2025年2月9日日曜日

読んで良かったゼ本[2025その1]

  

 最近良かった本を紹介!


 ①ホワイトカラー消滅[冨山和彦]

 「シン・学問のすすめ」を提唱。

 付加価値労働生産性を高めるために

 日本の一般的なホワイトカラーは

 アドバンスト・エッセンシャルワーカー

 を目指すべき。

☆この本に記載されている指針は

 方向性はほぼほぼ正しい。

 ただ、みんなそこまで

 器用じゃないから、、 

 実践は数百倍難しいと思う。









羊の鋼の森[宮下奈都]

 ピアノ調律師の物語。

 調律という仕事。

 そして音に対する深い洞察。

 物語は美しく展開される。

☆この本は素晴らしい。

 調律への深い理解ができた。

 ぜひ読むべき一冊









手段からの解放[國分功一朗]

 消費社会において”楽しむ”とは

 どういうことだろう。。

 4つの快”快適・美・崇高・善”。

 カントが残した書物から深堀し、

 享受はその人の感性や感覚を育てる。

 ☆國分先生の最新刊

  現代は嗜好品が存在する余地が

  どんどん狭くなっているは納得









④人生の壁[養老猛司]

 養老先生は80代を迎え

「バカの壁」からの集大成として

 諸問題に対していま思うことを

 広く展開。

☆こども時代は大人になるための

 準備期間ではない。早期教育は

 子どもへの圧力を増すだけ。

 社会から不純なものを排除していくと

 いい加減さや緩さを許容しない方向

 に向かう。

 共感できる内容である。









BSテレ東「あの本読みました?」は

良質な番組。

ここから次の本のヒントを

もらうことも多い。