最近良かった本を紹介!
①ホワイトカラー消滅[冨山和彦]
「シン・学問のすすめ」を提唱。
付加価値労働生産性を高めるために
日本の一般的なホワイトカラーは
アドバンスト・エッセンシャルワーカー
を目指すべき。
☆この本に記載されている指針は
方向性はほぼほぼ正しい。
ただ、みんなそこまで
器用じゃないから、、
実践は数百倍難しいと思う。
②羊の鋼の森[宮下奈都]
ピアノ調律師の物語。
調律という仕事。
そして音に対する深い洞察。
物語は美しく展開される。
☆この本は素晴らしい。
調律への深い理解ができた。
ぜひ読むべき一冊
③手段からの解放[國分功一朗]
消費社会において”楽しむ”とは
どういうことだろう。。
4つの快”快適・美・崇高・善”。
カントが残した書物から深堀し、
享受はその人の感性や感覚を育てる。
☆國分先生の最新刊
現代は嗜好品が存在する余地が
どんどん狭くなっているは納得
④人生の壁[養老猛司]
養老先生は80代を迎え
「バカの壁」からの集大成として
諸問題に対していま思うことを
広く展開。
☆こども時代は大人になるための
準備期間ではない。早期教育は
子どもへの圧力を増すだけ。
社会から不純なものを排除していくと
いい加減さや緩さを許容しない方向
に向かう。
共感できる内容である。
BSテレ東「あの本読みました?」は
良質な番組。
ここから次の本のヒントを
もらうことも多い。