコントロールできない。

だが、そのガソリンを使って

「どこへ行き、何を感じるか」は

いつだって自分次第である。

 


2026年4月4日土曜日

値段(価格)と価値(効用)の違い

 

前回のブログ

椅子を奪い合うか、椅子を守り抜くか」の中で、

値段と価値の違いに触れた。

今回はここをもう少し深掘りしてみたい。


田内学氏の著書『お金の向こうに人がいる』では、

本質的な問いが投げかけられている。

「日本のお金全体は増えていない。

  富は移動しているだけだ」と。


お金は、主に3つの財布の間を

移動しているに過ぎない。

① 個人の財布

② 企業の財布

③ 国の財布


「国の借金が膨大だ」というニュースが流れるが、

誰かの借金は、必ず別の誰かに払ったから

借金になっている。利子も誰かに払っている。

国が借金を増やした分、

私たちの銀行口座の数字(資産)も増えている。

具体的には

①国の借金(国債): 約1,200〜1,300兆円

②家計の貯蓄(個人): 約2,100兆円

③企業の内部留保: 約1,300兆円


数字が移動しているだけで、

実態としての「富」が

消えてなくなったわけではない。


1 「日経平均5万円」の正体

鋭い方はこう指摘するだろう。

「日経平均が5万円を超え、

世界の時価総額は増え続けている。

富は増えているじゃないか」と


ここに、「値段(価格)」と「価値(効用)」

の決定的な違いがある。


17世紀、オランダの「チューリップ・バブル」

を例にすると、

縞模様の入った珍しい球根一つに、

家一軒分の値段がついた。

生産以上に「欲しい人」が増え、

聞きつけた投機家たちもどんどん群がり、

価格は上昇していった。

上昇相場の中にいる時、

全員が「自分は儲かっている」と確信している。

最後に取引された「価格」こそが、

自分の資産価値だと信じ込んでいた。

しかし、いずれ価格は崩壊し、

人々は球根1つと家一軒分は

過剰すぎるバブルだったと振り返った。


こうしていままで幾度となく、

バブルが繰り返されてきた。


「〇〇バブルがはじけて、多くの富が失われた」

と表現されるが、正確には富は失われていない。

共同幻想的な妄想がなくなっただけである。


オルカンやタワマンも

いまの価格以上で将来売れると信じているが、

共同幻想がなくなった段階で、価格は崩壊する。

これが「値段(価格)」の正体である。

ただし、その価値は失われていないのだ。


2. ガソリンの価値は変わらない

もうひとつ、具体例を挙げよう。

ガソリンの「価値(効用)」は、

リッター140円の時も180円の時も変わらない。

車を〇km/L走らせるという価値は一定だ。

しかし、

中東情勢という「外部の変数」によって、

その値段が上下している。


これが値段と価値の違いだ。


私たちは新NISAなど、

ネット証券のマイページで

眺めている「評価額」という数字。

これも「価格」に過ぎない。


政府お墨付きを御旗にして、

新NISAに投資している我々も

利回りだけで見て、運用先を決め、

売却時に価格(値段)が上がっていることを

期待する行為である。


チューリップの球根1つを

家一軒と交換した人々は、

最後に何を見たのだろうか。


私たちは、画面上の数字だけではなく、

そのものの本質「モノの価値(効用)」

という実態を見失ってはならない。



2026年3月28日土曜日

椅子を奪い合うか、椅子を守り抜くか


2040年、

これまで当たり前に享受してきた

公的・民間サービスを

受けられる人と受けらない人が

でてくる未来がやってくる。


いわゆる「8がけ社会」の到来だ。


働き手が2割減り、

社会全体の生産力が決定的に不足する。

それは、1億2千万人が限られた

リソースを奪い合う

椅子取りゲームの始まりだ。


「お金がある者だけが、パンを口にできる」

「都市に住む者だけが、医療を受けられる」


そんなさらなる格差社会の到来は

もはや不可避なのか?

 

①カネを増やすことが、救いになるのか

現在、政府は「NISAで資産を増やしましょう」

と個人に促している。


しかし、マクロの視点に立てば、

矛盾に突き当たる


モノとヒトが根本的に不足する未来において、

皆で「カネ」だけを溜め込むとどうなるか?


国民全員の資産が2倍になったとしても、

世の中のパンの生産量が変わらなければ、

パンの値段が2倍になるだけだ。


数字の上での富は、

実質的な力にはなりえない。


今、私たちが力を注ぐべきは、

奪い合うための「カネ」を積むことではなく、

「椅子を減らさないための努力」である。


・販売の無人化

・物流の自動運転化

・定型業務のロボット化


これらは単なる省人化の技術ではない。

未来の誰かの幸せを支えるための

”社会的な蓄積”である。


②「値段」と「価値」の違いとは

中東情勢による原油高など、

「悪いインフレ」が私たちの生活を蝕んでいる。

ガソリン代や電気代の高騰は、

あらゆる商品の値上げが忍び寄る。


ここで立ち止まって考えてみる。

ガソリンの値段は上がっても、

そのガソリンがもたらす「効用(価値)」

は1ミリも増えていない。


新築マンションも食品も、

価値は変わらないまま、

ただ値段という価格だけが膨れ上がっていく。


その元凶は、

目に見える数字を追い求めてきた

「マネー至上主義」だ。


本来、物価や賃金の上昇は、

そこに新しい「付加価値」が伴ってこそ、

社会の進歩と言える。


③守るべき「日本の資産」とは

日本には、世界に誇れる価値が

まだたくさん残っている。


良好な治安、行き届いた公衆衛生、

そして豊かな山河。

これらは、通帳に並ぶ数字よりも大事な

私たちの”生存の基盤”だ。


これらの価値を次世代へ引き継ぐためには、

「ヒト」とというリソースを

どう配分していくかが重要だ。


その意味では国や自治体の役割は大きい

なぜなら政策や予算の配分が

ヒトの流れに大きな影響を与えるからだ。


今、蓄積すべきは「カネ」ではなく、

社会を動かし続ける「仕組み」である。


格差や少子化を防ぐ小さな一歩は

"マネー至上主義"とは違う価値観を

社会が共有することだ。


<過去ブログ>

15年後の未来

8がけ社会

クラックから光は注ぐ








 

2026年3月22日日曜日

読んで良かったゼ本[2026その1]


最近読んで良かった本を紹介!










お金のむこうに人がいる(田内学)


私たちは”自分のお金”に一喜一憂するが、

お金そのものは食べられないし、家も建てない。

 お金を払うという行為の向こう側には、

必ず「誰かの労働」がある。


☆この本はスゴく刺さった。

「自分さえ良ければ」という感覚から、

「良い社会を次世代に贈る」という

 視点の転向を与えてくれた。

 お金の向こう側という

 これからの経済の本質を考える。

 ぜひ読むべき1冊。

   



2030年 来るべき世界

 (エマニュエル・トッド)


 2030年に向けて、世界は

 イデオロギーの対立ではなく、

 より深い「文化の型」の衝突へと向かう。

  現状のニュースを追うだけでは見えない

「底流」を知ること。 


☆すごく洞察の深い一冊。

 「西洋の敗北」も良かったが

 彼の人類学的な視点は欠かせない

 他と違う「思考の物差し」となる。 









「頭がいい」とは何か?(勅使河原真衣)


「頭の良さ」を個人のスペック(スキル)として

 捉える時代は終わった。 

 著者が説くのは、

 これからは計算が速い、知識が多いといった

「出力の効率」を競うのではなく、

 周囲との関係性の中で

 機能する「知性」の在り方

 がより重要になる。 

 みんなちょっとずつ「頭が悪い」ところ

 認め合い、問いを手放さずに

 生きていける社会を目指すこと。 


☆良い指南を与えてくれる1冊。









木挽町の仇討ち(永井紗耶子)


 江戸時代の仇討ちをテーマにした

 連作短編集。 

 真相を追う中で見えてくるのは、

 登場人物たちの徹底した

 「所作」と「身の処し方」だ。


☆最後まで真相がわからない

 現代人が失いつつある

 「筋を通す」という生き方の美しさ

 を教えてくれる。









生きる言葉(俵万智)


 日常の何気ない風景を、

 これほどまでに鮮やかに、

 かつ深く切り取れるものか。 

 俵氏の言葉は、説明(スキル)ではなく、

 共鳴(センス)を呼び起こす。 


☆言葉の「鮮度」と「誠実さ」を

 問い直させてくれる、

 俵さんの短歌をベースにした

「生きるための言葉」たちは美しい。 

 



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2026年3月14日土曜日

中東という新たな変数【特別編】


アメリカとイスラエルは、

中東情勢の緊迫化という、

予測困難な「新たな変数」を世界に提示した。


この事態は、かつてのベネズエラ情勢と比較しても、

はるかに複雑で根が深い。


中東全体が真の安定を取り戻すには、

短期間の停戦では足らず、

最低でも数年単位の歳月が必要となるだろう。


<1970年代の再来>

現在、戦争そのものは

中東諸国での局所的な衝突に留まっている。

しかし、我々が注視すべきは戦火の範囲ではない。

「ホルムズ海峡」という、世界経済の頸動脈が

いつまで閉鎖されるかだ。


いまなお化石燃料に依存する我々は、

50年前の1970年代と同じ、

エネルギー供給の脆弱性という問題に再び直面している。


世界経済の命運は、石油タンカーが

この海峡を安全に航行できるか否か、

その一点にかかっていると言っても過言ではない。


この「航路の安全」という余白が確保されて初めて、

世界の金融市場は正常化への軌道に乗るはずだ。



<内憂疾患と外交の「利用」>

なぜ、いまこのタイミングなのか。

トランプ大統領の動きを俯瞰すると、

一つの仮説が浮かび上がる。

彼は、国内のスキャンダルや深刻な「内憂疾患」から

国民の目を背けさせたいのではないか。


2026年後半に控える中間選挙への

「実績づくり」という強い意識が、

彼を外交的な強硬姿勢へと突き動かしている。


国内問題が紛糾すればするほど、

有権者の視線を外に向けるための

「関与」はしばらく続くだろう。


「貯金」で食いつなぐ米国の強さ

現在のアメリカ経済の強靭さは、

前政権までの蓄積(貯金)が

良い作用を及ぼしているに過ぎない。

だが、その貯金を使い果たし、

外交的なギャンブルに失敗したとき、

深刻な反動は一気にやってくる。


モラリストの直近の見方はこうだ。

基本的には数ヶ月後には、

一旦前の水準(均衡点)に戻る。

しかし、それは「解決」ではなく、

単なる「先送り」に過ぎない。


【個人としてはどうあるべきか?】

それは壊れにくい体質を目指すことだ。

「勝ちにいく人が壊れ、耐えた人が次で勝つ」


NISA一辺倒ではなく、

現金・米国債・金ゴールド・不動産

変額保険による積立などに分散しておくこと。


高利回りばかりに目がいきがちだが、

ポートフォリオ安定化の方が大切だ。

「たまごをひとつのかごに盛るな」

が金言である。


〈過去ブログ)

私たちはなにを望むか

個人のレジリエンス

この急落は【臨時編】



2026年3月7日土曜日

美意識は公共の利益か


私たちは通常、

自分の部屋を片付けることや、

身なりを整えることを

「個人の自由」だと考えている。

誰に迷惑をかけているわけでもない。

自分が良ければそれでいい。


しかし、本当にそうだろうか。


個人の美意識は決して

閉じた空間で完結するものではない。

それは周囲に伝播し、

やがて「社会の規範」や「公共の空気」

を形作る種火となっている。



1. スキルとしての「整頓」、

 センスとしての「美意識」


以前の記事で触れた「スキルとセンス

の対比をここでも用いるなら、

片付けや身だしなみは、

手順を知れば誰でもできる「スキル」の領域だ。


しかし、そこにどのような哲学を込めるか、

どのような調和を求めるかは、

その人の「センス(美意識)」に委ねられている。


美意識とは、

単に高価なものを所有することや、

流行を追うことではない。

それは、自分自身と、

自分を取り巻く世界に対して

「誠実であること」の指標ともいえる。


2. 「割れ窓理論」の逆転的発想

犯罪心理学に

「割れ窓理論(Broken Windows Theory)」

 がある。

一枚の割れた窓ガラスを放置しておくと、

その建物全体、

さらには地域全体が荒廃していくという理論だ。

これは、人間の心理がいかに

「周囲の秩序」に依存しているかを物語っている。


これを逆転させて考えれば、

一人の人間が、

自分自身の周囲を「美しく整えること」は

社会に対する最も静かで、

かつ強力な貢献になり得るということだ。


公共の場で、誰に見られていなくてもゴミを拾う。

自分の持ち物を丁寧に手入れして使う。


これらの行為は、

一見すると自己満足に見えるかもしれない。

しかし、その「佇まい」を見た他者の心には、

無意識のうちに「規律」や

「美しさへの敬意」が芽生える。


個人の美意識の集積こそが、

殺伐とした現代社会を繋ぎ止める

”見えない公共インフラ”を作り出す。

都市部に再開発で建てられた施設は

単なるハコモノで、

その中で活動する人々の意識こそが

真なる価値と言える。


3. 生成AI時代の「肉体を持った美意識」

現代は、生成AIがあらゆる

「正解」を提示してくれる時代だ。

論理的な最適解、効率的なスケジュール、

さらには平均的な美しさまでもが、

計算によって導き出される。


しかし、AIには決して持ち得ないものがある。

それが「身体性を伴う美意識」だ。


画面の中の文字や画像に美しさを

感じることはできるが、

それは「責任」を伴わない。

一方で、

私たちが現実の世界で自分の部屋を整え、

所作を美しく保つことには、

相応のエネルギーと時間がかかる。


自分の欲望を優先させるのではなく、

周囲との調和を優先させて自分の在り方を律する。

この「自律」というプロセスこそが、

人間が社会の一員として果たすべき、

最も高貴な役割の一つだと言える。


4. 40代から意識する「贈与としての美」

20代の頃の美意識は、

自己顕示のための「武装」だったかもしれない。

自分をより良く見せたい、

他者と差別化したいという欲望だ。

しかし、40代となった今思うのは、

美意識は他者への「贈与」へと

変化していくべきではないか。と考える。


例えば、

打ち合わせに清潔感のある服装で臨むことは、

相手の時間と存在に対する敬意の表明。


丁寧に整えられた文章を書くことは、

他者への敬意だ。


美しい所作で食事をすることは、

その場を共有する人々に安心感を与える。


自分のために美しくあるのではなく、

他者が心地よくあるために自分を整える。


この視点の転換こそが、

単なる「こだわり」を

「教養」や「美意識」へと変える。


5. 小さな規律が世界を救う


「社会を良くしたい」と

大上段に構える必要はない。

まずは、自分のデスクの上を整える。

靴の踵を揃える。

言葉遣いから、乱暴な響きを削ぎ落とす。


これらの小さな「個」の規律が、

家庭を変え、職場を変え、

巡り巡ってこの社会の規範を底上げしていく。


結び

美意識は、決して贅沢品ではない。

それは、私たちが人間として、他者と共に、

より良く生きていくための「生存戦略」であり、

社会への「祈り」でもある。


「個」の佇まいが「公」の質を決める



<過去ブログ>

所作【心構え】

クラックから光は注ぐ




2026年2月28日土曜日

15年後の未来


2040年を想像してみる🔍


友👨:「ことしの漢字は”支”だったネ。」


モ🧔🏻‍♂️:「慢性的な人手不足の中で

    “みんなで社会を支えよう”が

    政府のスローガンだもんね。

    5年前ってスーパーっていろんな

    商品並んでたじゃない?

    いまってメーカー納品待ちって

    札があって、ガラガラな棚もある」


友👨:「ネット注文しても1週間待ちはざらで、

    生産側と配送側のどっちかの都合で

    納品待ちが多いネ。

    種類も減ったし、ぜんぶ値段も高い。 」


モ🧔🏻‍♂️:「うん。継続的なインフレの影響もあって

    自販機の缶コーヒーは330円だもんね。

    インフレと人手不足は空気みたいに

    当たり前に受容される社会になったね。

    政府も

    ”生産に協力して所得を増やそう”

    ”働いて社会を支えよう”って推奨して、

    食/医療に関わるエッセンシャルワーカー

    への人員配置の推進してる。」


友👨:「80歳以上でも働いているヒト多いし、

    60歳定年は”人生1周目完了”になって 

    そこからは2周目みたいな扱い。

    働きたい人は人体情報(ウェアラブル)で

    異常がでてなければ、

    働いてOKと方針転換したネ。

    残業規制とかもはや昔のレガシー扱い。」


モ🧔🏻‍♂️:「うん。社会を支えるって美徳だけど、

    実際は大半のヒトは働き続けないと

    インフレに生活が追いつけないのが

    内情ダヨネ。

    高齢になっても

    生活道路の配達ドライバー、

    建設・介護・医療分野とか

    定型じゃない仕事は

    まだまだあるからね。」


友👨:「交通機関は自動運転になったけど

    主要都市以外は便数が減って、

    地方は特に不便が多いみたい。

    両親がデイケアサービスが

      “週3から週2になった”

    って嘆いていたヨ」


モ🧔🏻‍♂️:「あーウチの孫も学校の授業は

    基本は全国一律のオンライン。

    先生は3クラスの担任

    受け持っているらしいヨ。

    多分みんなの名前覚えてないって

    笑ってた」


友👨:「教員の全体数も減ってるもんね。

    病院でも、地方と都市部の

    医療格差は埋めようがない。

    でも急病の時に、

    近くに救急受付病院がないのは

    寿命格差につながるよね。」


モ🧔🏻‍♂️:「インフラやサービスが維持されてる

    都市部にみんな住みたいけど、

    住宅価格は高いし、生活費も高い。」 


友👨:「友人が数少ない売り出し中の

    マンション見に行ったら、

    3LDKで1億8000万で

    都市部でのマンション所有は無理ゲー。

    賃貸で一生過ごすって言ってたヨ。」


モ🧔🏻‍♂️:「なんかさー

    15年前はコンビニやAmazon無料配送が

    当たり前にあって、どこに住んでも

    みんなそこそこ便利な暮らししてたじゃん

    いまの地方の生活って、

    医者や経営者などの地方有力者でさえ

    不便な暮らしをしてるように見える。」


友👨:「結局、お金を持っていても、

    周辺環境が整ってないと

    クオリティ・オブ・ライフは

    維持できないんだよね。

    だから、家賃が高くても都市部の賃貸に

    住むヒトは多いよね。」


モ🧔🏻‍♂️:「最寄りのスーパーにパン🍞がなければ

    財布にお金がたくさんあっても

    意味がないってことだネ。」

   


 ”8がけ社会”になっていく2040年。

 周辺環境の格差が広がる未来を想像してみた。


 みんなが住むエリアを

 自由に選べるわけでないが、

 8がけ社会では

 特に地方で働き手不足が顕著になり、

 今あるロードサイド店舗の多くは

 淘汰されている。

 ただ、その中でもイオンモール周辺は

 生き残る側ではないだろうかと思う。


 イオンは地方都市で、インフラ的存在で

 これからはさらに際立っていくハズだ。

 

 自分が地方で不動産を検討するなら、

 そういう視点で物件を選定する。


<過去ブログ>

8がけ社会

10年後のお話




2026年2月21日土曜日

「余白」が思考を深化させる


水墨画や茶の湯の世界には、

意図的に何も描かない、

何もしない空間や時間としての「余白」がある。


この余白こそが思考の質を決定づける。


情報が絶え間なく脳に流れ込んでいる状態では、

私たちは「反応」しているだけで

「思考」をしていない。


「Aというニュースが出たから、Bと反応する」

「SNSでCが流行っているから、Dと投稿する」

そこには、

自分自身の内側から湧きあがる独自の視点や、

深い納得感は介在しにくい。


あえて効率の悪いこと、

つまり「時間の浪費」を自分に許したとき、

脳は情報の処理から解放され、

自由な連想を始める。


「なぜ自分はあの時、あんな風に感じたのか」

「この社会の仕組みの根底には、何があるのか」

こうした抽象度の高い問いは、

情報の激流の中では決して生まれない。

静かな、淀んだような時間の余白の中でこそ、

思考は深く沈殿し、やがて結晶化する。


40代からの「時間の作法」

私たちは、全ての情報を

追いかけることはできないし、

全ての効率化競争に勝ち続けることもできない。

だからこそ、

「時間の作法」を再定義する必要がある。


それは「速さ」を競うのではなく、

「深さ」を味わうこと。

「アナログな不便さ」を生活に取り入れてみる。

100の情報を浅く知るよりも、

1つの事象に対して、

100の時間をかけて向き合うこと。


「スキル」として時間を管理するのではなく、

「センス」として時間を享受する。


効率化によって生み出した時間を、

さらなる効率化のために使うのではなく、

自分を豊かにするための

「良質な無駄」に投資する。


2月は自分的に守りの時期なので、

自分のインドア生活を肯定して考えてみた。




2026年2月14日土曜日

私たちは何を望むか?


衆議院選挙は自民大勝に終わり、

株高に沸く日本経済。


政治とカネで、

ダメダメ自民と揶揄されていた

1年前とは隔世の感がある。


多様な情報源がある現代でも

皆が信じる物語(ストーリー)があれば、

大きな流れができる。


過去ブログ:物語(ストーリー)


しかし、

いつまで株高が続くのだろうかと

不安を感じるヒトも多い。


2026年は”壊れにくい体質”がキーワードだ。


”壊れにくい”とはなにか?

生活と経済に分けて深堀してみる。


【生活編】

<生成AIが良くする世界>

いままででは知っているヒトだけが、

相対的に優位となる情報を手にしていた。


・富裕層同士で共有する節税方法

・都市部と地方での受験格差


しかし、

ちゃっぴー君の登場で、

誰もが容易に良質な情報を

手にすることができるようになった。


進学/就職/リスキミング/休日の過ごし方など

生成AIは自己実現を

サポートしてくれる強力なツールだ。


しかし、ここで疑問が1つある


生成AI登場前でも

Google検索やスタサプなど

良質な情報を手にできたが

クラスの平均点は上がらないし、

肥満やアルコール依存症も減らなかった。


それはなぜだろうか?


「小人閑居して不善をなす」


良質な情報とともに我々は

スマホという最強の暇つぶしツールを手にした。


暇で暇でしょうがないヒトにとって、

スマホは大衆のアヘンのようものだ。


良質な情報へのアクセスよりも、

時間を浪費するような使い方を好む。


生成AIもすべてのヒトの

健康的でより良い社会生活に

寄与するわけではなく、

良質な情報を

行動に変えたヒトだけが恩恵を受ける。


具体的には

空いた時間を他者のために使うこと

・コドモたちへのサポート

・インフラを維持する手伝い


そして倫理観をもった行動につなげること


そういった自己効力感を高めることが、

ヒトとしてアイデンティティーを

感じられる”壊れにくい生活”となる。


【経済編】

株高という

膨らみ続ける風船はいつ破裂するんだろう?

と漠然と心配を抱えている。


「さー今から半導体株に全つっこみだ。」

とポジションの変更は、

飛躍よりも危うさの方が大きい。

名著:敗者のゲームでは、

個人投資家は機関投資家には勝てないから、

テニスでいえばミスを減らすプレーが大切と説く。


いまからは

「勝ちにいく人が壊れ、耐えた人が次で勝つ」


金利は上昇局面となり、

大きな借入のあるヒトによっては

金利はどこまで上がるの?と不安になる。


人口減による働き手の減少/大相続時代の中、

日本経済の株高/インフレ基調は

どこかで曲がり角を迎える。


風船がいつ破裂するか

極度にハラハラすることなく、

AIバブルがはじけても、

株価が半分になっても、

自らや家族のロードマップを

変えなくてよいように

必要なお金は手元に残しておくことが

レジリエンス強化につながる。


【まとめ】

生成AIが生活を変えてくことは間違いない。

大きな変化に振り回されないで、

不安よりも好奇心を持てるように

”壊れにくい体質”を目指す。


大切なのは

「我々がなにを望むか」である。

 




 

2026年2月7日土曜日

スキルとセンス


スキルとセンスの違いについて考えてみる。

------------------------------------------------

スキル:国語、算数、理科、社会、資格

    ⇒スキルは他者に容易に示せる

センス:女性にモテる

    ⇒特定の尺度では測れない

------------------------------------------------


センスの領域である「女性にモテる」を

深堀してみよう。


モテるとはどういう魅力なのか?


「清潔感をもっているヒトが好き」

という女性は多い。


じゃー爪を切りそろえたり、

鼻毛を切っておくことでモテるか?


それはスキルの範疇で

それだけではモテるには到達しない。


「清潔感を持つ」は

どうしてよいかわからない

これが”センス”だ。


センスには定型的/標準的な方法がない。


要するに努力と得られる成果の

因果関係が極めて不明確である。


センスのないヒトが(完全スキル型)

モテようとすると

まず「モテる」を分析しようとする。


今ならちゃっぴー君に分析をさせて

それっぽいレーダーチャートを作って、

モテ要素を攻略しようとする。


例えば、

「洋服のセンスがないヒトが

 30万握りしめてセレクトショップにいく。」

 ⇒だいたいひどいことになる。


スキルで克服しようとするから

ますますセンスから遠ざかる


モテるセンスを身につけるには

ヒトとたくさん会って

他流試合をすることが有効だ。


〇婚活パーティーで最初のうちは

 成果が出なくて傷ついても

 モテるヒトを実際に見て学び、

 女性が好む傾向を知り、

 自分を少しずつ軌道修正して

 再チャレンジすること


しかし、ヒトは傷つきたくないから

穴熊化して、

AI相談や動画配信/推し活の世界に

逃げ込んでしまいがちだ。

(他流試合をするヒトはかなり少ない。)


もちろん

センスがなくても生きていける。


スキルのみで邁進するのもアリだが、

①教養/気配り/センスのヒト

  vs

②一流大学卒のスキルだけのヒト


「モテる」という土俵では①に軍配が上がる。

(圧勝)


ちなみに学歴カーストやヒエラルキーが大好きで

「バカ女ども」と言っている罵っているのは

②のヒトが多い


どちらが正しいとは言えないが

不思議と、、

仕事のできるヒトと

そうでないヒトにも同じような傾向があり、

センスのヒトの方が社内評価が高い。


この言語化できないセンスは

生成AIでも身につけることが難しい領域だ。


センスを身につけたければ、

界隈ではないヒトと関わり、

居心地が良くないリアル世界で

他流試合の数をこなすことだ。




2026年1月31日土曜日

所作【心構え】


1月印象深かった2つの情報を紹介



"茶の湯の求道者たち”千家十職

 (NHKスペシャル)

 --「千家十職」--

 三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)

 が扱う道具を納める職家の人々で

 千利休のわびさびの精神

 先代からの使命を脈々と受け継ぎ、

 その道を精進している


②「生きる言葉」(俵万智)

 毎日の手触りをもつこと。

 「手触り」とは、

 食事を作る、散歩する、植物に水をやる、

 眠る、といった生活行為を指す。

 小さな習慣を大切にし、

 過度な自己否定や比較から

 距離を置くこと 

 ひとりの時間は、自分を整え、

 日々のノイズから距離を取り、

 心の静けさを取り戻す。


 この2つの良質な 情報から

 ”所作”という共通点を思い描く。


 茶道は茶室・道具・しきたりを通し、

 高い精神性の世界。

 一方、俵さんの「生きる言葉」は

 肩肘を張らない日常的な所作を示す。


 不安が付きまとう日常でも

 自分の所作を大切にすることによって

 生きることは難しくない”という

 感覚を持つことができる。


 少し話は飛ぶが、、

 20年後の社会は大きく変容する。


 2015年まで

 年間100万人いた出生数は

 ------------------------------

 2022年77万人

 2023年73万人

 2024年69万人

 2025年66万人

 ------------------------------

 となっている


 20年後の働く世代の人口構成は

 まったく違う形だ。


「働くことで社会を支える」ことが

 日本の共同価値観となり、

 高齢でもヒトが必要とされる

 社会であることは間違いない。


 健康に年を重ねることも社会貢献だ。


 そんな未来こそ、所作を大切にしながら、

 しなやかに適応していく。


<過去ブログ>

尊敬される国とは

死からの距離感

ヒトと健康習慣


 

 

2026年1月24日土曜日

未来の選択🗳️


 衆院選挙が始まる。


 公約は見ていないが

 良い社会の条件とはなにであろうか?


 それは以下3つを満たすことだ。

 --------------------------------------- 

 ・競争をゆがめない社会制度

 ・人々が未来を選べる環境

 ・対話を促す社会規範

 ---------------------------------------


 これが揺るがない真理である。


 オトナのイチバンの役割は

 未来の世代につなぐことだ。

 

 僕らは長い人類史の1ページを

 担っているに過ぎない。


 次のページにつなぐために

 よりよいカタチでバトンタッチを

 目指すことが大切だ。


 ・現状痛みを伴っても、

  将来世代のためなら実行する

 ・社会課題に対して、解決に向けて

  仕組みを作る。

 ・未来のために必要な労力やお金を提供する。

 ・リアルな経験の場を提供する。


 衣食住が満たされ、

 生命を脅かす危険が薄まると

 自分の”我”を強くした個人主義が増える。


 すべて”自分の為”に

 完結しているとどこか空しい。


 インフレや老後に向けて

 ネット証券で金融資産の数値が

 増えていくのを高揚感もなく見ているのは

 本能的には満足していないのではないか?


 社会課題を解決に取り組むことは

 次世代をよりよくする行為だ。


 大層なことはできないが、 

 自分に刺さる社会課題の解決に

 貢献していきたい。


 同じように考え、具体的な施策を示す

 政党があれば、ぜひ応援したい。


☆260131追記

 自分のブログをちゃっぴー君に読ませて

「〇〇選挙区でイチバン私の考えに近い

 候補者は誰か?」と質問してみた。

 それぞれの主張の一長一短を比較しながら

 イチバン近いのは◇◇です。

 と回答してくれた

 その見解ℹ️も参考にするつもりだ



 <過去ブログ>

 ・物語(ストーリー)

 ・国の借金

 ・お金の向こう




2026年1月17日土曜日

生成AIと仏教


 NHK西本願寺-葛藤と苦悩- 


 世界遺産として知られる 西本願寺は

 鎌倉時代の僧である親鸞が開いた

 浄土真宗の本山だ。


 阿弥陀如来のはたらきによって、

 どのような人でも救われるという

 考え方をベースにした教義をもつ

 

 浄土真宗の教えに基づき、

 お守りや御朱印といった授与品は扱っていない。


 その西本願寺は

 大きな転換点に立たされている。

 

 門徒の数がこの5年で約20万人減少。

 これは寺の運営基盤を揺るがす減少幅だ。


 地方の寺院はより深刻な形で表れている

 地域の人口減少がそのまま寺の姿に重なり

 寺を維持するための費用すら確保が

 難しくなっている現状だ。

 廃寺を検討せざるえを得ない寺も多数ある。


 信仰のあり方が変わる中で、

 仏教の言葉を今の社会に届ける難しい。


 生成AIは悩みについて直接的な回答を

 してくれるのに対し、

 仏教のことばは直接的ではない。 


 では生成AIの台頭で

 仏教を必要としない社会に向かうのか?


 そうは思わない。

 

 人が悩み、苦しむ時代に変わりはない。


 リアルな存在感と歴史をもつ仏教は

 総合学習という形で、人々に寄り添う場として、

 共感の広がりを感じられる役割がある。

 

 時代の転換点で何を守り、何を変えようと

 しているのか西本願寺の模索は続く。

 


2026年1月10日土曜日

大切なモノ🎁

 

 長期連休の際、友人とお話しして、

 気づいたのは

「40代になると、20代の頃と

 大切なモノが変わる」ということだ。🤔


 独身/既婚者/コドモの有無など、

 属性によっても異なるが、

 〇推し活🎉

 〇両親へのサポート🏥

 〇ひとりで国内旅行🚉

 〇近所友人との交流☕️

 など価値観はさまざまに変わる。


 子育てで協力してきた夫婦でも

 コドモが大きくなると、

 共同目標は弱くなり、

 考え方のベクトル↗️はズレてくる。

 

 自分の場合、

 読書と好奇心の向くままに

 深堀研究が大切な習慣と言える。


 個人の資産形成だけを考えるのは

 ”我”や”漫”を強くすると以前述べたが、

 大卒で就職して

 社会生活をちゃんとできてるヒトなら

 何かしらの社会課題に

 関与・貢献した方が良い。


 なぜなら

 遺伝ガチャ/親ガチャ/時代ガチャ

 で言えば、かなりラッキーで、

 与える側の資質を有している。

 

 泉房穂さんの著書📕「社会の変え方」で

 泉さんは障害を持つ弟と二人兄弟。

 母親から”返しなさい”と言われ続けてきた。 


「普通のひとり分でよかったのに

 あんたは弟の分までもって生まれてきた」

 と言われた。


 バイタリティのある泉さんは

 2人分稼げるように猛烈に勉強して

 東大🎓に進学して、弁護士となり、

 明石市長になっていろいろ変革をした。


 原点は障害のある弟への不十分な

 自治体の福祉制度を目の当たりにして、

 ”冷たい社会”への復讐を誓ったそうだ。 


 この社会に”返しなさい“

 ガチャで恵まれてきたわれわれにも

 当てはまるのではないだろうか?

 

 ノブレス・オブリージュ

 フランス語🇫🇷で、

「社会的に高い地位のヒトには

 それにふさわしい役割を担う義務がある。」

 

 生成AIの活用で、問いに対する答えが

 短時間で得られやすい時代になった。

 これからは

 倫理観をもった行動につなげられるか

 がカギとなる。


 モラリストもいままでの取り組み

(献血や被災した自治体への寄付等)

 以外にも関与・貢献を拡げていきたい。


 ちなみに

 こういった考え方に共感してくれる

 ヒトが周りにいてくれることが

 モラリストにとって大切なモノ🎁である。


〈過去ブログ〉

推し活社会

チャンスあり!

困難な未来は不可避?




 


2026年1月3日土曜日

どうなる?2026


2026年を厳しめな見方で考察してみる。🤔

やはりインフレの影響が大きい。


1. 家計・個人への影響(二極化の加速)

<4人家族サラリーマン>の危機感

平均月1.4万円の負担増は

数字以上に心理的ダメージが大きい。

「変動金利が上がるかもしれない」

という不安自体が、

消費マインドを冷え込ませる。


「マイホーム🏠放出」の現実味

特にペアローンで限度額いっぱいに

借りているパワーカップル👥が、

金利上昇+教育費高騰のダブルパンチで

一番のリスク要因になる可能性がある。


<20代若者>のドライな割り切り

「ずっと賃貸」派の増加は、

不動産市場の構造を変える。

持ち家へのこだわりが消え、

「QOL(生活の質)への投資」や

「金融資産(新NISAなど)への投資」

に資金が向かう傾向がより強まる。


<高齢者>の実質マイナス

名目金利が上がって預金利息が増えても、

「物価上昇率>金利」である限り、

実質的な資産価値は目減り。

富裕層以外は「タンス預金が紙屑になっていく」

感覚を味わうことになり、防衛的な消費行動

(買い控え)が進む恐れがある。


2. 都市と企業の構造変化(新陳代謝)

<大都市志向>

確実に加速。東京で消耗するより、

生活コストを抑えつつ十分な都市機能を

享受できるこれらの都市(札仙広福など)が、

「実質的な豊かさ(可処分所得×住環境)」

を求める層の受け皿になる。


リモートワークや転職市場の活性化も、

この「脱・東京一極集中」を後押し。


3. 産業・ビジネスへの影響(淘汰と機会)

<人材の流動性>

「選別のメス」が入る

低金利で延命していた「ゾンビ☠️企業」が利払い

負担と賃上げ圧力に耐えきれず退場することは、

マクロ経済視点では健全な新陳代謝。


労働者優位の時代: 労働人口減少も相まって、

「賃金を上げられない企業には人が来ない」

というルールが徹底。

これにより、労働者はより生産性の高い、

成長産業へ移動せざるを得なくなる。


<外食産業>の二極化

サイゼリヤ🍕(低価格・高コスパ): 

生活防衛意識の高まりで、圧倒的な支持。

富裕層向け(高付加価値): 

インバウンドや資産効果で潤う層向け。

価格転嫁が容易。


中価格帯(1,500~2,000円)の苦境:

 ここが一番厳しい。「家で作るよりは高いが、

特別な体験というほどでもない」

チェーン店は、選別され淘汰。


 <新しい潮流>

この「金利ある世界・インフレ・高齢化」の中で

新しいビジネスは以下だ


[ロンジェビティ](不老長寿ビジネス)

金利上昇で資産を増やした富裕高齢者が、

最後に欲しがるのは

「モノ」ではなく「時間と健康」。

NMNサプリや幹細胞治療など、

保険適用外の高額医療・ヘルスケア市場は、

数少ない「青天井」の成長市場。

AIブームよりも大きな潮流になる。


[WHERE](不動産テック)

東京などの一等地はすでに開発され

尽くしているため、衛星データやAIを使って

「見過ごされている土地(空き地、未利用地)」

を見つけ出す技術は、高騰する不動産市場

における「裁定取引(アービトラージ)」

のようなチャンスを生む。


[セカイホテル](分散型ホテル)

「ハコモノ(巨大ホテル)」を建てる

コストが金利と資材高で高騰する中、

既存の「空き家」という負の遺産を

リノベーションして活用するモデルは、

理にかなう。

地域全体をホテルと見立てることで、

地域経済への波及効果も高く、

地方創生の切り札になり得る。


<<総括>>

個人の「金融リテラシー」と

「稼ぐ力」によって格差が開く未来。


特に「1.5%までは既定路線」という認識のもと、

今のうちに変動金利リスクのヘッジや、

自身の市場価値向上(転職・副業)に

動いている層と、そうでない層の差は、

数年後に大きな差となっている可能性が高い。


レジリエンスを強くできる

情報を提供していきたい。




2026年1月1日木曜日

新年のご挨拶

   

 新年あけましておめでとうございます。🎍

(仙台帰省中❄️)


 <今年の目標>

 ①体重をあと3kg落とす。

  ⇒去年と変わらず

 ②運動習慣の継続

  ⇒1日10,000歩

 ③良質な生活習慣

  →読書/睡眠


 今年もたくさんインプットし、

 アウトプットを続けていきます。

 

 本年も宜しく☆