最近読んで良かった本を紹介♪
尾原 和啓 (著)
アウトプット(完成形)と
同じようにプロセスにも価値がある。
「役に立つ」は
勝者の椅子はわずかで、
グローバルハイスタンダードの競争である。
例)iPhone、プリウス
一方、「意味がある」を目指す場合
そのプロセスを消費者と共有し、
意味を伝えていくのが重要な役割と説く。
例)ベスパ、写ルンです
個人は何を求めて消費をするか?
自分のアイデンティティーや所属欲求である。
プロセスを共有したストーリーは
多くの人の共感を呼ぶ
未来の参考になる良書だった。
ジム・コリンズ (著), ビル・ラジアー (著)
最高の人生と長い人生は違うと区別すべきだ。
<過去の成功者から学び>
成功した決定的な影響を与えたのは
出来事ではなく、人である。
・偉大な企業は正しい人材なくして作れない。
・社員に成長してほしければ、
まず自分が成長する
・金銭的インセンティブでは
偉大な企業はつくれない。
・有能なリーダーシップとは
①信念を伝える。
②最高のロールモデルになる
③決断力は持つが、頑固にならない。
④責任は自分が引き受け、成果は共有する。
大切な要素は「愛情」と「敬意」と説く
この本は日本語訳が良く、仕事に活かせる
ヒントがたくさんある良書である。
③新失敗学
畑村洋太郎
失敗学の最新本
新型コロナへの日本の対応は避け得た
「悪い失敗」と切り捨てる。
この原因は、
行政でのエリートは90年代までは
ペーパーテストの高い人で同質性をもって、
ミスの少なく、素早く正解を出す人材で
機能していたが、現在、求められる能力は
複雑な現実に対応する能力。
偏差値の高さでは不十分で、少なくても実際に
目の前に動いている社会問題に対応する力が
求められている。
上記となった真因としては、
日本の多くの組織は自ら積極的に動くことを
あまり評価せず、”減点主義”
失敗を評価しないことにある。
失敗を避けるために、知識を取り入れるとき
「なんのために」の問いを意識すること。
平易な文章で構成されているが、
切れ味のある内容で、
こちらも一読をオススメする。
アダム・グラント (著), 楠木 建 (監修, 翻訳)
変化の激しい時代に生きるために、
貴重な認知スキルとして
「学びなおす、学びほぐす
(知識をリセットして学びなおす)能力が必要」
再考することは、周囲の人から、
より多くのことを学び、
後悔のない人生を歩む方法だ。
信念を進化させる必要性を説く。
この本は素晴らしい。
何度も読み返すべき、名著といえる。
⑤とんび
重松清 著
ホリエモンの本を読んでいたら、
獄中でメチャ泣いた。とあったので読んでみた。
ぐいぐい引き込まれ、一気に読んでしまった。
とても感動的な物語。
重松さんの本は初めてだったが、
すごく引き込まれ、
「十字架」という本も読んでみた。