岩手県にある釜石線は
宮沢賢治のゆかりの地であり、
河童の伝説を伝える
遠野物語[柳田國男]や
いまは花東の大谷翔平の
出身地としても有名である。
宮沢賢治の童謡
「星めぐりの歌」は印象深い
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あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす
アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたいのうへは
そらのめぐりのめあて
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NHK BS「新日本風土記」では
地域特有の文化をベースに
お祭りや地域おこしの取り組みは
先祖への敬意も併せ持つ
良き習慣を観た📺
しかし、
混迷する世界情勢(トランプ関税)は
世界の隅々にまで暗い影を落とす。
所得が少ない地方や
福祉の分野などがより割を食う。
もっと地方の生活を守れる
より良い経済システムはないものか
と考えたときに
成田祐輔氏の最新刊
「22世紀の資本主義」は参考になる。
お金からの脱却を説き、
・お金という尺度を無くすという発想
・個人ごとに価格が異なる世界では、
定価という概念がなくなり、
取引が完全に個別化
・経済とはデータの変換
(アートークン)
全てを置き換えることは難しいが、
一部が切り替わることはあり得るし、
地方は親和性が高いのではないか?
とも思った。
地方は衰退。都会はキラキラ☆
そういった画一的な発想から
脱却するきっかけに
なりうるかもしれない。
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