2026年9月5日土曜日

読んで良かったゼ本[2026その3]

 

最近良かった本を紹介!









北極星 僕たちはどう働くか[西野亮廣 著]


『夢と金』から3年ぶりとなるビジネス書。

 34時間で4億8,000万円を集めた

 クラウドファンディングや、ブロードウェイ

 舞台のプロデューサーなど、日本人が誰も

 経験していないスケールの挑戦から得た

 知見を詰め込んだ一冊。


☆前作に続き、独特なキレ味のある内容。

 特に事業投資型クラウドファンディングや

「迷いと悩みは別モノ。」といった見解は

 秀逸である。

















 [麻布競馬場 著]

 地方から夢を抱いて東京に出てきた若者たちの

「その後」を描く22の短編集。

 スケールの挑戦から得た知見を詰め込んだ一冊。

 高学歴・大企業に入ったはずなのに、

 虚しさと諦念の中で生きる都市生活者の姿を

 独白体で鮮烈に切り取る。

 

☆高学歴だけど社会に馴染めない若者。

 背伸びして都会で暮らしてるけど

 ドロップアウトしかかってるヒト。

 みんな満たされていないという共通点がある。

 タワマン文学として秀逸である。











 




人文知は武器になる[山口周・深井龍之介 著]

 AIが「正解を出すこと」を代替していく時代に

 哲学・歴史・文学などの

「人文知」こそが武器になると説く対談本。

 山口周氏が「美意識」「アート思考」

 の観点から、ビジネスパーソンに求められる

「Whyを問う力」と「問いを立てる力」

 を語り合う。


☆「何をできるか」より「なぜするか」。

 先のブログで紹介した"能力より希少性"の

 着想はここにある。

















多類婚姻譚[凪良ゆう]

 現代における愛と婚姻の5つの物語

 セクシュアリティ、金銭感覚、

 世代間格差、成育環境など、

 ブログ希少性論の原点はここにある。

 あらゆる価値観が対立する中で

「一緒に生きること」の難しさと祈りを描く。

☆結婚という人生の大イベントを通して

 地方出身者の「重力」や23区出身者の

「身軽さ」を鮮やかに描く。
 
 オススメな一冊






 [泉房穂・福田充 著]

 泉房穂氏が危機管理学者・福田充と対談。

 国民負担率が5割近くに達した日本で、

 なぜ国民の生活は豊かにならないのか。

 税制・社会保障・地方自治の歪みを解明し、

「企業を応援する政治から 

 国民を応援する政治へ」

 の転換を具体的な政策論とともに提示する。


☆「中負担・低福祉」という

 日本の構造解説論は腑に落ちた。

 お金を再分配する公的役割の重要性は

 理解していたつもりだか、泉さんの

 持論はさらに社会派の政治家として

    参考になる。















 麻布競馬場が描く「東京の孤独」

 凪良氏が描く「一緒に生きることの難しさ」

 この2冊は、

 現代社会で、他人との繋がりを維持する

 難しさを今風に表している。

 都会で軽やかに生きていける

 "箱"は用意されているのに

 なぜか社会でうまくやれない。

 本を読む中で思ったのは

 人々の暗黙知という要因もあるのではないか?

 スキルとセンスの領域で言えば

 センスの領域。

 AI利用ではなく、コドモのうちから

 たくさんヒトと接すること

 言わば他流試合をすることで

 学べる領域と言える。

 
 

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